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2008.02.05

女流創作落語は面白い!

2月4日(月) 「三遊亭白鳥 桂あやめ 二人会~白鳥ムーミンwithあやめちりとてちん」 19:00~ 於・東京芸術劇場小ホール2

あやめ・アタックなんば一番、白鳥・メルヘン もう半分--仲入り--白鳥・プロレス少女伝説、あやめ・ちりとてちん

 幕が上がると、まずは二人揃って登場して、マイクを手に少しトーク。あやめさんの着物は、赤い地色(朱系)に大きなトランプ柄が白と黒で飛んでいる。これはいかにも派手な大阪!という雰囲気だけれど、浅草の伝法院通りで購入したものなんんだって。華やかな雰囲気にとても似合ってる。これに黒っぽい帯の変わり結び、だったと思う(半幅、片流しっぽい?)。帯留めもトランプ。あやめさんによると、池袋は大阪で言えば天王寺、とのこと。

 あやめさん、マクラもけっこう面白くて、大阪のあれこれでも笑わせる。一席目はスポ根マンガの世界で、確かにあのデフォルメされた世界は落語チックかもね。ご本人は、「白鳥くんの噺がプロレスだというので、これに」とのことでしたが。高座でころがるのは白鳥さんの専売特許かと思ってたけど、あやめさんも相当でした。あの赤い着物で「回転レシーブ」?

 「ちりとてちん」はテレビの話題もいろいろと。実のお姉さん(子供時代に一緒に部屋の中で、風船のバレーをした人よね)が、三味線の方で、江波杏子さんの三味線の手はそのお姉さんだって。あと四草くんのファンとも仰ってましたね。そんなあやめさんは劇中劇?「地獄八景~」に芸者で出演してるそう(16日放映だったかな)。で、噺の方は、「食べ手」が芸者さんというところが、あやめさん! 色っぽくて華のある彼女だから、とても似合っていて、こんな風に古典落語でも演者次第で変えて、しかも面白い、というのはちょっと衝撃的だった。この噺のときにはエメラルドグリーンのような着物に薄いベージュの羽織。高座姿が(肩のあたりが特に)とても綺麗でした。別に偏見じゃないつもりだけど、積極的には女性の落語家を見に行ったりはしない私。でも、こういう噺のあり方はすごくピタッとくるなあ。

 一方、受けて立つホームグラウンドの白鳥さん。もともと古典「もう半分」なのに、江戸なのに、なんでムーミンなの、スナフキンにミーなのぉ。というわけで大笑いなのでした。「プロレス少女伝説」も初めて。「オチャ・コング」対「閑古鳥しのぶ」って、その名前は~(笑)。ま、サゲが直前でわかっちゃうところが難ですかねー。

 あやめさんはまた機会があったら、ぜひ聞きたい。白鳥さんは・・・すぐにそんな機会もあるんです! そうそう白鳥さんの場合、「任侠動物園」みたいに全部動物が出てくるんじゃなくて、ムーミンたちみたいなのでもとりあえず「立って歩いて、話す」イメージがすぐにできる方が私は好きだなぁ。

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コメント

「ちりとて」の若狭が師匠から「創作落語をやれ」と言われて今悩んでいますが、タイムリーな記事で思わずニヤリといたしました。
あやめさんの「ちりとて」ご出演は2月の16日ですか? どんな方か知りませんので、注目して見ます。

投稿: SwingingFujisan | 2008.02.06 08:56

SwingingFujisanさま
テレビは見たり見なかったり、見なかったりが多い、という状況なんですよ(でも話の展開は新聞でわかる)。
あやめさん、16日だったかなー、みたいな言い方でしたが、一瞬だけ、一言だけ、なのでお見逃しなく、とのことです。
芸者の衣装で(今もそのシーンはありますね)、根深やら水菜が裾模様に入っているんだけど、それは衣装さんが上手にくっつけたもので、終わってから貰って帰ったそうです(で、自分の着物に付けるつもりみたい)。

投稿: きびだんご | 2008.02.06 10:42

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