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2008.04.02

面白くて、zzzとは無縁(珍しい?)

4月2日(水) 「国立能楽堂 4月定例公演」 13:00~ 於・国立能楽堂

狂言・大蔵流「しびり千作正邦 能・金剛流「二人静」シテ今井清隆、ツレ種田道一、ワキ高安勝久、アイ茂山七五三、笛松田弘之、小鼓曽和正博、大鼓石井喜彦ほか

 またちょっとばかり自宅仕事が忙しいんだけどなー、能楽堂に行かなければ捗るかなー。などと思ったりもしたけど、折角、正面席を取ったことだし、千作さんを見たいし・・・それに誰かに売るには時間がないし、と、頑張って出かけた。ま、暇な時だって開演10分まえくらいにアタフタ駆けつけるのは同じ。

 「しびり」は、かなり前に、野村裕基くんで見た記憶がある。彼が4、5歳の頃と思う。今日は88歳(?)の千作さんだから、ほっんとに子どもと、ほっんとに老人で見た、というわけ。でも、そんなことができる芸能も、そうはないよねぇ。

 千作さんには、ちょっと「「国宝拝観」という気分もあったのだけれど、いやはや、お元気で素晴らしいことです(骨折されたのは秋だったっけ)。「しびり」も、天真爛漫というか単純というか、の愛すべき太郎冠者が、ほんとに可愛い。あらゆる邪念から自由になってる雰囲気がある。楽しかった!! これだけでも行った価値があったというもの。

 「二人静」は、わりとわかりやすい曲、かな。いや、今日も座席の字幕解説にはお世話になって助かったけども。ツレ(菜摘女。取り憑かれた人間)が出ずっぱりで、シテ(静御前の霊)との相舞もあり、大変そう・・・。ツレの「物着」(舞台の上で烏帽子、長絹を身につける)の過程も、たいそう興味深かった。

 でも、シテとツレの舞では、二人で同じように舞うだけに、力量が歴然と現れるんだろうな、とも思った。なんだか、シテの舞の優美さに釘付け状態。扇を持った手の動き、あるいは姿勢など、ほんとになめらかで美しい。ド素人ながら、そんなふうに感じちゃったので・・・。これもまた、次に見る時にどう感じるのか、楽しみ。

 というわけで、トータルでも2時間(休憩込み)だったし、いい気分転換になったなぁ、と、今日は気分スッキリ!! 国宝のおかげかも(笑)。

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コメント

またまたニアミスでお目にかかれず残念!
私なんて、ウチを出たのが12時20分、月島から電車に乗ったのが12時半、国立競技場駅についたら6分前で、開演1分前に着席でした(^^ゞ
そういうのに都合の良い席でよかった…

しびりは期待通り楽しめたんですが、二人静があんな静かな曲なのに眠くもならず堪能できたのは、やっぱり今井清隆さんの力量なんですかね。なんか、凄く得した気分になった定例公演でした。
6月、良さそうですね…
私は9月の開場25周年記念公演に行きたい気分満々なんですが、一瞬で売り切れそうなラインナップ…

投稿: 猫並 | 2008.04.03 00:13

猫並さま
おうちを開演40分前に出ても間に合うなんて(1分前に着とはいえ)、羨ましいです。私ももうちょっと都心に近づきたいなぁ・・・。
それはともかく。ほんとに定例公演(や普及公演)は、いいですよね。今回はつい正面を取ったけど、中正なら随分安くみられるし、気軽に行けますもの。これに関しては、水曜昼なのでありがたい。金剛流のお能も、こういうことでなければ見なかったと思います。そして、今井清隆というお名前をインプット!
9月の25周年記念公演、全く知りませんでした。あわててサイトをチェックして、豪華な顔ぶれにさらにびっくり。確かにチケット取りが大変そうですね。がんばろー。

投稿: きびだんご | 2008.04.03 08:42

最近、先生が地謡にいらっしゃるせいか、銕仙会だけは落ちないなぁ・・・と思っていたら、日曜日の追善能の前シテ後半で・・・(汗)。
会自体が、普段拝見しているお舞台よりは長かったので、仕方ないといえば、仕方ないのですが・・・。
でも、後はなんだかよくわからないけど(>ヲイ!)、すばらしかったので、すっかり引き込まれておりました。

落ちない理由、なんでなんだか、未だに自分でもわかりません(笑)。

国立の開場25周年は、なんか大変なことになりそうですね・・・。あぜくらに入らないと、チケットとれないかも?! 

今日は、萬斎さま+幸弘さん+広忠さんの「能楽現在形」に行って来ます!
舞囃子とはいえ、宝生流の「安宅」延年が出ますから、バッチリ拝見したいものですが・・・。

投稿: おまさ | 2008.04.03 10:59

おまささま
おまささんは、最近はお稽古のこともあって(?)、すっかりお能づいてらっしゃいますよね。
となっても、アルファ波が出てるんだからいいのよ~、と言われるし、気持ちいいならOKですかね。私の場合、時々こりゃダメだ、みたいに頭が重くなることもあって、そこら辺の理由というか仕組みはさっぱりわかりません。
でも、正直、字幕のある公演は助かります(特に地謡が)。

能楽現在形 いいですね!! パブリックシアターのへは行こうかなあ。

投稿: きびだんご | 2008.04.03 19:49

「能楽現在形」よかったです!
これじゃあ、チケットがとれないわけだ!と、変なところで納得(笑)。
パブリックシアターは、ポストトークが毎回あると聞き、心惹かれるものの、金・土・日っていうのが、わたしには、ちとツライです・・・。

話題は全然違いますが(汗)。
先日、生志さんの真打披露目のパーティーで石田節子さんにお目にかかりましたよ。「きものの方に、営業してくるように!って言われてるんで」とお名刺を頂戴いたしました(笑)。
一緒にいらしていたご主人様は、おっとりした、優しそうな方でした。能楽師というよりは、老舗の三代目みたいな雰囲気でしたね(笑)。

投稿: おまさ | 2008.04.07 11:09

おまささま
能楽現在形@パブリックシアター。よく見たら金曜日は無理でした。そして土日も夜の公演のみ、というがちょっと苦しいので、さてどうするか。今週中に考えなくっちゃ。

石田さん、ずーっと前から生志さん(この名前になったのね)とは縁があるみたいですもんね。確かに、ご主人は老舗のボンみたいな雰囲気が
私は昨日、吉祥寺の「くるり」に初めて行ってみたんですよ。「らくや」の2Fに入ってる「たんす屋」は今ひとつ・・・

投稿: きびだんご | 2008.04.07 18:53

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