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2007.12.08

「沼津の段」をじっくりと

12月7日(金) 「社会人のための文楽鑑賞教室 Bプロ」 19:00~ 於・国立劇場小劇場

寿柱立万歳」睦大夫・つばさ大夫ほか/清志郎ほか/一輔(太夫)、和右(才三) 「解説 文楽の楽しみ」相子大夫/清丈/一輔  「伊賀越道中双六 沼津の段」呂勢大夫・千歳大夫/清二郎・富助ほか/玉女(十兵衛)、玉也(平作)、清之助(お米)ほか

 今月はどうも文楽とは時間が合わず、やっとこ鑑賞教室のみを見る。しかも社会人のための、を。金曜の夜だから遅刻も覚悟したけど、予想より早く6時半に仕事が終わった。それから駆けつけても、ロビーでそそくさとサンドイッチを食べる余裕があるのは「地の利」!!

 とはいえ、ちょっと気分的にあわただしくて、「寿柱立万歳」はあまり集中できず。おっとそういえば、つばさ大夫さんは友人が好きだと言ってたな、と思ったくらい。

 解説は、見た目も対照的な感じの、相子大夫(体育会系)&清丈(軟弱系)が、ちょっと漫才っぽく。毎度思うけども、さすが大阪だもんね。相子大夫さんは、駄洒落を言いたいタイプなのかな。あ、駄洒落のみならず、解説の途中で、「使ってはいけないお金を使う」という最近のスキャンダルを明らかに意識した言葉も。でも、ちょっと義太夫の説明が物足りなかったかな・・・。人形の解説は、わりと地味め。

 劇場でプログラムを貰うまで、すっかり忘れていたんだけど、今日にしたのは「Bプロ」狙いだったからでした。何しろ、呂勢大夫さんだし、人形遣いの玉女、玉也さんも見たかったので。いつもは苦手な千歳大夫さんがいるけど、まあいいや、くらいな気持ち。

 でも、いざ「沼津」を見てみたら・・・今日の私は、呂勢大夫さんにはピンと来なかったなあ。その分、後の千歳さんをたっぷり聞いて、三味線の富助さんにも聞き惚れて。解説で清丈さんがいじけてた(笑)からじゃなく、三味線がビビビーンと迫ってきたのだった。

ShiwonAriyoshi_2

 最近、立て続けに文楽の世界を描いた小説を読んだ。三浦しをん「仏果を得ず」と、有吉佐和子「一の糸」(文庫解説が三浦しをん)。どちらも主人公の相棒と言った役どころが、天才的な三味線弾き。しをんさんの小説は、大夫くんの「成長小説」として楽しく読みつつ、演目についての理解も深まるしかけ。

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コメント

私も今日ようやく見てきましたが、鑑賞教室は同じくBプロでした。
狙ったわけじゃなくて、今日しかない中で、5時からの文楽公演とハシゴするなら続いてる方が楽かな?と思ったから(爆)
でも、もしかして、Bプロのが人気だったわけですか?

道中双六ってあんまり好きじゃなかったんですが、久しぶりだったこともあって、まんじゅう娘も含めて、できたら通しで観てみたいなと思うくらいは楽しめました(^^ゞ

投稿: 猫並 | 2007.12.10 23:15

猫並さま
今月は珍しく、文楽も歌舞伎座も、私の方が先に行ってますね。
と言っても、全部行くのはなかなか厳しくて・・・。
ま、同じ演目なら、人で選んでもいいかな、と、Bプロにしてしまいました。

私も「沼津」にあんなに浸れるとは思ってなかったです。
ほんと通しでも、見てみたいですねぇ。

ところで金曜夜、しかも直前まで(文字通り30分前まで)仕事してから文楽を見るのは、相当疲れます。やっぱりなんとか昼間に見るようにしようっと。

投稿: きびだんご | 2007.12.11 01:30

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