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2008.01.26

さすが!!のSWAメンバー2人

1月25日(金) 「三夜連続落語会 ~第二夜~ 新作の夕べ」 18:30~ 於・調布市グリーンホール小ホール

開口一番(小きち・つる)、鼎談(彦いち・喬太郎・正雀)、菊志ん・皿留、正雀・水神(菊田一夫作)--仲入り--彦いち・みんな知ってる、喬太郎・母恋いくらげ

 「調布市グリーンホール開館30周年記念落語会 3日連続公演」と銘打たれた落語会の、今日は真ん中の日で「新作の夕べ」。ちなみに第一夜は「子別れ」通し口演、第三夜は「東西芝居噺競演」である。なじみのホールなのに(ま、地元なんで、子どもの音楽会なんかでね)、いつも大ホールばかりで、小ホールがあることすら忘れていた。金曜6時半開演なんて、ものすごく厳しいので、チケットを買う時には地の利を生かしてホールの座席表を見ながら、ああでもないこうでもない、と。ズバリ「遅刻しても気楽に座れる席」を求めたのでした。←一番左端。

 ホール着は6時40分くらい。前座さんの「つる」は殆どサゲ近くに来ていた。でもまあ、正直、喬太郎さん目当てだからねー。

 鼎談は、この3日連続公演の中心者である正雀さん(連日、メインで出演。プログラムの「『水神』ばなし」も執筆)が、進行役。こんな顔合わせでの鼎談なんて、ちょっとないんじゃないかしら。ゆえに、やや話がギクシャクというのもご愛敬ってなもの。「新作」の日であるから、たとえば新作落語のコンクールに応募された台本のオモシロ話とか、新作派の円丈、白鳥さんあたりの話題など。なぜか、喬太郎さんの弟弟子・さん弥さんがどんなにヘンテコな人か、というので盛り上がったりもした。

 その中で、二人が今日演じる噺について語ったところも面白かった(ネタ出しされていたのを、プログラムで初めて知った)。「母恋いくらげ」は何回か聞いたことがあったけど、子どもたち(小中学生?)向けの会での「三題噺」というのは初耳。お題は「みかん、電気、水たまり」だったそう。それで、小学生の遠足バスや、海の生き物の世界なのか。(場所は、千葉の海沿いの町だったそうです)

 さて、菊志ん「皿留」は正雀作とのこと。新作とはいえ舞台が、江戸の長屋と大岡裁きというあたりが新鮮だった。そして「水神」はやはり時代は古いがファンタジーで・・・でも、ごめんなさい、途中でzzz。

 彦いちさんはたまに行く寄席で聞く機会はあるんだけど、わー面白い、というほどではなかった。でも今日は、マクラのいろんな話(身近な「えっ、そんなこと!?」。ブルネイでの落語会など)からノリノリで、さすが「喋り倒し」の人なのだ。噺は、本人がたくさん作ってきた中で、初めて自分がその噺に入っていけたその最初のもの、とのこと。男子高校生が主人公で、ほんと面白かった。

 そして「待ってました」の喬太郎さん。ご本人プロデュースの深大寺の蕎麦屋台をPRしても、諧謔味があるというか、笑えるんだよね。聞いたことのある池袋のマクラも、随所に「ここが調布だ」ということをさらっと意識させるあたり、才能を改めて感じさせられた。「母恋いくらげ」。子どもクラゲの「くらのすけ」=くらちゃんが、みずたまりのミカンの皮に抱かれて昼寝するくだりはなぜかジーンとしたりして。

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落語」カテゴリの記事

コメント

喬太郎師匠、相変わらず八面六臂のご活躍ですね・・・。
実は、その日、午前中、某打ち合わせでお目にかかっておりました。

「母恋くらげ」は、なるほど三題噺だったんですね。しかも、学校公演ですか。
喬太郎師匠の新作って、作ってしばらくの間、日々進化していくのがすごく面白いなぁと、最初の年金問題の時に思いました(タイトル失念・・・)。
ちょうど池袋の四月革命があって、こっちも通ってましたからね(笑)。

去年、喬太郎師匠とはことごとく予定が合わず、入手したチケットをムダにしまくったので、どうもこのところ、なかなか手が出ないのですが、年も改まったことですし、またトライしてみようかなぁ?と思う、今日この頃でございます。

投稿: おまさ | 2008.01.28 18:13

おまささま
喬太郎さん、ほんとに大活躍ですよねー。あの才気にしびれてしまいます。
2月上席は池袋の昼席トリだそうで、行きたくなりますが、またずいぶん混むのでしょうか・・・。落語会チケットもあっという間に完売しちゃうし。考えただけでグッタリ。

あ、今日、三鷹市芸術財団の年間スケジュールを見たら、5月から談春独演会が始まるのですね。小さいホールだから、これまた争奪戦が大変そう。ずんずん堀井氏に会いたければここへ行けばいいのか(笑)。

投稿: きびだんご | 2008.01.28 21:33

三鷹で談春独演会がシリーズ化ですか・・・。
そりゃ、チケットとりが大変そうですね←って、すでにオリてますわ、わたし(笑)。

喬太郎師匠は、なんというか、二面性っていうんですかね、あれが魅力ですね♪
チケットやっぱり取るの大変なんですね・・・。
うーむ。

投稿: おまさ | 2008.01.30 15:14

おまささま
談春独演会、確か5月スタートで
8、11、2月予定、と書いてありました(会員誌に)。
へんぴな場所なのがおいやでなければ、協力しますぜ(笑)。
その前に、昇太さんの独演会が4月に・・・。
三鷹は落語で突っ走ってます。

喬太郎さん、この調布なんかは、ぴあでは「残少」だった時点で、ホール窓口では余裕だったし。今後チケットの取り方も考えなきゃ、かも。できるだけ先行で、とか。でも、落語でそういうのもねぇ、と、またしても天の邪鬼気分!

投稿: きびだんご | 2008.01.30 22:25

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