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2008年1月

2008.01.31

初「あうるすぽっと」はチェーホフで

1月30日(水) 「チェーホフ短編集~マイケル・フレイン翻案『くしゃみ』より~」 14:00~ 於・あうるすぽっと

作/アントン・チェーホフ 英訳/マイケル・フレイン 翻訳/小田島恒志 演出/山崎清介 出演/伊沢磨紀、佐藤誓、山口雅義、戸谷昌弘、三咲順子、山田ひとみ

第1幕「ドラマ」「外国もの」「」--休憩--「タバコの害悪について」「白鳥の歌」「プロポーズ」 

 今年は意識してチェーホフを見ようと思っているところへ、うまい具合に、「子供のためのシェイクスピア」シリーズの山崎清介さんたちによる公演があって、これはラッキー! 「かもめ」でも「三人姉妹」でもなくて、短編集って何?とは思いつつ。でも、マイケル・フレイン翻案とあるので、それにも期待したのである。

 有楽町線・東池袋駅のすぐ上、「あうるすぽっと」は新しい劇場で、以前、サンシャイン劇場に行く時に横目で眺めた気もするのだけれど、今回が初めて。区の施設で図書館なども入ったビルの中にある。でも、1階ががらーんとしていて寂しいし、劇場は2階なのに、2基のエレベーターでしか行けないの? あら階段が隠れてるじゃない、などなど、ものすごく「ひっそり感」が漂う。(2階なのに)やっとたどり着いた劇場も、ロビーは広くて椅子・テーブル、カウンターでくつろげるのに、飲食物を売ってません!!(販売スペースはある) 自販機もなかった(と思う)ので、また1階へ降りて調達するハメに。ハコはできてるけど、細々ものにまで手が回らないのかしらん。観劇には、見る前から「ワクワク」することが必要だと思うんだけど、こんなことで盛り下げてどうするの?

 今後、チェーホフシリーズや子供のためのシェイクスピアも、この劇場を使うらしいので、どんなふうに豊かになっていくのか見守りたいと思う。(以下ネタバレあり)

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2008.01.30

新・雨月物語、ポストトーク

出演/鐘下辰男北村有起哉森山栄治松井憲太郎

 終演後、10分の休憩を取ってから。その間、客席にはパンフレット売りが回っていた。自由席なので、前から2列目に移動(ただし、元の席と同じ左ブロック。3~4列前に行ったことになる)。 役と同じように、素顔の北村&森山も対照的。赤のタートルセーターにジーンズ、ビーサンの北村さん。ハンチングと黒の革ジャケット、でもかわいらしい雰囲気の森山さん。

  もともとこの作は、新国立劇場のために書かれて、その時は2幕で3時間半くらいあったらしい。それを、台本180ページを80ページに削り、ほぼ2時間1幕に。最初、俳優さんが手にしたのは完全台本ではなくて、そこからから何ページもごそっとなくなったり、ブロックで移動したり。稽古期間が長かったこともあって、そんな感じで作り上げていったようです。

 ビックリしたのは、北村さんがパブリックシアターとは縁があったということ。カフカ「アメリカ」(昨年、「失踪者」のタイトルで再演)のワークショップに参加し、あれは1年くらいかけるので、どんどん残っていって、役がついて、最初の練習のダンスあたりでアキレス腱を切り無念の降板!

 森山さんは、やっぱり初々しい感じで、鐘下演出との出会いもとても新鮮だったもよう。そのあたり、なんでもどーんと来い、の有起哉兄さんとの対照が面白い。

 トータル30分くらいのトークだったけど、質疑応答の時間もあった。さすがに演劇好きの人たちだから(?)、萬斎さんの時みたいにアララーな質問がない、というのは偏見ですかね。鐘下作品が、わかりにくく血みどろな印象なんだけれども、それは・・・という質問に対しては、非日常、がキーワードに思えた。好奇心が旺盛だから、これはどうなの?と考えてるとそうなるらしい。ラブコメは日常でやれ、ということで。

 この劇場でポストトークを見る(聞く)のは久しぶり。椅子のほかに、ちゃんとペットボトルを載せるテーブルもあって、ほっとした。

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「新・雨月物語」と茶道の空気感

1月29日(火) 「新・雨月物語」(ポストトークつき) 19:00~ 於・世田谷パブリックシアター

演劇集団 THE・ガジラ 20周年記念公演・第3弾

脚本・構成・演出/鐘下辰男(川口松太郎原作「雨月物語」より) 出演/山本亨(源十郎)、月影瞳(宮木・葛城)、北村有起哉(藤兵衛)、森山栄治(侍・侍従・従者)、若松武史(月雲・侍大将)、石村みか(阿濱)ほか

 うむむ、THE・ガジラの作品では頭を抱えるかもしれない(いやだというのではなくて、自分がそれに立ち向かえるか)、という気持ちと、北村さん出演を秤にかければ、それはもう圧倒的に北村さんを見たいというのが勝つわけで。ポストトークにもきっとご出演よね、と勝手に決めて(当たってましたが)、行ってきた。

 しかし、ロビーのあたりはなんとなく寂しい雰囲気。観客は、ガジラのファンが圧倒的多数なのでしょうかね、若い演劇好きが多いみたい。でも、空席もけっこうあって、ポストトークの日にこれでは平日は?と、ちょっと心配してしまった。

 席につくとすでに蝉の鳴き声が流れていて、「国盗人」の記憶がよみがえってくる。そういえば、結局のところ舞台装置もめちゃくちゃシンプルで、目付柱か、というのも後半出てきたんだけれど、むしろ茶室のイメージだったのかしらん。

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2008.01.27

千穐楽の国立劇場

1月27日(日) 「小町村芝居正月」 12:00~ 於・国立劇場大劇場

 目が覚めたら○○時、ウッキャー大変。一応着物も出してあったけど、洋服だって遅刻しかねませんワ。出がけにお餅(チーズで)を食べたのでお腹がすかないんだ、と思っていたら、そうではなくてどうやら風邪みたい。帰宅後、ちょっと寒気が。何年に1回しか風邪なんかひかないから、「症状」自体もわからないんである。でも、観劇中は元気でしたよー。

 席は2階の1等B(6列)という、とても中途半端な場所。なら2等でいいじゃないか、とか思うんだけど、3階の1列がなかったのと、センターブロックの通路際だったので思わずクリック。まあ上から見てみたかった、というのもある。

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「せんがわ劇場」2月2日こけら落とし

 京王線に「仙川」という駅がある。駅の南側に桐朋学園、北に行くと白百合女子大という、なんだかオシャレなイメージの街。じっさい、どんどん「こじゃれた」感じ(?)になってるのかも。たまーに行くとそう思います。

 安藤忠雄・設計の保育園が物議をかもした(構造の問題で)、なんていう話題もあった気がするけど、その安藤氏による「せんがわ劇場」がオープンする。2月2日の午前中には、オープニングセレモニーとして「安藤忠雄・蜷川幸雄・ペーター・ゲスナー トークイベント」が開催される。会場はせんがわ劇場ではなくて、調布駅前のグリーンホール。これはキャパの問題だよね。募集定員1000名だったから。でも間違って、せんがわ劇場に行く人がいるに違いない←あ、それは私?

 蜷川氏は桐朋学園芸術短大の学長で、ドイツ人のペーター・ゲスナー氏はせんがわ劇場の芸術監督。さて、どんな話が聞けるのでしょう。・・・が、しかし。往復葉書で申し込んだはいいけれど、10時30分~12時30分の予定なので、行くのは厳しい状況になっている。どなたか代わりに行ってくださるなら、入場券を差し上げますよ(1名分)。

 この劇場の演劇公演は、まず、桐朋学園の卒業生である永井愛さんの作品、「見よ、飛行機の高く飛べるを」(学生公演)や「時の物置」がある。時間が許せば、見てみたいな。

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2008.01.26

さすが!!のSWAメンバー2人

1月25日(金) 「三夜連続落語会 ~第二夜~ 新作の夕べ」 18:30~ 於・調布市グリーンホール小ホール

開口一番(小きち・つる)、鼎談(彦いち・喬太郎・正雀)、菊志ん・皿留、正雀・水神(菊田一夫作)--仲入り--彦いち・みんな知ってる、喬太郎・母恋いくらげ

 「調布市グリーンホール開館30周年記念落語会 3日連続公演」と銘打たれた落語会の、今日は真ん中の日で「新作の夕べ」。ちなみに第一夜は「子別れ」通し口演、第三夜は「東西芝居噺競演」である。なじみのホールなのに(ま、地元なんで、子どもの音楽会なんかでね)、いつも大ホールばかりで、小ホールがあることすら忘れていた。金曜6時半開演なんて、ものすごく厳しいので、チケットを買う時には地の利を生かしてホールの座席表を見ながら、ああでもないこうでもない、と。ズバリ「遅刻しても気楽に座れる席」を求めたのでした。←一番左端。

 ホール着は6時40分くらい。前座さんの「つる」は殆どサゲ近くに来ていた。でもまあ、正直、喬太郎さん目当てだからねー。

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2008.01.24

「カフカ 田舎医者」が終わってしまう

 11月から上映していたのでしたっけ、「カフカ 田舎医者」。イトシア内の有楽町シネカノンでの上映(レイト)も、25日までのもよう。ついに行けないままであった。やっぱり歌舞伎座・夜の部を見た日に行くべきだったなぁ。ま、そのうちまたどこかでやってくれるかしら。←週の「ぴあ」で確認したら2月1日までとありました。

 今年はあんまり予定を詰め込まずノンビリゆったり、と年頭に誓ったはずなのに、ぜっんぜん実現できてません。相変わらず東奔西走、結果として収支決算はマイナス・・・。所詮こんなもの、とすでに居直り気分です。

 あと、見たい映画は「ペルセポリス」。これはなんとか朝イチで見てから仕事、というのができそうなんだけど・・・。「レンブラントの夜警」はどうでしょう? ただいま下高井戸シネマにて、レイトショー「ひなぎく&チェコアニメ」という私好みのをやってるんだけど、期間が短すぎてやっぱり行ける日がなかった。去年上演のミュージカルの中で、「スウィーニー・トッド」(宮本亜門演出)が評判よかったというのを聞いて「へええ」と思ってたら、ジョニー・デップの映画がちょうど封切りに。・・・と言っても、これはたぶん怖くて見られません。

 というわけで、ここに書いておけば、なんとか見に行けるものもあるかなあ、と。テレビ放映される映画は殆ど見ない(見られない、というのが正確か)ので、映画館に足を運ばないと、映画とはずっと疎遠なままなのだ。

 

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2008.01.23

「等身大」を拒否する人・野田秀樹

(通算600個目の記事です)

1月23日(水) 「野田地図 第十三回公演 キル」 14:00~ 於・シアターコクーン

作・演出/野田秀樹 美術/堀尾幸男 衣裳/ひびのこづえ 出演/妻夫木聡(テムジン)、広末涼子(シルク)、勝村政信(結髪)、高田聖子(人形)、山田まりや(フリフリ)、村岡希美(J・J)、市川しんぺー(案人ガイド/ヒツジ・デ・カルダン)、中山祐一朗(旅人ポロロン)、小林勝也(イマダ/蒼い狼)、高橋恵子(トワ)、野田秀樹(バンリ/真人バンリ)

 公演パンフレットの中では、たぶん野田地図のパンフが一番好き。1000円という値段も納得だし、内容は読み応え充分! 特に野田さんの「巻頭言」にはいつも注目しているのである。

 今回は「富士山を太平洋にブン投げる」というタイトルの文章で、またしてもガツーンと。「私は、大風呂敷を広げて、大嘘をまことしやかに作り上げることに、全身全霊を傾ける類の作り手だ」とする(タイトルの意味もここにある)。ええ、私も「まことしやかな壮大な嘘を見たい」です!!

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2008.01.22

もう1回見たいかも、の演舞場

1月21日(月) 「通し狂言 雷神不動北山櫻(なるかみふどう きたやまざくら)」 11:00~ 於・新橋演舞場

〈成田山開基1070年記念〉市川海老蔵五役相勤め申し候 *2階に出開帳あり。

海老蔵(鳴神上人・粂寺弾正・早雲王子・安倍清行・不動明王)、芝雀(雲の絶間姫)、門之助(関白基経)、段治郎(文屋豊秀)、市蔵(八剣玄蕃・黒雲坊)、右之助(秦民部・白雲坊)、友右衛門(小野春道)ほか

 今月の演舞場はとにかく海老蔵! でも4座で歌舞伎公演が行われていることもあって、私の優先順位は高くなかった。まあ暇そうな時かな、という日の、3階Bをとりあえず確保、という程度だったのだから。でも、見てみるととても面白いしカッコイイし。もっと早く見に行っていたなら、もう1回は行ってたかもね(?)

 とにかく今まで別々にしか見てなかった「毛抜」や「鳴神」の全体はこんな話だったのか、とよくわかったのは大きい。そして美しい人はいいわねー、って感じももちろん。

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2008.01.21

「老い」にとらわれすぎた、私の「リア王」

1月20日(日) 「リア王」 13:00~ 於・さいたま芸術劇場

作/W・シェイクスピア 翻訳/松岡和子 演出/蜷川幸雄 出演/平幹二朗(リア王)、内山理名(コーディリア)、とよた真帆(リーガン)、銀粉蝶(ゴネリル)、池内博之(エドマンド)、高橋洋(エドガー)、山崎一(道化)、吉田鋼太郎(グロスター伯爵)、瑳川哲朗(ケント伯爵)ほか

 同じさいたま芸術劇場で、開演時間を間違えたのはちょうど1年前の「コリオレイナス」。のど元過ぎればなんとやら、で、今回もあやうく2時に行くところであった。あぶないあぶない。前回の「オセロー」は平日ソワレを見に行って、終演が11時近かったのに懲りて今回は日曜日のマチネにしたのだけれど・・・どっちがいいかは微妙なところ。つまり、ほぼこれだけで一日が終わってしまうので。いずれにせよ、やっぱり根性(相当な熱意)が必要なことには変わりない。

 そして、「オセロー」同様、見に行くかどうか迷うとしたら、コーディリアが内山理名、という点でありましょう。でもまあ、平幹二朗のリア王を見たい!というのが、うんと勝ったのでした。(若干ネタバレあります)

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2008.01.20

七之助の、婀娜っぽいお富

1月19日(土) 「新春浅草歌舞伎 第2部」 15:00~ 於・浅草公会堂

お年玉(年始ご挨拶・亀鶴)、「祇園祭礼信仰記 金閣寺」亀治郎(雪姫)、獅童(松永大膳)、勘太郎(此下東吉)、男女蔵(十河軍平)、亀鶴(慶寿院)ほか 「与話情浮名横櫛 木更津海岸見染の場 源氏店の場」愛之助(与三郎)、七之助(お富)、獅童(鳶頭金五郎)、亀鶴(蝙蝠安)、男女蔵(和泉屋多左衛門)ほか

 第2部は友人たちと誘い合わせて。第1部を見るか2部にするか決定権は私にあったので、勝手ながら第2部を。亀治郎さんの雪姫、愛之助さんの与三郎を見たかった、というのが大きいかな。ま、3時開演というのも理由のうち。浅草まではけっこう時間がかかる人が多くて(私もだ)。

 年始ご挨拶、けっきょく今年は亀鶴さんに大当たり。でも、面白いからいいんだけど。友人たちを驚かせたくて、「とんぼ」のことは事前に言ってなかった。 そういえば、大阪在住の友人によると、いま文楽劇場でも「祇園祭礼信仰記」を上演中とのこと。子年のお正月だもんね。

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2008.01.18

東西の落語を楽しむ(追記あり)

1月17日(木) 「第5回 らくだ亭」 19:00~ 於・内幸町ホール

開口一番(小きち・出来心)、吉坊・七段目、九雀・宿屋仇--仲入り--王楽・夢金、市馬・味噌蔵

 木曜の7時は間に合わない場合もあるので、ちょっと迷ったのだけれど、市馬師匠に加えて吉坊さんも見たくて、発売初日に購入。そうしたら1列目のセンターブロックで驚いてしまった。あーん、遅れると申し訳ないじゃない。ま、6時半に会社をビュンと脱走して20分あまりで到着できたから、よかったけども。内幸町ホールにも、もう迷わずに行ける(ただし新橋駅から限定)。

 入場時にもらったプログラムによると、今回のサブタイトルは「東西対抗笑いのツボ 天才、異才、秀才、賢才の競演!!」だとさ。ちょっと長すぎませんか? って、4人にそれぞれ○才を当ててるのかな。誰がどれなのさ。開口一番、柳家小きちさんはどなたのお弟子なのかな。ちょっと言ってほしかった。

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2008.01.16

七之助にたくましさを感じた弁天娘

1月16日(水) 「新春浅草歌舞伎 第1部」 11:00~ 於・浅草公会堂

お年玉(年始ご挨拶・亀鶴)、「傾城反魂香 土佐将監閑居の場」勘太郎(又平)、亀治郎(おとく)、男女蔵(将監)、巳之助(修理之助)、愛之助(雅楽之助)ほか 「弁天娘女男白浪」七之助(弁天小僧)、獅童(南郷力丸)、愛之助(日本駄右衛門)、亀治郎(忠信利平)、勘太郎(赤星十三郎)ほか

 浅草の第1部には行けないかな、と思っていたのだけれど、今日の3階チケットは意外にも「チケットぴあ」で最近見つけたもの。ほんとは家のことをする日だったのに、またもや出歩く私って・・・。

 第2部の方は早くからチケットを確保しているのに、第1部に冷たい(笑)のは、亀治郎さんは2部の雪姫の方をぜったい見たい、というのと、七之助くんの弁天小僧は見たことがあるしなぁ、という理由によるもの。確か平成中村座で七之助弁天を見て、それからほどなくして勘三郎さんに、なんていうのかなあ、息子の弁天小僧をコテンパンにするような大人な弁天を見せつけられた記憶が。でも、見られるならやっぱり見ておこう、というわけで。

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2008.01.13

今年も音羽屋贔屓で

1月13日(日) 音羽会新年会 18:00~ 於・東京會舘ローズルーム

 去年にわかに沸騰した音羽屋熱はいまだ衰えず、本日は新年会。ノリのよい友人を誘って初めて行ってみた。早めに行けると思ってたのに、なかなかシャカシャカいかず、会場に入った時にはもう相当席は埋まってました。が、「いいよねー、ここで。お料理にも近いし」、という後ろの方の席(でもステージには向かっている)を確保。たまたま私のいたテーブルは、2人ずつ×5組で年齢も様々。後半、隣の方(常連みたい)と少し喋ったりもできて、わりと落ち着いたいい雰囲気だった。

 乾杯のあと、即座に写真タイムであっという間に菊之助くんの前にはすごい行列。みんな素早いなあと見てみると、その先頭付近に会場でバッタリあったK氏夫妻の姿が! なんて要領いいんだ、と感心しつつ、私はまずは食べるのに専念。私はこういうパーティの時、情けないくらい食べられないんだけれど、今日はしっかり食べて飲んでしまいましたワ。くつろいでたのか? 白ワイン3杯ね(笑)。落ち着いてから、写真の列に並んで(ちょうど純子ママが写真に加わった時で、ここは並ばずにタイミングよく)、菊ちゃん以外は写真が撮れましたです。菊ちゃんは、まあ、ダンスタイムに踊ってる姿を目に焼き付けて、ヨシとしました(爆)。

 ショータイム(撮影不可)もとても楽しくて、あっという間の2時間。あー、面白かった!! 今年も元気に劇場に通わなくっちゃ、と、意を強くしたのでした。とはいえ、来月の松竹座には行かないと思うので、まずは3月・歌舞伎座を楽しみに(まだ今月の国立もあるけれど)。そして、5月には菊五郎丈の弁天小僧が見られるそうだし、楽しみ楽しみ。

 お土産に頂いた「塩野」の紅白饅頭は、留守番の男どもがとっとと食べてしまいましたとさ。はるか大昔に赤坂あたりの高校に通った夫は、赤坂2丁目? 塩野?? うーん、と首をひねってたっけ。

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2008.01.12

やっぱり雨の「志の輔らくご」

1月12日(土) 「志の輔らくご in PARCO」 14:00~ 於・パルコ劇場

 志の輔さんがパルコ劇場でほぼ1ヶ月の公演を始めたのは2年前からだっけ。それまでもパルコの公演はあったけれど、1ヶ月というのは画期的なものだった。しかも毎年行われるようになったのである。テレビのレギュラーや、毎月の定期的な落語会や、日本のあちこちでの落語会・・・超人的だわねー。

 今回は、彼の新作落語が原作の映画「歓喜の歌」の公開に合わせて、必ず「歓喜の歌」は演じるとのことで、それ以外のネタは「お楽しみ」。ちょうど2年前のパルコの公演で、私は「狂言長屋」が聞きたくてそれが聞ける日程のチケットを取ったのだが、その時に「歓喜の歌」も聞いたのだった。あの時は全く知らなかったから、噺が終わっておじぎしたら後ろの壁がすすーっと開いて、ママさんコーラスの人たちが登場したのでビックリ!

 勿論、今日もそうだったけど、なんとそのコーラスの中に夫の知人がいるというので、よけいにビックリ!! たまたま遅れて届いた年賀状に、中国で第9を歌った&パルコ劇場に出る、と書いてあって、「えーっ、私も聞きに行くんだよぉ!」と。私は面識がないので、どの人かはわからなかったけど(今日は昼夜公演で、それぞれで立つ位置が違うんだそう)、より親近感を感じてしまった。ちなみにその人は、コーラスに出ない日のチケットを買って客席から見たかったけど、買えなかったそう。

(以下にネタを記入)

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2008.01.11

テレビ見てないなあ?

Melon  タイトルには偽りがあって、2008年が始まってから10日間テレビっ子ではあったのです。「のだめ」を見続けたので。放映のリアルタイムではなくて、録画していたのを繰り返し繰り返し。おかげで新番組の番宣もしつこく見るハメになり、始まる前から食傷気味になっている。

 「のだめ」に気を取られたせいか、イチローのインタビューも、亀治郎さんの「情熱大陸」も、松也くんのドラマもほぼ見てません。ほぼ、というのは松也ドラマは2/3くらいは台所から画面だけ見ていたから(帰宅したのが8時10分くらい。録画しようとしたらHDDの残量ゼロ)。いつか再放送があるかな。

 9日にチェコ語の新年初授業があって、ここでも「のだめ」の話題でもちきり。ビエラ先生役の指揮者は昨秋来日公演をしていて、音楽がきっかけでチェコ語を学ぶ女性(チェロ弾き)は、コンサートにも行ったそう。先生は、「お城の裏の道(家への帰り道として)がよく出てきてたわねー」と。

 画像は本文とは全く関係なく(単に、亀で思い出した)、近所のパン屋さんで売ってる亀のメロンパン、カメロンパン。甲羅が立派すぎるかも。

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2008.01.10

銀座百点

Ginza Ginza02

 久々に「銀座百点」を入手。目次を見てムフフだったのは、まず巻頭が篠田正浩と三浦しをんの対談だったこと(箱根駅伝ネタ)。そして、「銀座サロン」鼎談ゲストは、坂東三津五郎さんで、これはけっこう読みがいがありました。

 ついでに・・・中村獅童さんの連載が2年目に入っていて、今回は浅草歌舞伎について。なんだけども、冒頭がなにやら意味深というか、「朝のこない夜はない、がんばれッ」「本音を言え」などの声に背中を押され連載を続けること、そして「紆余曲折の昨年に怯(め)げることなく、今年は飛躍の年となりますよう頑張ります」ですって。

 誌面はお正月らしく、広告もウキウキする感じで、こういうのが貰えるってのが「大人な銀座」ですかねー。

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「サンチョ、また出かけるぞよ!」

1月9日(水) 「無名塾 ドン・キホーテ」 13:30~ 於・東京芸術劇場中劇場

原作/ミゲル・セルバンテス 上演台本/岡山矢 装置/松井るみ 音楽/池辺晋一郎 出演/仲代達矢 山谷初男 野崎海太郎、西山知佐ほか

 なぜ?と思うんだけど、私の頭の中ではしばしば、仲代さんと平幹二朗さんがごっちゃになってしまう。去年の暮れに「生活ほっとモーニング」に仲代さんが出演されたときも、「リア王」を見るんだよーと思いながら見始めて、「違う違う、それは平さん」、だったしね。

 見ようかな、と思っていたときに、生協のチラシでこのチケットを発見したので、席はおまかせの生協頼み。少し後ろ寄りだったけど、ほぼ中央だったのでヨシとする(確か割り引きだったし)。

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2008.01.08

ちょっぴり疲れた歌舞伎座・夜の部

1月8日(火) 「初春大歌舞伎 夜の部」 16:30~

鶴寿千歳」芝翫、富十郎/歌昇、錦之助、孝太郎 「連獅子」幸四郎、染五郎、高麗蔵、松江 「助六由縁江戸桜」團十郎(助六)、梅玉(白酒売)、福助(揚巻)、孝太郎(白玉)、錦之助(福山のかつぎ)、歌昇(朝顔仙平)、段四郎(くわんぺら門兵衛)、東蔵(通人)、左團次(意休)、芝翫(満江)ほか

 歌舞伎座はなんとなく気が乗らないままでいて、ほんとは来週、仕事帰りに「助六」だけ見ようかな、くらいな気持ちで3階Bを確保していた。だけど、ぼんやりネットを見ていたら、3階1列があったので、ついつい・・・。いや、折角の助六だから1階から見よう、とか、ここに至るまでにはずいぶん迷いもしたのである。でもねえ、やっぱり2等席料金もとても払えないな、と。今年はそういう点で自制心を働かせることにしたので(ほんとか)。

 お正月らしい「鶴寿千歳」から始まって、いい気分ではあったけど、やっぱり私には3階で充分。というか、なんだか踊りと助六しかない夜の部? 演目が物足りないからかなあ。「連獅子」染五郎さんが頑張ってた(若いんだゾ、という感じで)。おっと、彼は来月は「鏡獅子」を踊るのか。

 「助六」はやっぱり見ておかなくてはねー。新年早々、眼福眼福。・・・でも、福助さんの揚巻には、ちょっとオーラが欠けてる気がして。って、菊ちゃんで見たいだけか(笑)。

 実は今日の歌舞伎座が疲れたのは、席の巡り合わせのせい。お隣のオバさんが「お行儀が悪い」人で気が散ってしまった。といっても、単に座って手を動かしたり(最初は、踊りの振りとか三味線の手なんかをやってるのかと思ったけど、ただの運動みたい)、そのくらいなんだけどね。「助六」ではすっかり飽きていて、寝てくれたほうがマシだな、とか思っちゃった。途中で帰ったからそれからはよかった。「やめて下さい」と言いづらい、微妙なしぐさ(だけど気になる)ってのは困りものだなあ。

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2008.01.06

お正月から「市馬追っかけ」!?

1月5日(土) 「新春プラザ寄席」 18:30~ 於・大田区民プラザ大ホール

挨拶(志らく・花緑)、市馬・ひと目上がり、志らく・洒落小町、喬太郎・初天神--仲入り--花緑・時そば、談春・夢金

 紀尾井町・福田家で落語を聞いたあと、四ツ谷駅のアトレにてワインを1杯。お喋りしながら私は下丸子へ向かうための時間調整を。はからずも昼・夜、市馬師匠を聞くことになったんだけど、このプラザ寄席は早くからチケットを確保していた(発売日を失念していて、2日目の朝イチで電話した時には、後ろから4列目くらいのサイドブロックしか残ってなかった!)

 ここは志らく、花緑のお二人が、ずいぶん前から毎月「下丸子らくご倶楽部」を開催しているだけあって、根強いファンがいるらしい。若者に人気の噺家が揃っているけど、おじちゃんおばちゃんの観客もかなり多い。こういう会のあり方は、すごく好きだなあ。あっ、そういう意味では、三鷹も毎月「みたか井心亭」をやってるんでしたね。しかも、志らく、花緑は三鷹にも出てるんだ。

 実は私は落語を聞き始めたとき、花緑、志らくを中心に聞いていて、下丸子にも何度か来たことがあった。でも、最近はほとんどそんなこともなくなってるなあ。

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料亭で聴く落語、ふたたび

1月5日(土) 「新日屋寄席 紀尾井町落語会vol.12」 13:45~ 於・福田家

(薄茶と和菓子) 市朗・やかん、市馬・高砂や--仲入り--市馬・竹の水仙

 確か2年前にも、お正月に紀尾井町・福田家で、市馬師匠の落語を聞いた。あの時はとにかく福田家に行ってみましょう、というのが先に立ってたな。新日屋さんもまだそういう試みを始めて間もなかったし。そして、今年は参加者もかなり増えていて運営的にもこなれてたというか・・・。

 たとえば、福田家さんがとてもフレンドリーな雰囲気。今回は休憩時間や終演後に、お部屋を自由に見せてもらったり、従業員の人ともお正月の設えのことを話したり、シャッターを押してもらったり。お正月らしくすべてが清々しいのに気楽に過ごせる感じで、とても素敵であった。カメラを持参しなかったので写真ナシなのが残念。

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2008.01.03

お正月気分を満喫した国立劇場

1月3日(木) 「通し狂言 小町村芝居正月」 12:00~ 於・国立劇場大劇場

序幕「第一場 江州関明神の場、第二場 大内裏手の場」 二幕目「大内紫宸殿の場」 三幕目「深草の里の場」 四幕目「第一場 柳原けだもの店の場、第二場 柳原土手の場」 大詰「神泉苑の場」 菊五郎、菊之助、團蔵、田之助、時蔵、松緑ほか

 やっとお正月の国立劇場、鏡開きから見ることができた。去年も初日には行ったけれど、とても10時45分には間に合わなかったから。今年は友人も誘っていたので、日和ることなく無事に。・・・と言っても、到着時にはすでに挨拶が始まってた。先に来ていた友人2人はとっくに升酒の列に並んでいたらしく、私は一人で鏡開きを見ることにした。といっても後ろの方からかろうじて。その後に、やっぱり私も升酒の列に並んで、喉しめしをば。

 升酒に並ぶ前にロビーでプログラムを買ってる時に、長身の男性が目に入って、??と思ったら、寺島しのぶさんとお嬢ちゃんも一緒で、どこかで見たと思ったその人はロロ氏なのでありました。皆さん、お着物で素敵でしたワ。

 1階の後方ではあるけれど(つまり手拭い撒きには届かない)、ほぼ中央だったので、よく見えてそれもよかった。(以下、ネタバレ?あり)

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2008.01.01

2008年:今年の目標は

新年おめでとうございます。今年が明るいいい年でありますように。

どうぞよろしくお付き合いくださいませ!

 さて、今年はおちついてゆったり過ごしたいな、というのが私のささやかな願い。楽しみのはずの観劇なのに、つい欲張ってスケジュールを詰め込みすぎて、劇場まであせって走ったり、食事抜きだったり、なんだか本末転倒では、と思うことがままあったので。

 ・・・それなのに、今月はやっぱり詰め込み気味で、新年早々やっぱり走っているかもしれません。なぜならば、歌舞伎公演がいっぱいあって、あれも見たいこれも、と思うと、日程調整がそれだけでも苦しいから・・・。学習能力皆無? でも、ずいぶん前から、リア王@さいたま芸術劇場と、キル(NODA MAP)は予定していたし、ドン・キホーテ、チェーホフ短編集あたりも、ついね。シェイクスピアに加えてチェーホフも戯曲を読んだり、ちょっと考えたいと思っていたもので。

 来月以降は、少し予定を考えてゆったり気分を実践したいです! さてどうなっているのか。

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