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2007.12.09

チェコアニメの様々

12月8日(土) 「ファンタスティック! チェコアニメ映画祭」 於・吉祥寺バウスシアター(12月14日まで)

Anime  先日、シアタートラムに「審判」を見に行ったとき、ロビーでパンフ(右)を貰って、その翌日「失踪者」の時に、前売り券を1枚買って帰ったのだった。映画の場合、行きたいなぁ、で終わることが多いから、「行くぞ!」のためには、前売り券が必要だったのよ。「審判」「失踪者」の半券提示でも、同じく割り引きにはなるのだけれど。左は劇場で購入したプログラム。

 このチェコアニメ映画祭は、渋谷ユーロスペースと吉祥寺バウスシアターにて、4つのプログラムで上演されている。最終週のいまは吉祥寺がA・B、渋谷でC・D。私は3時半からBプログラム、そして続けてAを見てきた。入替制だから、ちゃんと窓口で半券を渡して割り引き(前売り料金に)してもらった。

アニマルプログラム・78分) ネコの学校、失敗作のニワトリ、かしこいウサギの話、イラーネク短編集、鳥になった生活、グレイキャットの物語、ラブラブラブ? 劣等感、ブラックアンドホワイト

ガーリープログラム・76分) リトル・アンブレラ、ネコのお絵描き、けしのみ太郎 病気ってどうやってなおすの? 迷子のカシタンカ、魔法の水、真夜中の大冒険

 どっちもプログラムの真ん中あたりでウトウトしたんだよね(ほら、土曜日の昼って疲れが出てるのよ)。上映されたアニメはすべて1989年以前の国営時代のもので、60年代、70年代のが多いかな。

 シュールだったり、ブラックユーモア風だったり。実写と絵のコンビネーションや、人形を使ったものなどなど、手法も様々で面白い。あ、全ての登場人物(?)がビスケットでできているのは「魔法の水」。私の好みはBの方に多かった。「グレイキャットの物語」なんか、酒場に住み着いてるアル中の猫が主人公で、ほんとに可愛くない顔してるし(だから好き)、クモが主人公の「ラブラブラブ?」には無常を感じ、賢すぎる犬に主人が劣等感を抱く「劣等感」とか、アニメは子どものものとは違います、という感じ。

 全くナレーションの類がないものもあるけど、字幕が出るものはつい文字に気を取られたりも・・・。たまーにわかる単語もあるんだけどね(チェコ語入門中)。もっともっと勉強しなくっちゃ。先が長いワ。

*一晩たつと「劣等感」が一番記憶に残ってるなあ、と。向上心があり(!)字が読めるようになった飼い犬が読んでる本は、ドストエフスキーの「白痴」。ちょっと犬を見習いなさいと妻に言われる夫は、ビアジョッキ片手にテレビでサッカー観戦。夫は犬が気に入らず犬小屋に爆発装置を仕掛けるも、それを自分の椅子の傍に仕掛け直されていて、スイッチを入れたら座っていた妻が爆死。裁判で「犬が・・・」と訴えても誰も信じず、犬も当然「ただの犬」のふりをする。12分。1981年。

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