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2008.06.28

G2版シェイクスピア

A MIDSUMMER NIGHT ’S DREAM ~THEじゃなくてAなのが素敵~」 13:00~ 於・東京芸術劇場 中ホール

原作/W・シェイクスピア 翻訳・演出/G2 出演/山内圭哉(デミトーリアス/妖精)、竹内宏太郎(ライサンダー)、神田沙也加(ハーミア)、樹里咲穂(ヒポリタ/ティターニア)、出口結美子(ヘレナ)、コング桑田(シーシアス/オーベロン)、植本潤(パック/フィロストレート)ほか

 G2がシェイクスピアを? そもそもの喜劇を、もっとお笑いにしちゃうの? という感じ。幸い、夕方からの仕事前に時間があって、池袋なら会社に行くのも便利だから、「まあ見ておこうかな」くらいで。調べたらA席もいいところがあったし。

 というわけで、芸術劇場中ホールの2階3列ほぼセンターから。歌もいっぱい入って(全11曲らしい)賑やかだから2階でも全くOK。というか、「かもめ」もこのくらいのキャパだったら・・・と、まだこだわっている。お客さんはやはり若い人が多かった。

 なんとなく、原作は全く影も形もないんじゃないか、と思っていたんだけど、そんなことはなかった。基本は正統「夏の夜の夢」。

 ヒポリタとティターニアを演じた樹里さんは私は全く初めてだったけど、立ち姿もスタイルも歌も、とてもよくて、さすが元宝塚、という感じ。神田沙也加、出口結美子の友人(恋敵)コンビも、生き生きしていて、女性陣の存在感が強力だったなあ。

 神田沙也加は去年見た「夏の夜の夢」@新国立劇場(ジョン・ケアード演出)にも出演していたのでした。あのときは、妖精の一人で、それほど台詞は多くなかったけど、今回のハーミアがたぶんものすごく適役で、センスもあるんじゃないかなぁと思った。

 舞台装置の使い方がシンプルなんだけどユニーク。と言っても、なんだかわかりませんねー。森の中のシーンも、木は1本もナシ。段差で四角く区切られた場所がアテネであり、別のシーンでは森であり。横長の台かと思えばそれがベッドになって、(人が乗ったまま)上に吊り上げられたり降りてきたり。

 一番ふむふむと思ったのは、パックのいたずらから、それまではハーミアを追いかけていた2人が、突然ヘレナにとなってからの、4人のごちゃごちゃ。ヘレナの台詞(ハーミアがからかってそんなことをさせてるんだ)が、ものすごく説得力があって、よくわかるじゃないの、このシーン、と。

 職人たちの芝居のところは、今ひとつ、かなあ。これ、ストーリーを知ってないと、さらによくわからないところではある。だから尚更、内輪ネタみたいなので笑いを取ったりしている感も。スキンヘッドのパックは、全くもって「異形」。両性具有、年齢不詳を意識したらしいけど、そのためにかえってワケわかんない度が増してしまったように見えた。

 大阪弁を使ったりもしてたけど、もっとハチャメチャかと思いきや意外とマジメ?というのが、「G2版夏の夜の夢」を見ての感想なのであった。

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