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2008.07.18

白昼の歌舞伎町で、遭難寸前

7月16日(水) 「五右衛門ロック」 12:30~ 於・新宿コマ劇場

Koma 作/中島かずき 演出/井上ひでのり 作詞/森雪之丞 出演/古田新太(五右衛門)、松雪泰子(真砂のお竜)、森山未來(カルマ王子)、江口洋介(岩倉左門字)、橋本じゅん(ボノー将軍)、高田聖子(インガ)、粟根まこと(ガモー将軍)、北大路欣也(クガイ)ほか

 劇団☆新感線二〇〇八夏興行である。え~っ、新宿コマでやるの?とビックリ。そうこうしているうちに、新宿コマが今年いっぱいで閉館とのことで、きっとこれが最後のコマ劇場。

 ここも3回目だから(クイーン・ミュージカル「WWRY」、座頭市に続いて)、もう大丈夫。と思って油断したのが間違いのモト。やたら暑い真昼に、歌舞伎町の不気味なあたり(でもないか)を歩く羽目になってしまった。たぶんコマ劇場の1本東→北を歩いたんじゃないかと・・・。無事にたどり着いてよかった。時間は早めだったんだけど、すでにヘトヘト あと10分迷ってたら、熱中症だね。

 そして座った席が、なんと36列ですわよ。これって最後列。そもそも、新感線はだいたい後ろの方で見てる。でもサンシャイン劇場ならそれでいいけど、コマの巨大さを忘れてました~。ま、双眼鏡必携ですね。

 私にとっては、気軽に見てアハハーが新感線だし、むしろ、作・中島かずきの面白さを味わいたいってことで、後ろの方ともいえる(そしてS席でヘンな所より、いっそA席という気持ちもあるなあ)。天井がとても近くて、そこにあるデコボコなんかにも歴史を感じた。

 最後列だよん、と古田ファンにメールしたら、「古田は顔が大きいから大丈夫」なんて返信がきたっけ。顔に怪我をされてたようだけど、いつもの通り、元気な(そして顔のデカい)古田さんでした。2幕の変身の術に大笑い。

 始まってから、そうだ「松雪泰子だったんだ」と気がつく始末。去年の松尾スズキ「キャバレー」は記憶から消したい私なのに。この五右衛門でも、たぶんあの声が苦手なんだと思うけど、最初のうちかなりウヘヘヘと、引いてしまった。でも、後半はそう気にならなかったかな、「ルパン三世」の峰不二子という役どころに、すとんとはまったあたりからは、まあ私にはOK。同じく「キャバレー」に出てた森山未來くんは、今回初めて、いい!と思ったのだった。王子の役でおトクだし(笑)、タップも相当披露してたし。江口洋介も、銭形警部を楽しんでた。あ、役名はちがうんでした

 重鎮組(北大路さんに、あえて高田聖子、粟根まことをここに入れて)が舞台にいると、さすがに締まるし。南蛮商人コンビ(川平慈英、右近健一)のテンポがちょっと苦手だったこと以外は、たいそう面白かったなあ。

 歌は1幕、2幕、各10曲ずつ歌われたんだねー、と今、プログラムチラシを見て数えた。これは私の席のせいもあるのか、音がボワーっとしてる感じで音響的に今ひとつ。ま、あまり遠いと乗れない、というのもある(周りの皆さんもそうでした)。タタラ国の宮廷兵・ロック役の冠さんが、やたら歌ってたように思ったけど、3曲しかなくてかえってそのことに驚く。歌の存在感がめちゃくちゃあったからかなあ。

 全くねー、バカバカしいおはなしで熱くなって、暑い夏を乗り切る、というのが正解。そんな人たちでコマ劇場はあふれていて、今更ながら、動員力にも感服いたしますわ。

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コメント

コマが売り切れてますもんね、凄いですよね、新感線(^。^)
今、あの巨大なホールを一杯にできるのは、演劇系では少ないでしょうねぇ。
ま、野田秀樹をあそこで見るわけにいかないって事情もありますが。ああ、やっぱりDiverは今のところ全滅です(T_T)ちっちゃいよなぁ、ハコが。

投稿: 猫並 | 2008.07.18 10:34

猫並さま
これはもう、楽しんだモン勝ち、というお芝居ですよね。
パンフレットなやんかも欲しかったけど、さすがに2500円じゃあ、手が出ませんでした。
このところ、見応えのある舞台にずーっと当たってるので、それだけでも嬉しいです。

投稿: きびだんご | 2008.07.18 22:53

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