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2008.02.24

年に一度のお楽しみ:三鷹で狂言

2月24日(日) 「東西狂言の会」 13:00~ 於・三鷹市公会堂

解説・石田幸雄、「奈須与市語」萬斎、「磁石」千之丞(すっぱ)、あきら(遠江・見付の男)、丸石やすし(宿の亭主)--休憩--「鍋八撥」万作(鍋売り)、万之介(目代)、深田博治(羯鼓売り) 笛・槻宅聡

 私は三鷹市の住民税は払ってないけど、払ってもいいと思うくらい「三鷹市芸術文化振興財団」の催し物は多彩である。調布市は圧倒的に負けている。ま、市民ではないけど近くにそんな所があるんだから、行かなくっちゃねー!! 問題は三鷹市公会堂も芸術文化センターも、中央線の駅から遠いこと。そのせいか地元の親子連れとか、老夫婦などという、万作家の狂言会ではあまり見かけない人たちも多く来ていて、地域で見る狂言、という気がする。しかも、茂山家と野村家の両方が見られるんだから贅沢!! 

 私は自宅からバスで行けるんで、実は場所に文句はあまりない・・・のだけれど、風がピューピューしているバス停で、とばされそうになりながらバスを待つのはちょっぴりつらかった。

 石田さんの解説はいつも楽しい。今回は解説のみの出演なので「ずっとやっててもいいんです」なんて、まず笑わせる。東西の演じ方の違いと、その後に本日の演目解説を。今回の演目でビックリしたのは、萬斎さんの「奈須与市語」。こういう地方のホールでの公演では珍しいような気がするんだけれど、どうなのかな。あえて、これを入れたのだとすれば、三鷹もたいしたもの、だったりして。萬斎さんのキリッとした語りと切れ味鋭い動き・・・そして「映像的」(石田師)だなぁ、と。満足満足。(しかし、これだけで帰った人がいたみたいで、それにも驚いた)

 「磁石」も「鍋八撥」も、動きが面白くて(アホらしくもあり)、見て聞いて笑える曲。ああ、どちらも「市」での話でもあるんだ。それでいて、茂山家のやわらかい、ほにゃーっとした味わいと、万作家の飄々、パキッとした雰囲気(とまぬけさの落差)を、十分に味わうことができた。奈須与市語→磁石→鍋八撥、という構成も素晴らしいと思う。

 すでに「来年の東西狂言会は2月22日」とプログラムに明記されている。はいっ、楽しみにしていまーす。

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