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2008年8月

2008.08.31

静謐な舞台!

8月31日(日) 「『冬物語』劇場版2008」 14:00~ 於・あうるすぽっと

作/W・シェイクスピア 翻訳/松岡和子 構成・演出/栗田芳宏 出演/谷田歩(レオンティーズ)、河内大和(ポリクシニーズ)、山賀晴代(ハーマイオニ)、荒井和真(カミロー)、栗田芳宏(アンティゴナス/羊飼い)ほか

 りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ。かつ、7~8月のヨーロッパツアーを終えての「日本凱旋公演」である。このシェイクスピアシリーズは5作くらい上演されているようだけれども、私が見るのは今回が初めて。

 「あうるすぽっと」へ行くために、(エレベーターには乗れそうになくて)階段を上がっていると、私の地元の図書館や劇場が入った複合施設の階段とすごく似ているなぁ、と妙なところに感心する。公共施設の標準的な建築、素材、なんてものがあるのかしらん。まあ、地元の方は劇場への大きなエスカレーターがあったりなど、もうちょっと親切なんですが。こちらの施設はまだまだこれから・・・? 前回は使われてなかったカフェコーナーはちゃんと機能していて、よかったよかった。広いロビー(ホワイエ)に、ヨーロッパツアーの記事や写真などが貼られていた。

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2008.08.30

バレエというものを初めて見た

8月29日(金) 「コデマリスタジオ 第43回スタジオ公演 CODEMARI CONCERT」 18:00~ 於・メルパルクホール

第1部「コッペリア 第3幕」 第2部「秦万実の世界」 第3部「Joyful Widow ANNA」

 小田島シェイクスピア講座の受講生という縁で誘われて、今まで全く見たことがなかったバレエに行ってきた。誘ってくださった方のお嬢さんが秦万実さん(ドイツ・マンハイム劇場)で、コデマリスタジオというのは彼女が4歳からバレエを習った教室。すなわち、教室の生徒さんたちの発表会でもあるのです。

 第1部「コッペリア」は、まさにそのためのプログラム。幼稚園児くらいの子からズラリ。見ながら、そういえば「コッペリア」ってお人形だよね、とか思い出す(?)のは、バレエそのものを見たことがないのに、槇村さとるの漫画はほとんど読んでるから、と思い当たる。山岸涼子も読んだっけ(「テレプシコーラ」は毎月、立ち読み) 相変わらず、「読む」ところから入る私 いやいや、バレエはずっと読むだけのはずだったんだけど。

 「ダ・ヴィンチ」連載の「テレプシコーラ」には、男の子のダンサーも2人ほど出てくるんだけど、今日の舞台にやはり男の子(小学校高学年くらいかなあ)が2人いて、ついそれも思い出しちゃった。

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2008.08.29

高島野十郎をテレビで

 これは必見! と勝手に思ってるのが、今度の日曜(31日)の新日曜美術館」。高島野十郎が取り上げられるよう。この情報をTV雑誌で知った時には、「あれ? 今どこかで展覧会をやってるのかな」と思ったけど、今のところ不明。

 高島野十郎は、その名前すらも知らなかったのに、一昨年、見に行ってとても衝撃を受けたのだった。痛々しく心をえぐられるような自画像や、やはり不安をかきたてられる花、静かになぜか冷たくゆらめいているような蝋燭の火・・・。会場のコンパクトさもあいまって、忘れがたい展覧会だった。(その時の感想はこちら

 そして、もう一つ、その時にコメントを下さったタンゴさんは、私にお見舞いに行く暇も与えずに、永遠に去っていってしまったという現実が、あの蝋燭の炎とダブってしまいそうで。もしかしたら、私には見るのがつらいかもしれないけど、でも見逃しちゃダメ、と思っている。

 そんな個人的事情はさておき、高島野十郎はちょっと気にしてみてね。

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2008.08.26

買った本/立ち読みした本

Satou Noda  なんとなく本屋さんでボンヤリしたい気分になって(雨降りだから?)、仕事の帰りに地元駅のリブロへ。お目当ての一つは、辻惟雄「幽霊名画集」(ちくま学芸文庫)。これは「全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション」という副題がついている。今月の新刊で、出たばかりの時に買おうと思ったのだけど、すぐ後に全生庵へ行くことになってたから、お寺で買えればその方がいいな、と思って見送っていた。そうしたら、お寺には影もカタチもなく、それっきり忘れるところでありました・・・。思い出した時に買わなくっちゃ。

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歌舞伎の「らくだ」に大笑い

8月25日(月) 「八月納涼大歌舞伎 第1部」 11:00~

女暫」 福助(巴御前)、轟坊震斎(勘太郎)、若菜(七之助)、彌十郎(蒲冠者範頼)、三津五郎(手塚太郎光盛)、勘三郎(舞台番)ほか 「三人連獅子」橋之助、扇雀、国生 「らくだ」勘三郎(久六)、三津五郎(手斧目半次)、亀蔵(駱駝の馬太郎)、市蔵(家主左兵衛)ほか

 「女暫」では、福助の巴御前って、けっこう好きだな、と思いながら見ていた。鼻っ柱が強くて気っ風もいい雰囲気の役の時が好きなのかもしれない。あんまりそのあたりを自分で追求してみるつもりはないけど。勘太郎くんのひょうきんな役もいい。まぁ、オペラグラスでしばしば覗いてたのは、松也くん(木曽次郎)だけどね。第1部の幕開けには、時間的にもちょうどいいくらい。

 「三人連獅子」は全く初めてなので、舞台の背景などにもいちいち驚いたりして。そして、第2部と同じく長唄&お囃子なのが楽しみだった。・・・けど、舞台のチビッコとストーリー性に気を取られて、「酒呑童子」ほどは音楽を楽しめなかった。国生くんは何歳だっけか。頑張ってます、というところだよね。うーむ、母獅子まで出てくる過保護両親の連獅子は、好みではありません。あまりにわかりやすすぎるでしょう。・・・「踊りはよくわからない」「わからなくて寝ちゃった」とか言ったりしながら、この発言はなんなんだ、と自分でも思うけれども。

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2008.08.23

すぐチケ+座席選択

 イープラス(&ぴあ)の利用が減った、というのは少し前に書いた。なのでブックマークしていても、あんまり見に行くこともないんだよね~。メルマガで面白そうなのがあった時とか、得チケのお知らせとかを見て、ちょこっとそのリンク先へ行くくらい。

 この前、レディオヘッドの追加公演か何かを探そうと、イープラスのトップページを見たら、「座席選択」というのが目立つところにあって、あらあら何?と思ってクリックした。限られた公演だけれど、座席表から選べるサービスが始まってた。その中に、行くつもりだった公演があったので(実は「得チケ」にならないかな、と思ってたもの)、さらに見て行ってたら、それは「すぐチケ」でもありました。つまり手数料・発券料ナシ。あら嬉しや、と席を選んで、ポチッ。

 この場合、いつもの「カード引き落とし」ではなくて、セブン-イレブンの現金払いのみで、しかも発券期限は3日後くらい。要するに「ぴあ」で電話予約をした時と、ほぼ同じということかしら。「すぐチケ」サービス自体は知ってたけど、実際に利用したのは初めて。

 「座席が選べない」「手数料が高い」などという不満に、ごく限られた公演ではあっても応えてる、ということでしょうか。「人気公演」ではそれは望むべくもないのかもしれない・・・? とりあえず、どんな公演でも「座席が選べる」という方向に行ってほしいなあ。そしたら、多少の手数料には目をつぶる場合もあるよ。

 ところでレディオヘッド、一度コンサートに行ってみたいなぁと思ってるんだけど、今回の公演も日程がダメですわ。日程が合えば、同好の士(=友人の息子)を誘ってみようかと思ってたのに。この手のコンサートには行ったことがないんだもーん。

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2008.08.22

松尾スズキにはこれからもっと注目します

8月20日(水) 「女教師は二度抱かれた」 14:00~ 於・シアターコクーン

Bungaku 作・演出/松尾スズキ 出演/市川染五郎(天久六郎)、大竹しのぶ(山岸諒子)、阿部サダヲ(滝川栗乃介、研究生1)、市川実和子(白石泉)、浅野和之(鉱物圭一)、松尾スズキ(ルクルーゼ、ダンサー、お子様ランチ、一本木)ほか 演奏/荒野のバンド

 夏休み中とはいえ、平日のマチネである。・・・が、立ち見の人が中2階も2階もいっぱい。すごい人気なんだね~、と今更ながら驚いてしまう。

 私は、松尾スズキ、大竹しのぶ、というあたりで、少し腰が引けてるので、A席(中2階の右側)にしてみた。私の右隣の女性2人は、歌舞伎ファンらしく、開演前に「来年分のゴールドは確保」とか、納涼歌舞伎の話題で盛り上がってた。左隣の若い女性2人は、染五郎ファンだけど歌舞伎は見てない、というところのようで、パルコ歌舞伎で歌舞伎を語っちゃいけないでしょ、というノリ。そして驚くのは背後の立ち見に、50代後半くらい?という女性2人がいたこと。うーむ、休憩込み3時間半、立ち見しようというエネルギーがすごい。・・・でも、どういうファンなのかはつかめないまま。と、なんだか人間観察に行ったみたいですねぇ。

 最近は文芸誌に戯曲が載るというパターンが多くなっているので、今回も掲載誌である「文學界」は売られてました。実はこれは事前に入手していたのだけれど、あえて読まずに行った。

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2008.08.19

【メモ】納涼歌舞伎・2+3部

8月19日(火)

 初日に第3部を見に行ったのは、いわばオマケで、今日が本番。といっても、2部は3階2列の左から、3部は3列の右から。
 お盆休みに遊んだツケが来て、仕事に追われてるので、ちょこっと感想のみ。そのうちまとめて……書けるのか??

 2部と3部の踊りは、どちらも「鬼」だね〜。私は大江山酒呑童子が好み。まずは長唄とお囃子がとてもよかったので。踊りもスキッとしてるし。
 勘三郎の酒呑童子は可愛いげがある。ただし、舞台美術は、私にはウムム。
いっぽう、紅葉狩は途中、なんか退屈しちゃうんだな。でも、初日に見た時より、竹本・長唄・常磐津のそれぞれを楽しめたとは思う。長唄の伸びやかな声が好き。
 そうそう、第3部は席が右側だったこともあり、芝のぶちゃんがよく見えて嬉しかったなー。やっぱり綺麗な人がいいわね

 愛陀姫も二度目ということで、余裕を持って見ることができた。ラスト近くの濃姫と捕らわれた駄目助左衛門のやりとりは見応えがあった。
 音楽はいろいろ意見もあるのでしょうが、けっこう楽しめた。
 むしろ独特の現代的な用語(祖国とか同胞とか)が、やっぱり馴染めなくてツラかったです。
 あと、濃姫がもう少し綺麗でもいいんでは。何もあんな顔色にしなくても・・・。

 愛陀姫と、つばくろは帰るで、三津五郎の安定した達者さも印象深かった。

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2008.08.17

チケット同封と気づいてよかった

Gozaru ←土曜日に届いた郵便物。最近はよくある透明な袋入り。この裏面には、住所・名前シールが貼ってある。

 私はDMよね~、と思ってすぐには開封せずそのままにしていた。どうも頭の中では、「ござる乃座」じゃなくて「野村狂言座」をイメージしていたような気さえする。年間申込みの時期だったっけ?みたいな感じで。 

 それでも放置せずにその日のうちに開封してみたのがよかった。中からハラリ出てきたのは、9月の「狂言ござる乃座」チケット。そうでした 抽選結果のお知らせハガキが来て、ちゃんとお金も払い込んでたのよ。

 今までは、定形封筒で来てたから、「あっ、チケットが届いた」とわかったけど、今回のようなのだと、限りなくソコツな私は、最悪、開封しないこともあり得る。油断も隙もありゃしない(はい。意味、違ってますね)。

 今回は40回記念のチラシだから、こういう送付方法になった、と思うことにしよう。あぁ、ドッキリなのでした。

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2008.08.16

新旧・岡山みやげ

Kikkoudou Momotetu Hakutou

 15日の夕方便にて岡山空港発。さすがに空港も混んでいて、ゆっくりお土産を選んでいる気にならず。・・・というか、それほどお土産を買うつもりもないんだけど。とりあえず義母(粒餡好き)に「むらすゞめ」をば。最小の5個入りね。

 そして「桃太郎電鉄」パッケージの「きびだんご」が目にとまったので、しばし悩んだ挙げ句、息子に、ということにして購入。自分のハンドルネームにしておきながらなんですが、それほど好きではないのです(きびだんごが、というより、甘い物全般が)。でも、「桃太郎電鉄」はその昔、ファミコンでさんざんやってた時代があったなぁ、と、ちょっと懐かしくて・・・。

 ぎょっとしたのが「清水白桃カレー」。これは買ってません。そりゃー、桃は特産品でしょうよ。清水白桃は超有名・高級品種ですよ。でもねぇ、別にカレーまで作らなくても・・・。

 というわけで、2点購入。帰宅してみれば、息子は「桃鉄きびだんご」より「むらすゞめ」の方がよかった、こっちを家で食べよう、などと言うのだけれど、それは厳しく却下 いや、頼んでおけば実家の母が喜んで送ってくれるでしょうよ。それより、二十歳過ぎても、DSにて「桃太郎電鉄」をやってるということが判明 全くなぁ。

 そして、清水白桃カレーを、今更ですが食べてみたくなってもいるのです。

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出雲で私も考えた・・・のか?

Izumo11 Izumo12  出雲では、成り行きで研究者のグループに混ぜてもらったので、博物館の研究棟というか事務棟の方にちょこっと足を踏み入れた。そちらには、有名人の色紙が何枚か置いてあって、アルファベットで書いてあったのでピンと来なかったのだが、竹内まりやのものも。そういえば、地元出身の超有名人なのでした。実家の旅館というのはたぶんここ(右画像)。

 出雲大社では、ちょっと写真を撮りづらかったのだけれど(ほんとは服装の注意書きなんかも撮りたかった)、遠くから、本殿前のテントを撮してみた。それが左の画像。

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2008.08.15

新しい井戸には幽霊は出ない

Ido 4泊5日の、出雲・岡山の旅を終えて帰ってきた。老人二人暮らしの実家では、最近、少し高齢者用に家を改造。その様子を見る、という目的もあったので・・・。

 ところが、なぜか井戸も化粧直しをしていた。私が小さい頃には、釣瓶がついていてスイカを冷やしたりしていたけれど、いつしか蓋をされてしまった。まあ、危ないものねぇ。昔は、ほんとに怖い場所でもあった。なんか引き込まれそうで。

 ところが、使ってもいない井戸に屋根(?)と、釣瓶用の滑車が取り付けられてるじゃないの。どうしたの?と聞いたら、工事を世話した義兄曰く「材木が余った」。まったく、物好きな。そして、この滑車にも見覚えはないんだけど、と思ったら、姉が骨董屋(というよりはリサイクル店か)で、錆だらけのを買って磨いたんだそうで。

 役にも立たない飾りの滑車が、少し居心地悪そうよ。何年かして、木が古びてきたら、少しは「いい感じ」に幽霊でも出そうな井戸になるかしら(笑)。そんなことを考えながら、羽田行きの飛行機に乗ったら、機内放送の落語で「お菊の皿」(林家正蔵)をやってましたとさ。

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2008.08.13

出雲で「自分探しの旅」とは!

出雲で「自分探しの旅」とは!
島根県立古代出雲歴史博物館・特別展「聖地★巡礼」 9月15日まで

出雲大社のすぐそばに、昨春オープンした博物館。
今は拝観待ちの人たちで、こちらも大にぎわい。博物館の人も、1、2時間待ちというのがちょうど具合よくて、と(それ以上待ち時間があると、別の観光地に足をのばせるので)。炎天下にチラシを撒いたり、人集めの努力も怠りない。

展示内容も充実していて、正直、時間が足りなかった。……というか、特別展を先に見たのが間違いでした。
もっと出雲大社のこととか、大量の銅剣・銅鐸(これは圧巻)などを、ゆっくり見ればよかった。

特別展のメインは……サンチャゴ・デ・コンポステラへの旅。
たまたま、知り合いに、ふた夏かけて歩いた人がいたから、ゆっくり見ちゃったんだよー。ここで時間かけすぎたね。
勿論、日本のお伊勢まいり、四国のお遍路さんなどなども多角的に展示。恐山のイタコの映像もありましたです。
自分探し、なのかな〜、やはり。

通常展示の中に、歌川豊国の描いた「神様が集まって縁結び中」の画があって、つい落語のマクラを思い出しちゃった。
 若い友人が私より3、4日早く出雲大社に参拝してるはずで、「縁結び」を真剣にお願いしてくると言ってたけど……。
ぞろっぺいな神様に当たらず(笑)、良縁に恵まれますように。

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2008.08.12

出雲大社の本殿拝観

出雲大社の本殿拝観
平成の大遷宮に合わせて、特別拝観中です。8月17日まで。
ゴールデンウイーク期には4時間待ちなどと話題になったそうですが、さすがに夏はそれは危険。
事前の葉書申込み+当日整理券の2本だて。それでも整理券を求めて早朝から並ぶとのこと。
昨秋、万作さんの狂言を拝見した所が、順番待ちの人たちの待機場所。冷水器などが用意されてました。
また帰宅してから、ゆっくり書けるかなー。
勿論、撮影禁止、靴下着用。ドレスコードあり。どこまで厳しいのかは不明ですが。

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2008.08.11

松江にて

松江にて
午後便にて出雲空港。宿は出雲だけれど、知人が30年ほども通っているという松江のお店に来ました。
うなぎのタタキ、川海老のからあげ、うなぎのくんせい、しじみのナントカ……宍道湖の幸と、地酒を堪能しました。スズキの奉書焼は、松平不昧侯ゆかりの味とか。

電話で予約しないと入れない、カウンターだけのお店ですが(じっさい何人もゴメンナサイと断られてた)、いやー美味しかった!!
さて、明日は出雲大社。本殿特別拝観に行ってきまーす。

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今年の圓朝まつりは、太陽光線弱めでした

8月10日 「落語協会 圓朝まつり」 於・全生庵

 Rakkyou ナンダカンダ言いながらも、今年も圓朝まつりへ行ってきた。オトモダチが今年の落語協会の浴衣地(たぬき柄)をゲットして、大急ぎで仕立てたのを着るというので、「それって女芸人に見られるよね。じゃあ私はマネージャーということで」と。現地で(圓朝の墓所で待ち合わせて)、合計3名で行動することになったのだけど、偶然にも全員、昨日の納涼歌舞伎・第3部に行ってたのでした。

 浴衣の女芸人(笑)は、遠来の客でもあり、圓朝まつり自体が初めて。なので、墓参りをしたり、幽霊画を見たりも怠りなく。そして、お目当ての落語家さんにサインをもらい、ツーショット写真を撮り・・・。はい、私はマネージャーですから、お世話係に徹しましたですよ。帰りには近くの「乱歩」というお店に行くつもりが満員で入れず、じゃあ、お蕎麦食べようか、と思えども、そこも長蛇の列でくじけてしまった。でも、ちゃんとゆっくり座ってお茶できたからよかった。

 そうそう、幽霊画を見終わったときに、ちょうどその本堂の階段で「ゴミ隊パフォーマンス」が始まって、市馬師匠の「歌手としての新曲」を生で聞いたのでした。(ただし背後からね)

 画像は、その浴衣地の一部分。今日は多くの芸人さんがこの浴衣を着用されてました。たぬきの画に混じって、ところどころに、落 語 協 會 の文字も入ってます。私も欲しいゾ。

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2008.08.10

野田秀樹つながりのハシゴ?:歌舞伎座メモ

8月9日(土) 「八月納涼歌舞伎 第三部」 18:15~

紅葉狩」勘太郎、橋之助、巳之助、高麗蔵ほか 「野田版 愛陀姫」勘三郎(濃姫)、七之助(愛陀姫)、橋之助(木村駄目助左衛門)、三津五郎(織田信秀)ほか

 初日である。本当は見に行くつもりはなかったんだけど(後日行くので)、ついついwebを見ていたら、3階7列とは言いながら上手側の通路右が! この位置は前の人が気にならなくて好きだし、納涼で安いし、いいか~とポチッ。こうして松竹の罠にまたもはまっているのであった。

 ネタバレも何なので、さくっと書いておきます。「愛陀姫」は最初から最後まで、勘三郎が真面目な固い演技なのにまずビックリ。なにぶんアイーダ→愛陀姫だの、占いの荏原・細毛コンビだのの話題先行で、もっとくだけたお話かと、勝手に想像してたので。木村駄目助左衛門とか、多々木斬蔵(亀蔵)という名前ほどには、あらゆるものがヘンテコではないのである。

 舞台美術は、ほほーという感じ。とても好き。ただ、戦勝パレードあたりは、私は少し乗り切れなかったかな。スクリーンで映像をうまく使ったり・・・好き嫌いが分かれそう、というか、別に歌舞伎でなくても、という感想のモトになるかもね。

 七之助くんが熱演。そして三津五郎さんの存在感もさすがでした。ただ、幕が下りてから拍手の中、なかなか場内が明るくならなくて、すでにカーテンコールが予定の行動と言いますか、明るくしてくれたっていいんじゃないの?とは思った。野田さんが舞台に上がるまでも、かなり時間がかかったしね。

 第三部の開場前から、篠山紀信さんの姿が見えてたのだけど、幕間には篠山さんと串田和美氏が歓談されてました。個人的には、歌舞伎座10月の演目、出演者がわかったのが、とてもとても嬉しかった。

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微妙に野田秀樹の日:まず池袋

8月9日(土) 「OUDS Japan Tour 2008 ロミオとジュリエット」 13:00~ 於・東京芸術劇場 小ホール2

Romeo 作/W・シェイクスピア 出演/オックスフォード大学演劇協会(OUDS) 英語上演・日本語字幕付き

 オックスフォード大学演劇協会は100年以上の歴史を持つ学生劇団で、ローワン・アトキンソン(ミスター・ビーン)もここの出身なのだそう。日本での公演は2003年以来6年連続、東京芸術劇場では4年連続の公演という。私は、去年初めて見たいなぁ、と思ったものの予定が合わなくて、めでたく初観劇。全3回公演だけど、前売りは完売とのこと。自由席で、私が入ったときにはかなり埋まっていた。まあ前後左右の中央あたりの席を確保。字幕はシアタートラムでのいくつかの公演と同じく、左右に置かれた横長のモニターにて。

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2008.08.09

金曜夜は、上野公園で「対決」!

対決 巨匠たちの日本美術」 於・東京国立博物館 平成館 (8月17日まで)

 招待券を2枚持っていたのです・・・が、やはり会期もあと1週間あまりというときになって、やっと1枚消化。勿論、もくろみは前/後半、2回見る、だったんですけどねー 仕事を終えてから上野公園に行ったけど、6時すぎでもまだ暑くて暑くて、入館してからもしばらく汗が引っ込まなかった。予想より人出も多い(予想が甘すぎただけ)。 でも、作品たちは屏風絵だの襖絵だの、大型のものが多いから流れはサクサク。

 全くねぇ、企画が面白いさ。対決1番の「運慶・地蔵菩薩坐像vs快慶・地蔵菩薩立像」にはじまって、対決12「富岡鉄斎・富士山図屏風vs横山大観・雲中富士図屏風」まで、よく並べて記述されたり比べられたりしていた人たちの作(しかも同様のモチーフだったり)を、同時に見られるんだもの。

 対決の面白さとは別に、個々に印象に残った作は、たとえば雪舟「慧可断臂図」。本などで見て、右の達磨はやけに印象的に思ってたけど、実は主人公(?)は左の慧可。臂を切って決意のほどを見せていたのだとは。それと若冲「石灯籠図屏風」。ドット絵と申しましょうか、あの彩色の象たちを見た時にも感じたオタクちゃん的なところが、より強く迫ってきた。描かないでいては生きていけない、というほどの(←私の完全な思いこみですけども。そう受け取れるというのもまたアリかと)。

 1階には、現代の大和絵師・山口晃さんの描く巨匠たち。写楽のポーズはカッコよすぎ?なんて、ちょっとツコミを入れつつ、オマケも愉しんだのでした。

 帰りはもうすっかり暗くなっていた上野公園。夜の噴水が涼しげでした。

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2008.08.07

下高井戸シネマ、秋のスケジュール

 残暑お見舞い申し上げます

 今日は立秋なんですね。あまりの暑さ+なのに冷房に弱い+日曜の屋形船で食べ過ぎ、という三重苦(?)で、ややへたってます。が、仕事もそろそろ夏休みモードで気分だけはノンビリ。

 さてさて、行こうと思いながらなかなか行けないのが「下高井戸シネマ」。少し前にも手帳に「ジェイン・オースチンの読書会」と書いていたのに、自宅仕事をあせってやってて行けなかった・・・。サイトを見たら10月までの上映予定があがっていて、なかなか面白いのがある。

 行きたいなぁ、というのは「幻影師アイゼンハイム」「ラフマニノフ ある愛の調べ」「ザ・マジックアワー」「靖国」「ぼくの大切なともだち」あたりかなぁ。「アフタースクール」をもう一度、というのもいいか。と意欲はあるんだけねぇ。つい、お芝居の予定を優先しちゃうから。でも、下高井戸へは仕事帰りにふらっと、というのが理想ですわ。付近の飲み屋開拓(笑)と合わせて、今後の懸案、ということにしておこう。

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2008.08.06

ただいま読書中(&読了)

Danshun Photo  先週金曜日に、仕事を手放してスッキリしたその足で書店へ。何度も買おうと手に取りつつやめていた「赤めだか」と、出たばかりの「坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ」を買ってきた。

 偶然にもこの日の朝、「赤めだか」を読んだ、という知人からメールを貰ったのと、「歌舞伎の愉しみ」読了というお友達のブログ記事を目にしていたので、頭の中はこの2冊になってたのだ。

 「赤めだか」の知人の感想が、ギャンブラーとしての(笑)立場からだったので、それが気になって気になって。正面から談春落語(または立川流)を語られていたら、手は伸びなかったと思われます。内容は一部、連載時(en-taxi)に読んだことがある気もするけど、ほんとにツルツル読めてすごく面白い。これは一冊にまとまった方が何倍もいい、というタイプの本だわね(まとまると、むせかえるように強烈で、読む手が止まっちゃうものもあるので)。

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2008.08.04

最近のチケットぴあ

 「ぴあ」ってチケットの販売減少などで、経営不振なんだってね(旧聞ですが)。確かに、自分のことを考えても、昔ほど利用していない。なにしろ私がよく行く劇場は、ほとんど自前のチケットセンター(サイト)を持っているんだもの。あるいは、主催する劇団とかプロダクションを通して買ったり。会費が必要なところも多いけど、その場合は「先行」「割引」という特典もあるから、よく行く所なら利点が多いというわけで。

 たまに競争率高そうかな、という時に、保険の意味もあってプレリザーブ(またはイープラスのプレオーダー。どちらにするか考えは特になく、気がついた時に手軽く申し込める方)に申し込む。で、めでたく当たったはいいけど、えっ!? 上乗せ料金をあんなに払ってこんな後ろの席なの? ということもあって、だんだん敬遠するようになった気がする。

 それでも最近は、「ぴあ」などでもいろいろ改善されてるんだな、と思うことに遭遇する。たまにしかサイトを見ないから知らなかったあれこれ。ネットだと「空席アイコン」で、席種別の状況がわかる。これは便利だねー。電話は、いつから24時間OKになったのかな。発信者番号は必要だけど、とりあえず夜中でも申し込むことはできる。・・・などなど、あらっということが間々あるんだなー。

 最近の失敗は、電話申込みから引き取り期間が短くなってるのに気がつかなかったこと。前は1週間じゃなかったっけ? 電話申込み→お店で発券の有効期間が過ぎてしまったのでした。ま、あまり縁がなかったということだなぁ、でアッサリ諦めたんだけどね。私の場合は、地元のチケットぴあのお店でカード(ぴあが入店している某デパートの)を使うと、そのカードの年間購入金額に加算されるので、利点があるのですよ。手軽なのは、ネットで決済してファミリーマートで「ぴっぽっぱ」と番号なんかを入力して発券してもらう方なんだけども。

 さて今後、チケット販売はどんなふうになっていくのかな。安く買える「得チケ」みたいなのとか、たとえば「ぴあ」で買ったのに限り、1回だけ日時の変更可とか。そういうのがあればもっと使ってもいい・・・?

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2008.08.03

柳橋から船に乗り~♪

8月3日(日) 柳橋~お台場、屋形船にて(14:00出航)

Yakatabune02 ←この写真は3年前のもの。今日も、同じ姐さんと幇間氏が乗船。みな子さんは御年89歳(だからこの写真のときは86)の「最後の吉原芸者」。今日は白っぽいお着物だったけど、ほんとぉぉに、お元気で、いいお声。

 みな子さんは、明後日(?)の東京新聞に何か記事が載るそうです。そして9月には写真集も出るとか。そういえば、わりと最近も朝日の夕刊あたりで「聞き書き」を読んだことがあったっけ。雑誌「東京人」でも見た記憶がある。

 前回、お二方と屋形船に乗ったのは2年前だと思っていたのに、このブログで探したら3年前だったよ~  柳橋を散策したかったけど、とにかく真昼なので暑くてそれどころじゃなかった。ちょうど「亀清楼」なんて看板が見えて、そういえば最近、小林信彦氏が連載コラム(週刊文春)で、この辺りのことを書いてたっけ、と思い出した。

 船はやはり隅田川に出るまでに、ちょっと揺れて、落語「船徳」の世界そのまま、という感じでしたワ。こちらは浅草ではなくてお台場のカラフル・リゾート沖へ向かったのだけれど。そして、今日はよく飲みよく食べ、もう満腹満腹。おかげで、夕食は作っただけとなりました。ま、夏らしい一日・・・でも、夜の方が風情があるよね~。

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囃子の会から一夜あけて

昨日はとりあえず書いておかなきゃ、だったんだけど、相当舞い上がってたんだなあ、と我ながらおかしい。

前日まで仕事を抱えてアクセクしてた。ほんとは4日〆だったけど、すっきり楽しみたかったから、無理して。
ゆえに気分はすっきりながら、やや疲れ気味。ZZZが不安だった。
歌舞伎座では、サントリー「響」の試飲やってます、だったけど、危険だから自粛。えっ、トラになりそうというんじゃなくて、寝そうで(笑)。
じっさい長い休憩のあと、羅生門はまだよかったけど、楊貴妃はちょっとあぶなかった。

3階東という場所で、一番不利だったのは、やはりお能と思われる。
舞囃子はまだしも、というところで……。

舞台としては、富十郎「静と知盛」、吉右衛門「羅生門」が、どちらもイメージが広がり、想像以上にインパクトがあった。
ああいうふうな、袴姿での歌舞伎役者の踊りを見てないから、余計にそう思ったのかもしれない。

それぞれに思い浮かぶシーンがいっぱい。母と子が並んでの太鼓などもね。


終演後、歌舞伎座の入口付近には、お嫁さんたちもいらしたようで。ごった返してたから、あまりちゃんと見てないけど。なんか、リカちゃん人形が着物着てるような感じも。あ、1秒弱見ただけの印象です。

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2008.08.02

贅沢すぎる、お囃子の会

8月2日(土) 「第6回 囃子の会」 16:30~ 於・歌舞伎座

「三番叟」「鶴亀」「舞囃子小袖曽我」「静と知盛」--休憩--「羅生門」「楊貴妃」--休憩--「老松」、番外・獅子

 綺羅、星のごとく、という言葉が、自然に浮かんじゃうような、「鼓の家」一家の会でありました。私の席は3階の東2列だったから、どの程度見えるのかな、と最初不安だったけど、かなりOKでありました。地謡の方々が全く見えなかった、というくらい。

 とにかく出演者の豪華さにも圧倒されるんだけど、私のようにほとんど何もわからない人間でも、目や耳を奪われ、楽しむことができる構成で、夢のようなひとときでありました。最後の、ファミリー+笛の福原さんによる「獅子」には、ジーンときちゃった。というわけで、言葉も少なく、余韻を楽しんでます。

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