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2007.12.12

スイートよりはビターな、チェコアニメ

12月12日(水) 「ファンタスティック! チェコアニメ映画祭」 於・ユーロスペース(12月14日まで)

(ビタースイートプログラム。78分)理想、爆弾マニア、剣の結末、アイスホッケー、聖火ランナー、カンティレーナ、ナンセンス、小さな道化師ファンファロン

 サントリー美術館で「鳥獣戯画」の後半を見てから渋谷へ(鳥獣戯画も会期終了間近なので、前回よりもずいぶん混んでいた。でもまあ、甲乙丙丁の4巻だけはじっくり見たけど、後はそこそこ)。

 ところでユーロスペースは東急本店の近くへ移転してからは初めて。事前に地図を確認してはいたけど、ちょっとアヤシイ界隈(?)。でも映画館自体はなかなか綺麗で、さすがに若い人が多かった。チェコアニメ映画祭の4つのプログラムのうち、短期間に3つ見るなんて、やればできるもんだ。後はD(ナンセンスプログラム)だけど、うちの2本はチェコ語の教室でDVDを見せてもらったものだし、またの機会を待つことにしよう。

 Cプログラムは、「ビタースイート」というタイトルだけれども、ビターがとても強烈。ほとんどがナレーションの類もなくて、ひたすら絵を見る。それが、人形アニメだったり、極彩色のものだったり(ちょっと荒井良二っぽい)、線描だったり、ほんとにいろいろ。音楽もピアノだったり、チェンバロみたいのだったり、歌が入ったり。

 人生の苦さを味わわされるようなのが「理想」と「ナンセンス」。現実の世知辛さというか・・・溜息が出てしまうほど。そして一方、「カンティレーナ」の残酷さ。これは極彩色の鳥の絵なんだけど、捕らえて料理する細部がリアルに残酷だし、空が暗くなるほどの鳥の集団は、ヒッチコックのように怖い。

 「爆弾マニア」もすごくテーマが大きいんだけど、これは少し言葉で説明があった方がよかったな。

 3プログラムを見て、チェコ語の「konec」だけは覚えた。これは「終わり」という意味。発音は「コネッツ」だと思うけど、1音1文字対応で簡単かと油断していると、文法がむちゃくちゃ難しいのでした。

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