« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008.06.30

吉田鋼太郎さん!

G2 ←G2版「夏の夜の夢」のパンフレット。買うつもりはなかったんだけど、開演前にお茶を飲んでいたら、傍にいたカップルが持っていて(1人1冊)、チラシと、このパンフの表紙の落差に驚いた。中はチラシのイメージ同様、色彩に溢れてて、でもスッキリしてるんだよねー。手練れの仕事でしょうか。

 本編冒頭に、吉田鋼太郎×山内圭哉×G2の鼎談がある。シェイクスピア劇といえば吉田さんで、最近G2演出作品にも出演されたばかりだものね。載ってる3人の写真が、吉田=黒のニットキャップ+茶系サングラス、山内=黒のニットキャップ、G2=濃いサングラスに黒基調の柄ハンチング。全員ヒゲあり、というのも画面的に面白かった。役者から見るシェイクスピアは、「台詞を言うときに入れたことのない力を使わないと言えない台詞が多い」とか、長々と朗々としゃべることの楽しさ、などというのがあって、へぇぇ、と。実際、山内さんは「長い台詞を言ってるやんか」みたいな感じで、舞台上でネタにしてたっけ。

 400年も前の作品なのに、何人も何人も何人も・・・の演出家たちが、今も「自分の夏夢」を作ろうとしてきてるんだよね。G2の演出が(私には)意外と正攻法だったのも、よくわかる。

 さて、タイトルを「吉田鋼太郎さん!」としたのは、劇団AUNのサイトに、この前の「リチャード三世」の写真がアップされていたから。興味がおありなら、こちらの「上演記録」のページを。こういうふうに写真を残してくださると、記憶が甦ってとてもうれしい。

| | コメント (0)

2008.06.28

G2版シェイクスピア

A MIDSUMMER NIGHT ’S DREAM ~THEじゃなくてAなのが素敵~」 13:00~ 於・東京芸術劇場 中ホール

原作/W・シェイクスピア 翻訳・演出/G2 出演/山内圭哉(デミトーリアス/妖精)、竹内宏太郎(ライサンダー)、神田沙也加(ハーミア)、樹里咲穂(ヒポリタ/ティターニア)、出口結美子(ヘレナ)、コング桑田(シーシアス/オーベロン)、植本潤(パック/フィロストレート)ほか

 G2がシェイクスピアを? そもそもの喜劇を、もっとお笑いにしちゃうの? という感じ。幸い、夕方からの仕事前に時間があって、池袋なら会社に行くのも便利だから、「まあ見ておこうかな」くらいで。調べたらA席もいいところがあったし。

 というわけで、芸術劇場中ホールの2階3列ほぼセンターから。歌もいっぱい入って(全11曲らしい)賑やかだから2階でも全くOK。というか、「かもめ」もこのくらいのキャパだったら・・・と、まだこだわっている。お客さんはやはり若い人が多かった。

 なんとなく、原作は全く影も形もないんじゃないか、と思っていたんだけど、そんなことはなかった。基本は正統「夏の夜の夢」。

続きを読む "G2版シェイクスピア"

| | コメント (0)

2008.06.27

うわーん、時間切れにつきぜひもう一度!

6月26日(木) 「KAZARI 日本美の情熱」展 於・サントリー美術館 7月13日まで

Kazari  始まって1か月たって、やっと見に行くという・・・。昨秋、この展覧会に関する講座をNHK文化センターで受けてたのに、この体たらく。毎月、最終金曜日の午前中の講座だったので、仕事前に話を聞こう、と受講し始めたのはいいけれど、半分終わったあたりで仕事の予定が変更になって行けなくなったのでした。でも、総論と、各分野の専門家のお話を、画像も見ながら聞けたのではある。半分だけね。

 KAZARI、というコンセプト自体が、最近本もよく読まれているらしい辻惟雄先生だなー、というところ(仕事で多少関わりがあったので)。そして、やはり美術史家の山下裕二さんが、月刊文藝春秋のカラーグラビア連載「日本美のかたち」で取り上げてこられた物も、かなりあったよう←このグラビアはすごく好き!

 なのに、あれこれうつつを抜かしていて行けないでいた。よーし、と午後からの仕事前に行ったんだけど、時間が足りず途中から駆け足。ダメじゃん これはもう1回行かなくっちゃ。

続きを読む "うわーん、時間切れにつきぜひもう一度!"

| | コメント (2)

Чайка*かもめ*居場所はどこ?

6月25日(水) 「かもめ」 14:00~ 於・赤坂ACTシアター

作/アントン・チェーホフ 翻訳/沼野充義 演出/栗山民也 出演/藤原竜也(トレープレフ)、鹿賀丈史(トリゴーリン)、美波(ニーナ)、小島聖(マーシャ)、中嶋しゅう(ドルン)、藤木孝(シャムラーエフ)、藤田弓子(ポリーナ)、たかお鷹(メドベジェンコ)、勝部演之(ソーリン)、麻実れい(アルカージナ)ほか

 初日の観劇から、さほど日を置かずに再び。本来なら、公演の後半に見るはずだったのに、ACTシアターの予約サイトから申し込んだ時に、とんだ大失敗。水曜ではなく木曜のチケットを取ってしまっていた。数日してから気づいて大ショック! 頼まれて人の分まで買う時に限って、こんな失敗をするとはなんてこと 幸い、それはやはりチェーホフ読み仲間が買ってくれたのだけど(D列だったからもっと至近距離)。取り直すときに、25日ならI列=通路のすぐ後ろ、があったので、まあいいか・・・と。

 初日に見た時に感じたストレスは、要するに舞台が遠かったことに起因していたわけで、今度は大丈夫。まあ結果的には、上から見下ろすことですごく奥行きのある舞台の構造(シンプルだけど)も、よくわかったのでした。

 たまたま今「ハムレット」を読んでいるので(というか、2時から「かもめ」を見る前に、午前中は「ハムレット」精読という小田島教室だった)、ある意味すごいタイミングではある。ああ、藤原竜也ってハムレットも演じてるんでした(なぜか見に行く気がおこらなかった・・・。今なら見てると思う)。

続きを読む "Чайка*かもめ*居場所はどこ?"

| | コメント (2)

2008.06.23

さとごころがついてしまう「夏祭浪花鑑」

6月22日(日) 「コクーン歌舞伎 夏祭浪花鑑」17:00~ 於・シアターコクーン

勘三郎(団七)、橋之助(一寸徳兵衛)、彌十郎(釣船三婦)、扇雀(お梶)、七之助(お辰)、勘太郎(磯之丞)、芝のぶ(琴浦)ほか

 コクーン歌舞伎での「夏祭浪花鑑」は3回目なんだっけ(初演は見てないが)。正直、あらまた?という感じがあったことは否めない。今日は「着物仲間」4人での観劇だったのだが、生憎の激しい雨で全員挫折。まあ、こんなこともあるわよねー(ああ、都心に住みたい)。チケット取り係の私としては、土曜か日曜を4枚、というので、ちょっと苦労した。けっきょくS列だったけど、でも暢気に見るのには悪くない。(実のところ、中村屋で「夏祭」ということで、そんなにエネルギーを注がなかった、ということですね)

 そして、何回も見てるつもりなのに(含・松竹座)、前はどうだったっけ、というのが思い出せなくて、新鮮に見られる・・・喜んでちゃいけない

 タイトルは、前にも書いた記憶が(ちゃんと)あるけど、玉島、という地名がとても身近だから。なにぶん私の生まれは備中国でございますし、祖母は玉島出身だったから、私も小さい頃はよく行ったので。その玉島へ帰るのなんの、という台詞がしばしば聞こえると、あー私も帰らなきゃなぁ、と・・・。

続きを読む "さとごころがついてしまう「夏祭浪花鑑」"

| | コメント (4)

2008.06.22

「声の力」を実感した

6月21日(土) 「第6回 朗読の日 Cプログラム」 16;00~ 於・博品館劇場

朗読作品:「母べえ」(野上照代)、「ありがとう名人」(齋藤茂太)、「にごりえ」「十三夜」(樋口一葉)、「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか」(アレン・ネルソン)、「雪解け」(覚和歌子)--休憩--「火垂の墓」(野坂昭如)、「おこんじょうるり」(さねとうあきら)、「雨月物語より『吉備津の釜』」(上田秋成)、「世界から読む バイリンガル源氏物語

 チェーホフの戯曲を声に出して読む、という講座を一緒に受けた人が出演するので見に行った。個人的にあれこれ話しているわけではないのだけれど、15人程度という少人数なので、何かと親しくなるのである。彼女はその講座でも、「専門的にやってるでしょ」というのがすぐにわかる発声だったのでした。

 ほんというと、世田谷パブリックシアターの「能楽現在形」が昼の公演だったなら、迷わずそちらへ行ったと思うけど、夜だったので、さんざん迷ったすえに、こちらに行くことにした。何しろ、金曜は「かもめ」で、日曜のコクーン歌舞伎も夜、という予定を早くから入れていたから、さすがに週末に3日連続で夕食時にいない、という事態を自粛したっていうわけ。

続きを読む "「声の力」を実感した"

| | コメント (0)

2008.06.20

【メモ】初の赤坂ACTシアター、初日の「かもめ」

6月20日(金) 「かもめ」 19:00~ 於・赤坂ACTシアター

 劇場の先行発売で、あせって購入したんだけど(藤原竜也主演なので激戦かと)、そんなにあわてなくてもよかったみたい。私の観劇本番は、実はもう少し後。チェーホフ読み仲間のオバサマと一緒に行くことにしているので、今日はA席から。ゆえにお芝居の感想などは、後日。相変わらず自宅仕事に追われてるのだ。

 2階のG列、すなわち通路のすぐ後ろなので、たぶんA席の中では最前列ということになるのでしょう。そのほぼ中央。気分的には歌舞伎座の3階1列から見てるよう。「かもめ」なら、もう少し小さい会場の方がよかった気がする。味わうには遠さが邪魔をした、というところ。竜也くんや美波ちゃんの良さは充分伝わったけれど。

 千代田線は私には不便なんだけど、帰りは3回も乗り換えたわりに、すいすい進行して(ホームに行くと急行や特急が来るので、待ち時間なし)、劇場入口から50分で帰宅できた。快挙だわ。「近い」と思えるのは、大事だったりするんでねー。

あっ、9月の「赤坂歌舞伎」の仮チラシを入手。9/3~9/20で、いつもの勘三郎組に段治郎参加、という感じ。でも、演目が「狐狸狐狸ばなし」と「棒しばり」って、徹底的にエンタメ路線。

| | コメント (4)

2008.06.19

6月19日は「朗読の日」。あ、桜桃忌!

Roudoku2(これが苦しい) 十 九 で「朗読」。語呂合わせの記念日ですね。6年前に定めたとのこと。NPO日本朗読文化協会というのがあるのも初めて知った・・・と思ってたけど、たしか何年か前に同じ博品館劇場で「源氏物語」の朗読があった時に、チラシを貰ってへぇぇと思ったような気がする。その時は、俳優さんによる朗読だったけど。

 知人が出演するので全5ステージのうちの1回を見る予定。毎回、違う出演者で、古今東西のほんとに多彩な作品が読まれる。源氏千年紀にちなんで、なんらかのかたちで「源氏」が読まれるのは今年ならではなのでしょう(同協会の名誉会長が瀬戸内寂聴)。ちなみに私が行く回では「世界から読む バイリンガル 源氏物語」とのこと。

 実家の母は、市の朗読ボランティア養成講座に通って、20年あまり続けていたのだけれど(市の広報を録音するのが長かった。その後、好きな作品を読んだりも)、今年きっぱり引退したと言ってた。ま、グループを組んで老人ホームの慰問に行っても、どっちが入居者かわからないよねぇ・・・

 思えば、息子が通った幼稚園の「読み聞かせサークル」に始まって、たいてい身近に「声に出して読むこと」があった。でも常に「観客」なだけだわー。

続きを読む "6月19日は「朗読の日」。あ、桜桃忌!"

| | コメント (0)

2008.06.16

古いパンフレット

Panf  片付けものをしていて、5、6年前のお芝居のパンフレットを入れていた箱を発見。ちょうど2003年6月のコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」が一番上にあって、すごいタイミングで出てきたなぁ、とビックリした。

 同じくシアターコクーン「欲望という名の電車」(2002年5月)も発掘したので、ついでに2003年11月・青山円形劇場と、2007年11月・東京グローブ座のも並べてみた。左からコクーン、円形劇場、グローブ座、の順。

 実はグローブ座のは2冊ある。「お詫び状」付き。印刷ミスがあり、ロビーではあえてそのミスのあるのを売って(そりゃー刷り直しが間に合わなかったってことで)、後から正しいのを送ってきたというわけ。仕事がら、こういう出来事にはものすごく胸が痛むんだけど、それとは別に「なーにがいけなかったの?」という野次馬根性もあって・・・。

 ちなみに、コクーンは蜷川幸雄演出で、ブランチ=大竹しのぶ、スタンリー=堤真一、ステラ=寺島しのぶ、ミッチ=六平直政。青山円形劇場とグローブ座は、鈴木勝秀演出、ブランチ=篠井英介、スタンリー=古田新太/北村有起哉、ステラ=久世星佳/小島聖、ミッチ=田中哲司/伊達暁でした。こうして名前を挙げたりしていると、いろいろ思い出してくる。

 パンフをいつも買うというわけではないけど、いつの間にかたまってしまい、置き場所にも苦労するありさま。でも、たまに見返すのも面白い。年をとって出歩けなくなったら、こういうのを読んで若かりし頃(笑)を思い出せるように、ちゃんと保存しておこうっと。

 たまたま、つかこうへいのお芝居のパンフもいくつか出てきた。最近は見てないんだなぁ。

| | コメント (2)

2008.06.15

さん喬師匠には弟子が10人

6月15日(日) 「柳家さん喬勢揃い一門会 夜の部」18:30~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

小んぶ・小町、さん若・権助芝居、さん弥・熊の皮、喬太郎・小言幸兵衛--仲入り--喬之助・粗忽長屋、さん喬・唐茄子屋政談

 相変わらず、充実の落語会が続く三鷹である。当初、この日の予定が立たなかったので見送っていたのだが、大丈夫、となった時には昼の部は完売。でも、会場もまあ近くだし、夜の部でいいや、と全く気軽に出かけたのだった。

 さん喬師の弟子は、筆頭弟子の喬太郎さんから始まってただいま10人。さん喬・喬太郎の二人は昼夜とも出演で、他の人たちは昼と夜のどちらかに。落語トモダチの若い女性が、もっか、さん若、さん弥に入れ込んでいるらしく(そんなにマニアックでいいんでしょうか)、彼らがちょっと気になるので、夜の部の方が「望むところ」でもあった。昼夜通しで聞きにきていた喬太郎ファンのKさんによると、昼の部では、喬太郎さんがトリだったそう。出演者も昼の方が1人多いこともあり、3時間以上だったとのことだけど、夜は2時間半少々。不便な場所だから帰りも気になるよね。みなさんマクラもそこそこに噺に入っていった。

続きを読む "さん喬師匠には弟子が10人"

| | コメント (0)

2008.06.14

「アフタースクール」3人の目

6月14日(水) 「アフタースクール」 於・シネクイント 15:00の回

監督/内田けんじ 出演/佐々木蔵之介、堺雅人、大泉洋、常盤貴子、田畑智子ほか 

 なんとか仕事にケリをつけて、ちょっとほっとした水曜日の午後。時間的にもとても都合がいいので、出かけたついでに渋谷パルコpart3へ。ここなら(カード特典で)安く見られるし、と思っていたら、そもそもレディースディで1000円なのでした。ラッキー。こんな平日昼でもかなり混んでいて、センターブロックを指定したら後ろの方・・・でも、小さい映画館だから問題ナシ。

 映画は二番館でたまに見る、というくらいなので、「こんなに予告編が多いのか」と、お目当てを見る前にちょっとグッタリ。

 それはともかく・・・映画はとても面白かった。ストーリー上の面白さを書くとネタばれになってツマンナイから、それはできないけど、出演者それぞれ、いかにものような、裏切られるような。サスペンス・コメディって言われるの?

続きを読む "「アフタースクール」3人の目"

| | コメント (4)

今週の市馬落語は、曇のち晴

6月10日(火) 「第4回 WAZAOGI ろっく・おん 『通好み』」 19:00~ 於・内幸町ホール6月13日(金) 「市馬落語集」 19:00~ 於・お江戸日本橋亭

6/10 (開口一番・市朗)市馬芋俵鯉昇鰻屋--仲入り--市馬天災昇・茶の湯 6/13開口一番・市丸(真田小僧)、市馬湯屋番--仲入り--市馬抜け雀

 実は今週は2回も落語会に行ってたのです。火曜日なんかほんとはそんな場合じゃなかったんだけど・・・。ぴああたりで買ってたチケットなら、迷わずパスしてた。それでも気晴らしになるかと出かけた。結果は、そういうわけにはいかなかった、というところ。

 そもそも、博多座の翌日ですもの。未だ気持ちは彼の地にあり、というのが正しいかも。その上、思ったよりも仕事が長引いて、到着したのはほぼ市朗くんの噺が終わるあたり(湯屋番だったらしい)。なんとなく気分が乗らないまま、最後まで 市馬師匠は、メインは鯉昇師匠というアタマからか(出番的にそうだものね)、「芋俵」と「天災」をどちらもあっさりめに。

 私は師匠の「天災」を聞くのは初めて。でも、どうもこの噺は面白いと思えない。オススメのCDでもあれば、教えてほしいなあ。

続きを読む "今週の市馬落語は、曇のち晴"

| | コメント (0)

2008.06.13

阿部寛@NHK

今朝の生活ほっとモーニングにご出演。
しか~し、知らなかったので、たまたまTVをつけた時(基本的にNHKに合わせてある)には、すでに10分くらい過ぎてた。残念!
その上、彼にとってのターニングポイントとなった舞台「熱海殺人事件」の映像が流れた時に、狙ったかのように息子が出かけたので、あまり見られず……。途中からでも録画しておくべきだったなあ。

私は誰が見てもハンサム、という人は苦手。役者でも実生活でも。気後れするのかなあ。
(だからお会いしたときに口数が少ないんですよ、わかりましたね。Kさん)

その上、阿部寛って、モデル上がりという先入観もあって、全くマークしてなかった。
でも「熱海~」だから、彼が主役だけど、見に行くか、という程度だった。
そして、出会ったわけですよ。役者さんって、それまでの自分をいったん壊して、役を生きるものなのかな、と思える瞬間にネ。

まあ、だからと言って、すごいファンになったというんではない。テレビドラマもふだんあまり見ないし。
そんな中で、大河ドラマ「義経」での知盛は注目だったんだなー。
今日のTV出演は、その義経でも夫婦役だった夏川結衣と、またしても夫婦の映画「歩いても歩いても」と、コクーンの舞台「道元の冒険」がらみよね(なにぶん最初の1/4くらいは見てないので)。

映画はほぼノーマークだったけど、うーむ。
昨日書いた「婦人公論」では、この映画に出演してる樹木希林とYOUが対談してたのでした。そう、この2人がちょっとどうなの?という気分もあって。

で、阿部寛。話を聞いてると、なんだかうまく年を取っていけそうなタイプかな、と。
いやウツクシイ人は男性も年の取り方が難しい気がするもので。ゆるく見守っていきたいです。

| | コメント (2)

「婦人公論」を買ってみた

Fujinkouron ←いや、別に「夫婦の快適な距離を知りたい」と思って買ったわけではありません。まあ、それは人それぞれでしょうしねぇ。

 目当ては「ルポルタージュ 時代を創る女たち」の「富司純子 たおやかな烈女」。これは梨園の妻ではなくて(その部分も勿論あるけど)、女優・富司純子の軌跡に焦点を当てている。ま、私は昔の映画「緋牡丹博徒」シリーズはもとより、テレビもほとんど見てないか記憶がないので(大河「源義経」にしろ「3時のあなた」にしろ)、はあそうですか、でしかない。でも、ここにきて映画などでも、ほんとに大活躍!

 これは読みたくて読んだ記事だけど、出会い頭みたいなのが、パトリス・ルコント監督と寺島しのぶの対談。しのぶちゃんは最近ショートヘアで、それはロロ氏の趣味だそうですよ 

 ほかにも俗曲師のうめ吉が島田雅彦と対談してるのも面白かったし、上野千鶴子と姜尚中の対談(米大統領選がらみ)なんてのもある。やたら対談が多いのは安直では? なーんて。それはともかく上野・姜対談の写真キャプションに「教授会の後、上野さんお勧めのお店に駆けつけてくれたお二人・・・」なんてあるのが、なんとはなしにイヤミな感。というか、このお店はもしかして、と、根津方面を想像してみたりした。

 そもそも表紙が樋口可南子なのでしたねー。彼女を見ると、以前、NHKの「生活ほっとモーニング」に出演したとき、その前日の同番組に、京都の旅で出ていた藤村志保の「ゆたかさ」とつい比べちゃって、「まだまだ」と思ったことが甦ってしまう。

| | コメント (0)

2008.06.12

帰りたくなくなる博多座

6月9日(月) 「六月博多座大歌舞伎 昼の部」 11:00~

 「寿曽我対面」松緑(五郎)、菊之助(十郎)、梅玉(工藤祐経)、翫雀(小林朝比奈)、松也(大磯の虎)ほか 「京鹿子娘道成寺」藤十郎、所化=翫雀、松江、男女蔵、亀三郎、亀鶴、松也、梅枝、萬太郎、寿治郎ほか 「髪結新三」菊五郎(新三)、時蔵(手代忠七)、菊之助(お熊)、秀調(車力善八)、松緑(下剃勝奴)、團蔵(弥太五郎源七)、左團次(家主長兵衛)ほか

 昼の部の席は、3列目の左ブロック・通路際。すなわち花道から4つ目の席でした。うーん、夜の部をこっちで見たかった? 「道成寺」では左隣の人が手拭いをキャッチ、そのお隣さんは「花子」が口紅をぬぐった懐紙を。いや、どちらも全然うらやましくはないですケド

続きを読む "帰りたくなくなる博多座"

| | コメント (0)

博多座、まずは夜の部

6月8日(日) 「六月博多座大歌舞伎 夜の部」 16:30~

「菅原伝授手習鑑 加茂堤 賀の祝」梅玉(桜丸)、時蔵(八重)、松緑(梅王丸)、菊之助(春)、翫雀(松王丸)、東蔵(千代)、左團次(白太夫)ほか 「達陀」菊五郎(僧集慶)、藤十郎(青衣の上人)、翫雀(堂童子) 練行衆=團蔵、秀調、右之助、亀三郎、松也、梅枝ほか 「弁天娘女男白浪 浜松屋見世先の場 稲瀬川勢揃いの場」菊之助(弁天小僧)、松緑(南郷力丸)、亀三郎(忠信利平)、梅枝(赤星十三郎)、團蔵(日本駄右衛門)ほか

 さて、ほんとは弁天小僧で〆て遠征を終えたいところだけれども、そうもいかず、「夜の部」を先に。席はA列、すなわち1列目・・・うひゃ~。右ブロックだけど、通路際だし、たまにはこういう席で見てもいいよね。しかし、通路を挟んだ隣(つまりセンターブロックの右端)は、最初から「荷物置き」となっていて、お連れ様が来られなかったんでしょうけど、それはあまりに悲しすぎる。

 「加茂堤」は私は初めて見た。なるほど6年ぶりらしい。梅玉-時蔵の夫婦が、おっとり大らかな味を出していて、いかにもそういう時代の風情あり。斎世親王=松江、苅屋姫=梅枝も綺麗でフレッシュ。梅枝くんは先月に引き続き、恋に一途な「ちょっと、そこに入っちゃダメなのよ」と忠告したくなる(笑)姫様ですねぇ。・・・それはともかく、この「加茂堤」を見てると、後の展開がよくわかる。

続きを読む "博多座、まずは夜の部"

| | コメント (2)

2008.06.11

来春、NINAGAWA十二夜@ロンドン

 きゃー、日刊スポーツに記事が出てるという情報が。

 深夜に、突然目がらんらん ちょっとそういう予感はあったのです・・・と、書いた記憶もある。なので、やはりというか、意外ではない。しかし、来年3月ねぇ。貯金をするには間に合わない←予感があるなら「ロンドン貯金」くらい始めてろ、ですかね。

 眠くて涙が出てたんだけど、いっぺんに目が覚めた。明日(というより、もう今日だなぁ)、小田島先生の講座があるんだけど、何か仰るかな。

| | コメント (0)

2008.06.10

博多探訪記・・・は、また後日

 6月8、9日で、博多に行ってきた。全く、歌舞伎を見るためだけに。行くまでに終わらせておくつもりだった仕事を、結局かかえて行くことになり(持って行っても、どうせやらないことはわかってたけど)、今げんざい、とても感想などを書いてる場合じゃありません。・・・と、言いつつ、ちょっとだけ。

 いや~、博多座って、空港からとても便利、すなわち東京から行きやすいのね。私がちょくちょくおたずねするサイトの皆さんが、そんな風に書いてらした記憶があって、「じゃあ、私も行けるかしら」と思ったのが、今回の博多行きの追い風となっていたのでした。ANAとホテルがセットになってるパック企画を選んだら、往復の飛行機もホテルも一度に予約できたし(しかも安かった)、いろいろ便利な世の中なんだなぁ、というのも実感。

 博多座の豪華なウレシイ演目は、近ければ何回でも通うのに・・・というところ。むしろ遠いから諦めがついていい、とも言えるか。名古屋あたりだったら、日帰りでまた行っちゃうね。劇場も見やすい(客席通路が広い。椅子もゆったりめかな)。歌舞伎座ではお馴染みの、開演してからも人がどんどん入ってくる、というのが少ない気がした(前の方の席だったから、そういう人に気がつかなかった、というのではないと思う)。客席で、ちょっと喋ってもすごく声が響くのは難点ではあるけど、ガサゴソ音は殆どしないし、ストレスは少ない。

 お弁当もたくさん売っていて、豪華なのに安い もちろん美味しいし。すっかりお弁当のファンになっちゃった。自分が西日本出身ということもあるのか、お寿司(一口タイプでいろんなのが入ってる)の味が、とても口に合う。ちょっぴり甘めなのかな。

 夜の部は、1列目の右ブロック(でも一番センターに近い通路際)。こんな近くで菊ちゃん弁天を見られてシアワセ・・・なんだけれど、どうしても首を左に向けて見るからちょっと疲れ気味(だいたい舞台が高い気がする)。しかも、ここで右目を酷使したのか、翌朝、目が覚めるといきなり右目が痛くて、青くなった。目医者に行くか、というくらい。しまった! コンタクトを外し忘れたか、と思ったけど、それは大丈夫。最終的には、たぶん睫毛が入ったかなにかで、すぐにおさまったんだけど、いや~、ビックリした。

 道に迷ったりするはずがない、と、油断したのが間違いで、帰りに空港へ向かう時に、ついうっかり地下鉄の乗り場を間違えて、違う方面へ2、3駅乗ってしまったのが、まあご愛敬、ってことで。何か、そんなことが起こらないと私の旅ではないらしい。

| | コメント (4)

2008.06.06

洋楽のホールで能楽囃子を聞く

6月5日(木) 「シリーズ『歌』VOL.11 歌舞音曲」 19:00~ 於・紀尾井ホール

素囃子道成寺組曲」(おはなし:挨拶) 舞囃子 酌之舞」 舞囃子安宅 延年之舞」--休憩--大鼓一調勧進帳」(おはなし:メンバー紹介) 居囃子松風」(おはなし)舞囃子邯鄲 盤渉

大鼓/亀井広忠 笛/一噌幸弘、一噌隆之 小鼓/大倉源次郎、吉阪一郎 太鼓/助川治 (観世流シテ方)谷本健吾(融)、観世喜正(安宅、松風)、味方玄(邯鄲)、山崎正道(謡・勧進帳)、川口晃平

 亀井広忠さんプロデュース。6月12日の1回公演の予定だったのが、本日の追加公演となった。挨拶の中で、本公演よりも先に追加公演とは、なんて亀井さんが仰ってたけど、こうなったのもひとえに彼の忙しさゆえ、みたい。今月は24の舞台がある、とのこと。

 私はたぶん、世田谷パブリックシアターの「狂言劇場」で気分が盛り上がってたのと、紀尾井ホールなら木曜でも遅刻せずに行ける、と踏んで、残り少なくなっていたチケットを購入(紀尾井ホールの公演チケは、たいていこのホールで買う)。実際、6時半くらいに会社を出たのに、「駆けつけ一杯」とワインを飲む余裕もあったんだから(また飲んでる、と言わないで)、紀尾井ホールさまさま。ただし、席は2階の正面ブロック4列目。2階1列がずらーっと空いていて、主催者取り置きの席だったのかなぁ、と。

続きを読む "洋楽のホールで能楽囃子を聞く"

| | コメント (2)

2008.06.04

「瞼の母」までの長い道(ほぼ雑談)

6月3日(火) 「シス・カンパニー公演 瞼の母」 19:00~ 於・世田谷パブリックシアター

作/長谷川伸 演出/渡辺えり 出演/草彅剛(番場の忠太郎)、大竹しのぶ(水熊のおはま)、三田和代(半次母おむら)、高橋一生(金町の半次郎)、篠井英介(銭を乞う老婆/鳥羽田要助)ほか

 いや~、自分でもなんでこれを見に行ったのか、不思議である。魔が差した(笑)としか言えない。シス・カンパニー公演なので、世田谷パブリックシアター会員であっても、先行販売等の特典は一切なし。ネット発売もないんだっけな。それだけで、もう結構、というところがある。先行で楽に買えれば見てもいいかな、という程度で、それだって「瞼の母」とくれば躊躇する・・・それなのに。

 チラシをさんざん貰ってた。そこに書いてある出演者名、篠井英介、高橋一生あたりを見るたびに、うーむ、と思っていたところへ、「ぴあ」と「イープラス」から先行申込みの案内(電話のみ)が来たので、ま、ダメ元かぁ、と電話したのが、「魔が差した」ってことですね。

続きを読む "「瞼の母」までの長い道(ほぼ雑談)"

| | コメント (4)

2008.06.03

落語ブーム?(追記あり)

 下に紹介した「BRUTUS」に、実は落語家が登場している。特集の中では立川談志師匠が三谷さんと対談(4ページ!) そして、旬の人やアート、映画等々を紹介するレギュラーページらしい巻末の「M&M」の中の1ページに、立川談春師匠とずんずん堀井氏の対談も載っている。

 落語ブームと言われてもうかなりになるけど、ほんとにそれが定着したのだろうな、という気がしてくる。そういえば、先週発売の「週刊文春」にも落語ネタがあったのだった。しかも、将棋の先崎学さんのページに 彼は談春さんの落語会に行き、著書のサイン会の列に並んだそう。握手した時の感じが、私にもわかるわかる、というか、ポワンとした手なんだよねー。はい、わたくしも以前、雑誌にサインを頂き、えっ、握手もと思った口でして。ついつい、先崎さんがいらしたのは三鷹の独演会なのかなあ、などと穿鑿してしまった。

 同じ号には、談春さんとも繋がりの深い柳家三三さんが紹介されている。こういう人(地味といえば地味、と私は思うんだけど)が出てる、というあたりが、ブームも定着??と思わせるゆえん。 そういえば、立川談春「赤めだか」発売で、書評もあちこちで見かけるんでした(「文春図書館」の中にもあったっけねー)。

 来月には、今年で最後らしい「大銀座落語祭」も5日間にわたって行われる。私は第1回にちょっと行っただけで、後は全く行ってない(と思う)けど、今年は1日だけ落語祭に行く日を作った。折角なので、上方落語を聞こうかな、と。でも、人気のチケットはとても取るのが大変なので、「銀座に行ったら落語をやってたんで聞いてみました」という具合には行かないのが、なんともねぇ・・・。

【追記】そういえばいつだか噺家さんが、「ブームといってもそれは一部の人だけ」と言ってたんでした。上に書いたのにはほぼ全てに立川談春師匠がからんでるけど、彼のように寄席に出ない人の場合は、一段とチケット取りが大変でしょうね。牽引する人たちがいて、全体的に底上げ、という状況に入っているのかしら・・・? というのがわかるほどには落語を聞いたりしてない私。

| | コメント (8)

2008.06.02

まるごと三谷幸喜

Brutus  少し前に「相棒」の水谷豊のことを書いたけど(まだまだTVに出演されてますね、私が気がついていなかっただけ)、三谷幸喜も相当な露出。と言っても、私は「英語でしゃべらナイト」を、少~し見ただけ。あとは朝日新聞夕刊の三谷さんの連載コラムくらいかなあ。

 あれ? 今度の映画について、ちょっと画面で見たのは・・・佐藤浩市が何かの番組に出てた時?? 皆さん、お忙しい。

 書店では、こんな「ブルータス」を発見。「ザ・マジックアワー」の完成披露試写会の会場から三谷さんが消えた、という設定から、特集ページがスタート。いや~、失踪事件の「捜査」というスタイルで、彼を多角的に紹介している。というか、いろいろ遊んでる。こんなにプライベートなこと(母親ほか親族登場、幼少期の写真など)を出してもOKの人だったんだ、と、ちょっと意外でもあった。

 読みものとして、とても面白うございました(とてもすぐに全部は読めないから電車本にしよう)。映画はさて見に行くのやら? なんとなく出演者に新鮮味がないでしょう??

 ところで、この「BRUTUS」は本体価格552円。税込みだと579円。地元の書店レジで、私の前の若い女性が買った雑誌も、私の後ろの若い男性が買った雑誌も、(つまり3人続けて)「579円でございます」。それぞれ、何だったかまでは知らないけど(「BRUTUS」ではなかったと思う)、雑誌の「適正価格」は579円なのか、と一瞬思ったのでした。

| | コメント (2)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »