« マイナー雑誌から、伝統芸能の話題 | トップページ | なぜに年末は昭和歌謡?(笑) »

2007.12.24

立ち見の国立演芸場

12月23日(日・祝) 「円丈の『らくだ』をやる会」 13:00~ 於・国立演芸場

(全員で挨拶)、彦いち・反対俥、喬太郎・擬宝珠、小ゑん・(鉄道オタクの噺)、昇太・お見立て--仲入り--白鳥・ナースコール、円丈・らくだ

 仕事は年末のラストスパート真っ最中だけれども、幸いにもこの日は休み。おかげで人気のこの会にも行くことができた。国立の主催公演だからか、当日券=立ち見のお客さんを入れていた。SWAのメンバーが揃ってるけど、わりと年輩のお客さんも多いんだなあ、というのが第一印象。

 幕があがると、円丈師以外の出演者が舞台上に勢揃い。「(自分が入門した)当時は、円丈師匠は古典の人だった」云々の話のあと、その円丈師匠も登場。しかし、みんなが並ぶと・・・喬太郎さんの「お腹」ぷっくりが、すごく目立ってましたよ。

 彦いちさんの「反対俥」を聴いてるうちに、彼の真打ち昇進披露@紀伊國屋(ホール? サザンシアター?)に行ったことを思い出した。その時、この噺を聞いたはず。もっとたっぷりバージョンだったけど。動きにも迫力があって、さすが武闘派(笑)。

 喬太郎さんは相変わらずウルトラマンネタのマクラ。好きなものは仕方ない、みたいなところから、すっと『擬宝珠」へという入り方がお見事! いつも必ず面白い喬太郎ワールドなのでした。そして小ゑん師匠、私は全く初めて。マクラでの秋葉原の話などでは、フーンくらいだったけど、なんと鉄道オタクの噺だったから引き込まれちゃった。だって、我が家にも1名、鉄ちゃんがいるんだもん。レールウェイ・ライターの種村直樹先生の名前とか、ピンポイントで受けちゃう(うちの鉄ちゃんは小6の頃から「予備会員」)。私にはあまりにも「ありがち」感があるけど、客観的には「ヘン」なオタクちゃんの生態だろうな。

 昇太さんは、永遠に「かわいいキャラ」なんだなぁ、と、わけもなく思ってしまう。最近はなかなか聞きにいけてないことを、少し反省・・・でもね、チケットが取りにくいんだよー。白鳥さんのハチャメチャ看護婦さんの噺もあっさり?楽しい。奥田英朗の「伊良部先生」のクリニックにスカウトしてはどうでしょう。

 で、問題(?)の円丈「らくだ」。私はここ数年の落語ファンで、それ以前の、昭和の頃の隆盛期のことは何も知らない(テレビも見た記憶がないので、落語ファンではない友人が知ってることすら、何も知識がない)。だから、円丈は新作じゃなきゃ、とかいう気持ちもないのよね。

 円丈流「らくだ」は、テンポは今イチかと思うけど、ストーリーやキャラクターの造型などに違和感がなかった。というか、一般的に演じられる「らくだ」の中で、どことなく納得のいかない部分(別に変ではないものの)をひとつひとつ咀嚼した上で話している感じがした。

|

« マイナー雑誌から、伝統芸能の話題 | トップページ | なぜに年末は昭和歌謡?(笑) »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« マイナー雑誌から、伝統芸能の話題 | トップページ | なぜに年末は昭和歌謡?(笑) »