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2008.02.02

お能2曲で、エネルギーを使い果たした

2月2日(土) 「若手能 第17回能楽若手研究会 東京公演」13:00~ 於・国立能楽堂

能(観世流)「松風」--休憩--狂言(和泉流)「吹取」、能(金春流)「土蜘

 若手能を見るのは全く初めて。ちょうど、見たいと思っていた「土蜘」があったこと、そして「松風」には賛助出演として亀井忠雄氏が大鼓を、ということで、楽しみにしていた。そうそう、今日の演目は、どちらもとても有名なのに、見たことがなかった。

 入口でもらったプログラムによると、能楽堂の研修生(ワキ方、囃子方、狂言方)は、今年3月、第7期生が専門研修課程を修了とのこと。そして、シテ方も含めて「各流各家の子弟がさらなる技芸の向上を図るよう研究課程の設置」もなされているとのこと。で、今日の出演者がどういう方たちなのかは全くわかんないのだけれども、ま、若手の能なのです(笑)。←なんかプログラムはお役所の文章というのか、解読が苦しい。

 「松風」は110分かかる。それくらいの長さのは何度か見たと思うけど、今日は討ち死にしちまいました・・・。zzzを我慢して、我慢しきれず、の繰り返しで、やや頭痛気味ですわ。「熊野、松風に米の飯」と言われるほどのものなのに。ガックリ・・・。若手のだからということにしておこう。ひどいねー、自分を棚に上げて。

 狂言「吹取」も初めて。演者が実際に笛を吹く、というのが珍しい(普通は囃子方が出て笛を吹くそう)。わかりやすい演目というのもあるけど、狂言っぽくない気がした。足の運びとか、身体そのものが。

 さてさて「土蜘」。歌舞伎で予習してあるから、ストーリーはわかってますわよ。見た目にもダイナミックで、こちらはあっという間の60分。投げられた蜘蛛の糸は、後見が片付けるわけではなくて、出演者が揚幕へ入る時に、意識して足にからませて持ち帰ってるみたいに見えたんだけど、果たして。胡蝶が女性で、初めて女性の能楽師を舞台上で見た。

 今週は無理しないよう、早寝早起きなど心がけて、すっかり回復していたのだけれど、そのエネルギーは今日、すっかり使い果たしてしまった。明日は休養だワ。

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コメント

「松風」、わたしも途中で意識が・・・。
気がついたら、松風さんが形見の烏帽子と狩衣?を持ってました・・・。時間にすると多分5分ぐらいだと思うのですが(^_^;)

110分集中するのって、やはり難しいです。
「松風」は二度目だったんですが、1回目は野外能で、寒かったので大丈夫だったんですけどね・・・(ヲイヲイですね)。

お狂言と「土蜘」も見てみたかったなぁ・・・。
しかーし。「松風」が終わった段階で、次の予定がギリギリでした。
ま、次の場所で、お友達にたくさんお目にかかれたので、よしといたしますわ。

今日は雪だし、充電なさってくださいませ m(_ _)m

投稿: おまさ | 2008.02.03 09:10

おまささま
そうなんですよ。はっと気がつくと「いつの間に、その狩衣を!」って感じでして。私の両隣はけっこう気合いが入ってたみたいなんで、スンマセンという気分も・・・。
「土蜘」は面白いんだけど、そういう表面にとらわれてもいけないんでしょうね。ま、これからこれから。

投稿: きびだんご | 2008.02.03 11:56

お能は勉強して見るっていうより、感じてください!と、先日の「はじめての能・狂言」というレクチャーで、シテ方の大島輝久さんがおっしゃってました。

お謡を知ってた方が、ぜったいにいろんなことがわかるんだろうなぁ・・・と思いつつ、一度や二度、謡のテクストを読んだところで、わからないですしね。
おおよその物語をインプットするのが、精一杯ですわ・・・。
昨日の「松風」は、村雨ちゃんが松風ちゃんを止めに行ったところの緊迫感が、わたしにとっては一番印象的でした。あとは、舞の中で左袖を頭の上に巻き上げるところ。六郎様のはやっぱり、浅見さんのよりも、よりカッコよかったなぁ・・・と(浅見さんのも、ちゃんと決まってましたが)。ああいうところに役者さんの違いが端的にでるのかな?なんて想像しておりますが・・・。

見て面白いお能って、あっていいと思いますよ(じゃないと、わたしも、救われないし・・・爆)。
「鞍馬天狗」とか「猩々乱」「石橋」なんかは、そういう曲だと、少ない観能体験の中では思います。

何かが心に残れば、いいんじゃないですかね!ということで(笑)。

投稿: おまさ | 2008.02.04 00:20

おまささま
そうなんですよねー、「感じる」。長~い時間の中の、ある一瞬に、ふわっと、あるいはガツンと、来るものがあって、それがあるためにまた見に行くんじゃないか、なんて思ったりします。
演劇などすべて「非日常」の体験ではあるんだけど、お能の場合は、そこに流れる時間そのものが全く違っていて、気持ちいいんじゃないかと(でも眠気を我慢してアタマ痛い、ってのはダメだわ。そういう場合、気持ちよく眠ればよかった)。
基本ミーハーなんで、やっぱり見た目カッコイイを追う、というのをブレさせずにいこうと思いました(笑)。そこから見えてくるものも勿論あるでしょう・・・ね。

投稿: きびだんご | 2008.02.04 09:20

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