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2008.05.22

【メモ】文楽に行くと劇場バスに乗ってる

5月20日(水) 「五月文楽公演 第1部」 11:00~ 於・国立劇場小劇場

鎌倉三代記」入墨の段、局使者の段、米洗ひの段、三浦之助母別れの段、高綱物語の段 「増補大江山」戻り橋の段

 今月の文楽公演、重鎮方は第2部に集中してません? 第1部に出演予定だった綱大夫さんが病気休演で、千歳大夫さんが代演されたから、余計にそう思ってしまう。こういう時、千歳さんは毎度、大活躍という感じですね。

 私はどちらかというと「大江山」が楽しみで、「鎌倉三代記」は、それほど見たい!ということもなかった。どうしたって寝そうだし で、実際に途中でちょっと それはどこかと言えば「三浦之助母別れの段」。前後の「米洗ひの段」や「高綱物語の段」はちゃんとしてたんだけどねー。面白いし、華やかだし。燕三さんの三味線だし

 「大江山」みたいに鬼女が出てくるのは、それだけですごく好き。あの、突然こわーい顔になっちゃう「角出しのガブ」とかいうかしらを、近くで見てみたいな。渡辺綱と鬼女との戦いは想像以上に派手で、獅子の毛振りみたいなのもあってビックリ。床が遠い下手側4列から見ていて、この時の「八雲」という楽器が全く見えなかったのが残念。この「大江山」で、これから2人の戦いのいいところ、という時に、3列目あたりの派手めの年輩男女が退場! 床からでも一番に見えそうな場所だったのよねー。あらあら。そして終演後に劇場バスに乗ったら、その人たちが座ってたんで、何よりもバスの席を確保したかったのね、と。私も老母を連れて観劇に行ったりするから、気持ちはわからなくはないけど・・・。

 見終わって外へ出る時には、半蔵門駅に行くか永田町にするか、なんて考えてるのに、目の前のバスを見ると、つつつーっと引き寄せられてしまう(座れそうだというのが大前提)。新宿まで、ボンヤリ窓の外を見ながら、今日の舞台のあれこれを思い出したりする時間はけっこう楽しい。

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コメント

やっしっし、は楽しかったです、私(^^ゞ
なんかもう、コレを見て以来、やっしっしといわずにお米が研げないくらい(爆)

おー、きびだんごさんも不思議な観客に遭遇されたのですね…バスの席確保ねぇ…タクシー奮発して文楽を最後まで見るほうを取るなぁ、私なら(^^ゞ
だって、大江山、面白かったですもーん。

投稿: 猫並 | 2008.05.23 23:13

猫並さま
米洗い、ほんと面白かったですね。いま床本のそこのところを見てみたのですが、調子がよくって、あのシーンが甦りました。それに片肌ぬぎって・・・
どういうわけか局使者の二人が、今ひとつに思えたのはなぜでしょう。

大江山、いや~ダイナミックで楽しかった。
「そこで帰るくらいなら、大江山をまるまる捨てればいいのに」という気もしたんですが。

投稿: きびだんご | 2008.05.24 10:04

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