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2008.06.15

さん喬師匠には弟子が10人

6月15日(日) 「柳家さん喬勢揃い一門会 夜の部」18:30~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

小んぶ・小町、さん若・権助芝居、さん弥・熊の皮、喬太郎・小言幸兵衛--仲入り--喬之助・粗忽長屋、さん喬・唐茄子屋政談

 相変わらず、充実の落語会が続く三鷹である。当初、この日の予定が立たなかったので見送っていたのだが、大丈夫、となった時には昼の部は完売。でも、会場もまあ近くだし、夜の部でいいや、と全く気軽に出かけたのだった。

 さん喬師の弟子は、筆頭弟子の喬太郎さんから始まってただいま10人。さん喬・喬太郎の二人は昼夜とも出演で、他の人たちは昼と夜のどちらかに。落語トモダチの若い女性が、もっか、さん若、さん弥に入れ込んでいるらしく(そんなにマニアックでいいんでしょうか)、彼らがちょっと気になるので、夜の部の方が「望むところ」でもあった。昼夜通しで聞きにきていた喬太郎ファンのKさんによると、昼の部では、喬太郎さんがトリだったそう。出演者も昼の方が1人多いこともあり、3時間以上だったとのことだけど、夜は2時間半少々。不便な場所だから帰りも気になるよね。みなさんマクラもそこそこに噺に入っていった。

 喬太郎、さん喬というのはもちろん別格で、他の出演者の中では、さん弥「熊の皮」が一番面白く聞けた。いわゆるニンに合った噺というのでしょうか。たぶん、壊れた感じの、エキセントリックな人が出てくるのがいいみたいで。という点では、私が最初に「熊の皮」を聞いた、現・遊雀さんに通じるものがあるのかなあ。

 喬太郎さんで「小言幸兵衛」を聞くのは初めて。幸兵衛さんが朝、長屋を一回りしているときの様子からしておかしい。「子どもを泣かすんじゃない」とあやしはじめるところなんか、すごくたっぷりだし、一人めの店子候補の豆腐屋が怒って(泣いて)出て行くところともども、やはり演劇っぽく感じる。なーんて、今はそう思ってるだけで、その場では、単にアハハハと笑ってただけ。

 さん喬師匠は、ほんと素敵なんで、もっと聞かなきゃねーと思うんだけど、正直そこまで手が回らないのだ。今日もじっくりたっぷり。粋な高座だな、とも思う。徳三郎がカボチャを売りに行った長屋の母親が、もらったお金を手に追っかける、というところから後が、短縮版(?)みたいだったので、フルバージョンを聞きたいな。

 こういう会を年に2回くらいやってくれないかしら。

 帰りにバスを待っていたら、なかなか来なかったおかげで、一門の方々がちょうど帰るところを目撃。タクシーでも呼んであるのかと思ってたのに、道路を渡り、タイミングよく来た三鷹行きのバスに乗り込んだ(たまたま空車のタクシーも来たのに止めなかった)。お囃子のお師匠さんも一緒。なんかファミリー、という感じでした。でも、バスに乗り合わせた人は、何?と思ったかもね。

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