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2008.01.30

新・雨月物語、ポストトーク

出演/鐘下辰男北村有起哉森山栄治松井憲太郎

 終演後、10分の休憩を取ってから。その間、客席にはパンフレット売りが回っていた。自由席なので、前から2列目に移動(ただし、元の席と同じ左ブロック。3~4列前に行ったことになる)。 役と同じように、素顔の北村&森山も対照的。赤のタートルセーターにジーンズ、ビーサンの北村さん。ハンチングと黒の革ジャケット、でもかわいらしい雰囲気の森山さん。

  もともとこの作は、新国立劇場のために書かれて、その時は2幕で3時間半くらいあったらしい。それを、台本180ページを80ページに削り、ほぼ2時間1幕に。最初、俳優さんが手にしたのは完全台本ではなくて、そこからから何ページもごそっとなくなったり、ブロックで移動したり。稽古期間が長かったこともあって、そんな感じで作り上げていったようです。

 ビックリしたのは、北村さんがパブリックシアターとは縁があったということ。カフカ「アメリカ」(昨年、「失踪者」のタイトルで再演)のワークショップに参加し、あれは1年くらいかけるので、どんどん残っていって、役がついて、最初の練習のダンスあたりでアキレス腱を切り無念の降板!

 森山さんは、やっぱり初々しい感じで、鐘下演出との出会いもとても新鮮だったもよう。そのあたり、なんでもどーんと来い、の有起哉兄さんとの対照が面白い。

 トータル30分くらいのトークだったけど、質疑応答の時間もあった。さすがに演劇好きの人たちだから(?)、萬斎さんの時みたいにアララーな質問がない、というのは偏見ですかね。鐘下作品が、わかりにくく血みどろな印象なんだけれども、それは・・・という質問に対しては、非日常、がキーワードに思えた。好奇心が旺盛だから、これはどうなの?と考えてるとそうなるらしい。ラブコメは日常でやれ、ということで。

 この劇場でポストトークを見る(聞く)のは久しぶり。椅子のほかに、ちゃんとペットボトルを載せるテーブルもあって、ほっとした。

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