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2008.01.10

「サンチョ、また出かけるぞよ!」

1月9日(水) 「無名塾 ドン・キホーテ」 13:30~ 於・東京芸術劇場中劇場

原作/ミゲル・セルバンテス 上演台本/岡山矢 装置/松井るみ 音楽/池辺晋一郎 出演/仲代達矢 山谷初男 野崎海太郎、西山知佐ほか

 なぜ?と思うんだけど、私の頭の中ではしばしば、仲代さんと平幹二朗さんがごっちゃになってしまう。去年の暮れに「生活ほっとモーニング」に仲代さんが出演されたときも、「リア王」を見るんだよーと思いながら見始めて、「違う違う、それは平さん」、だったしね。

 見ようかな、と思っていたときに、生協のチラシでこのチケットを発見したので、席はおまかせの生協頼み。少し後ろ寄りだったけど、ほぼ中央だったのでヨシとする(確か割り引きだったし)。

 開演時と休憩あけ、銅鑼を持った人が出てきて舞台前方下手と上手で、ドーンとならして客電が落ちる。舞台の背景が本になっていて、その中央部分が開くと雲で広大な旅路を連想させる。これはすごく気に入った。そして、仲代さんの馬と、山谷さんのロバが・・・三輪自転車と三輪車? もう最初から大笑い。

 そう、ほんとに滑稽なのね。仲代さんはソフトな発声で張り上げてるわけじゃないのに、とてもよく響く声で明瞭。頼りなげで夢に生きるドン・キホーテそのもの。そして、いや~、サンチョの山谷さんが、すっごくよかった。大らかというか無知というか、イメージするサンチョそのものなんだもの。

 この2人にはとても満足したんだけど、お話自体はそれほどでも・・・と思ってしまった。なんかあっけなかったというか、そのわりにどこか教訓っぽくないですか?と思ったり。でも、ほんとに思ったよりも笑いがいっぱいで楽しめた。私の少し後ろから、時折(決めの場面で)「仲代っ!」というかけ声も。

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