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2008.01.12

やっぱり雨の「志の輔らくご」

1月12日(土) 「志の輔らくご in PARCO」 14:00~ 於・パルコ劇場

 志の輔さんがパルコ劇場でほぼ1ヶ月の公演を始めたのは2年前からだっけ。それまでもパルコの公演はあったけれど、1ヶ月というのは画期的なものだった。しかも毎年行われるようになったのである。テレビのレギュラーや、毎月の定期的な落語会や、日本のあちこちでの落語会・・・超人的だわねー。

 今回は、彼の新作落語が原作の映画「歓喜の歌」の公開に合わせて、必ず「歓喜の歌」は演じるとのことで、それ以外のネタは「お楽しみ」。ちょうど2年前のパルコの公演で、私は「狂言長屋」が聞きたくてそれが聞ける日程のチケットを取ったのだが、その時に「歓喜の歌」も聞いたのだった。あの時は全く知らなかったから、噺が終わっておじぎしたら後ろの壁がすすーっと開いて、ママさんコーラスの人たちが登場したのでビックリ!

 勿論、今日もそうだったけど、なんとそのコーラスの中に夫の知人がいるというので、よけいにビックリ!! たまたま遅れて届いた年賀状に、中国で第9を歌った&パルコ劇場に出る、と書いてあって、「えーっ、私も聞きに行くんだよぉ!」と。私は面識がないので、どの人かはわからなかったけど(今日は昼夜公演で、それぞれで立つ位置が違うんだそう)、より親近感を感じてしまった。ちなみにその人は、コーラスに出ない日のチケットを買って客席から見たかったけど、買えなかったそう。

(以下にネタを記入)

 志の輔らくご・異議なし!、抜け雀--仲入り--歓喜の歌

 去年と同じく、志の輔らくごはまた雨になってしまった。去年は会場が寒かったなぁと思いながら席についていると、膝掛けブランケットをお貸ししますという案内が! でも今回はそれほど寒くはなかった。座席位置によるらしい。

 舞台はすごくシンプルな作り。黄緑の座布団に、グレーの着物オレンジの羽織紐がとても美しい。ちなみに2席目と3席目は袴姿だったけど、ぜーんぶお召し替え。相変わらず、マクラで大笑いさせておいて、すっと噺に入るその呼吸がお見事である。「異議なし!」は初めて聞いたけど、マンションのエレベーターに監視カメラをつける、という話し合いの場面だけなのに、いかにもあるよね、と。

 2席目への着替え時間に、スクリーンで世界環境会議(COの削減)の各国のコメントに、笑える字幕をつけたものを上映。そう、マクラでは環境問題を、彼らしく語ってましたねー。「抜け雀」は、落語を聞き始めた頃に志の輔さんで聞いているはず。今日は、なんとなく昇太さんとの共通点みたいなものを感じたなあ(別に袴だったからではないと思う)。宿屋の主人が、衝立から雀が抜け出たのを話す様子(ジェスチャーか)が、傑作!

 「歓喜の歌」も、ほんとに「ありそう」な出来事を、ばかばかしくも人情っぽくも仕立ててあって、ひたすら感心しちゃう。そして! 噺が終わってお辞儀をしてる間に、黒衣さんが出てきて、背中の部分の糸を引き抜いたと思うと、ジャーーン!! あっという間に着物から合唱団の指揮者姿(黒の洋服・上下、さすがに正装なんかじゃないけど)に早変わり。

 「歓喜の歌」のコーラスが終わったら、一旦幕が閉まって、再び登場はまたもや着物姿。この時、長唄・お囃子担当の松永鉄九郎社中の人たちが、左右に(高座を挟んで下手が鳴り物、上手が長唄・三味線)。「志の輔らくご」のテーマ長唄が奏されたのでした。というわけで、これって「落語」のカテゴリーに入れていいの?というくらい、盛りだくさんな3時間でありました。これを今日は昼夜。全23公演。とっくに完売。恐るべし。

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