« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

2008.09.30

チケットページ@生協

Seikyou 毎週月曜に来る生協では、商品カタログに必ず1ページ、チケットが出る。
舞台と映画と、美術展、遊園地など。
今週の目玉は、平成中村座かな、三谷幸喜かな。
でも抽選なので、アテにはできず、結局ながめてるだけ。

| | コメント (0)

2008.09.27

ちょっとおとなしくする予定

9月26日(金) 「The Diver」 20:00~ 於・シアタートラム

 仕事がなかなか進まないこともあって、譲れるチケットは手放したりしてます。野田秀樹「The Diver」は今日が初日。さすがにこれは見に行ったけど。80分。・・・のわりにハードでした。キャサリン・ハンターがいたからこそできた(作った)のだろうな、と。しかし、「実際の事件」がこんなふうに出てくるとは、というあたりで、グッタリ度は3割増しくらい(←という意味で、見終わって「面白かった」とは気分的にいいづらいけれども、直球をビュンビュン受けてるような興奮があった)。愛陀姫と違って、こちらは傳左衛門さん(と笛の福原さんとツケ打ちさん?)が、舞台の下手でお囃子担当。

 ↑と、とりあえずささっと記録のみ。今週、身内の不調(不幸ではありません!)が相次いでふりかかって、気分的に冴えない日々。一大イベントの予定だった「宮島狂言」見物も、ほんとに実現できるのかあやしくなっとります(母親同行はすでにボツ)。

 仕事の追い込みに加えて、そんなこんなで・・・ちょっとの間、あんまり更新できないかもな、というところ。皆様のブログにコメントする頻度もちょっと減りそう。でも、ちゃんと伺ってますからねー。それだけが楽しみじゃ。

| | コメント (4)

2008.09.26

落語メモ

9月25日(木) 「若手研精会 OB会 昔若庵」 19:00~ 於・なかのZERO小ホール

一之輔・初天神、三之助・片棒、喜多八・盃の殿様--仲入り--三三・加賀の千代+寄席の踊り(かっぽれ)、市馬・小言幸兵衛

 早くから申し込んでいたのに、とても見に行ってる場合じゃない・・・と、引き取り手を探したものの見つからず。最前列の端の方だったので空席にしても悪いか、と頑張って行ってきた。ちょうど仕事もいつもより30分ばかり早く終わったので、7時5分くらいには到着。頭の中では今日の会場は練馬とインプットされてて、あやうく練馬へ行くところだった。あぶなーい。

 初天神。今日は25日で、朝、駅に出るときに地元の天神さまの縁日を横目で見ていたのでした。だんごを蜜の中にチャポン、まで。片棒は、やっぱりいつも市馬さんのリズムのいいのを聞いてるんでねぇ・・・。でも、親類代表の弔辞はすごくよかった。盃の殿様は、比較的珍しい部類の噺なのかも。この時期、なぜか喜多八さんの「目黒のさんま」に当たることが多いので、大名の話が始まったときには、一瞬、さんまかと思っちゃった。

 三三さんは仲入りの後なので、最初は席に着く人たちでざわざわ。大きな声で話すオバサマがいて(歌舞伎座の「振袖始」の再現のよう)、三三さんは「見事に出鼻をくじかれました」と言いつつ、うまく笑いに持って行ってる、このあたりが若いけど寄席経験も豊富な売れっ子らしい落ち着き。久しぶりに聞いたけど、加賀の千代も噺全体にすごく明るさが加わってて、今日の5人の中では一番よかったなぁ。

 小言幸兵衛。手堅く面白かったけど、今日はそれだけって感じかな。幸兵衛さんの妄想の心中沙汰で、芝居仕立てになるところ、花道をかけてくるお花が菊之助なんだよー。来月の歌舞伎座、早く見たいのに、中旬まで見られそうにないのが悲しい。

 今日の会は、30年間、手弁当で落語研精会(月1回)を主宰する稲葉さんの「生前葬」とのこと。現役のメンバー(二ツ目)である三之助、一之輔と、OBの3人の共演。0Bたちは一様に、この会で鍛えられた、と言っていた。そうでしょうねぇ、月1回、互いに切磋琢磨、そして観客にも育てられたことでしょう。

| | コメント (0)

2008.09.24

【メモ】やっと歌舞伎座・昼の部

9月24日(水)歌舞伎座・昼の部「逆櫓」「日本振袖始」

 今日も朝から走っておる。午前中の用事を済ませて銀座駅に着いたのは12時35分くらい。そこから地下道をダッシュして、チケットを発券、3階に駆け上がり席に着くとほぼ同時に幕が開いたのだった。ひーはー。

 「逆櫓」は昔、見たような気もするんだけど、という程度。いや~、3階にいるのに(だからこそ?不思議なほどに)吉右衛門がすごく大きく見える。圧倒的な存在感。ほれぼれ、という感じで見ていた。歌六の台詞のひとつひとつも胸に響くし・・・。昼の「逆櫓」は祖父の、夜の「盛綱陣屋」は祖母の、孫に対する情愛が、理屈ではなくこちらに届く。普遍的なものなんだろうなぁ。正直言うと、歌六-東蔵というのは親子ではなく夫婦に見えちゃったけどね。

 「日本振袖始」は全く初見。近松門左衛門の作と知ってびっくり。こういうのも作ってたんですか! なにぶん舞台は出雲ではあるし、(土地柄か年齢のせいか)私は神話などにも子どもの頃に親しんでたんだよね。と、それだけでも、はや興味がわいてくる。前半では美しく不気味な岩長姫、後半は迫力の八岐大蛇に、もう目を奪われてました。大蛇の立ち回りもちょっとダンスっぽくて綺麗。

 秀山祭は、昼の部の「竜馬がゆく」だけは見られなかったけど、どれも見応えがあって、あらためて歌舞伎を見る楽しさを実感した。そして、吉右衛門の魅力にも酔ったのでした。

Sumitomo Izumo06 ←オマケ画像。歌舞伎座の後に行った新宿の住友三角ビルの敷地には、出雲大社の社があるのです。お参りすると恋が叶うんだっけな。それと出雲のお菓子お弁当の包み紙。

追記:別件(仕事がらみ)で文楽のことを調べていたら、なんと2年前の、燕三さん襲名披露の演目が「逆櫓」だった! 見た記憶があったのは文楽でなのか??

| | コメント (4)

2008.09.23

【メモ】3階正面から、源平布引滝を再見

9月22日(月) 「新秋大歌舞伎 昼の部」 於・新橋演舞場

 初日に3階右袖から見て、それはそれで気楽だったんだけど、やはり正面から見たくなって。今日は3階1列のほぼ中央。こういう場所が、web上で後から出てくるのがいいんだか悪いんだか ちなみに私の周辺(=3階1列、中央ブロック)、2つ3つ最後まで空いていたのでした。勿体ない。

 前夜、歌舞伎座ですっかり満足しちゃって、このチケットを取った時の勢いはすでになかったものの、いやいや松也くんをちゃんと見なくちゃ、と行ってきた。今回は大向こうさんはゼロでした。

 二度目なので、この前「まだかまだか」なんて思ってた戸板倒し(?)は、今回は「あらもう?」みたいな(笑)。「実盛物語」の松也くんもちゃんと見えたし、よかったよかった(この実盛~では、長身を実感ましたワ)。見づらかった前回だけども、海老蔵・実盛が、子役に対する時の慈愛の視線は、しっかと見えてたんだなぁと思ったのだった。

 で、「枕獅子」。綺麗だったし、お囃子に「あっ、傳次郎さんの小鼓!」なんて思ったりしたけど、途中ちょっと疲れちゃった。でも、時蔵さんって、女形の中では一番、浮世絵っぽい風情があるなぁ、と。ちょっとした立ち姿なんかでもね。松也くんと梅枝くんも可愛かったよ。

| | コメント (2)

2008.09.22

【メモ】夜の部は盛綱陣屋!

9月21日(日) 「秀山祭九月大歌舞伎 夜の部」 於・歌舞伎座

「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」吉右衛門(盛綱)、玉三郎(早瀬)、福助(篝火)、左團次(和田秀盛)、芝翫(微妙)ほか 「鳥羽絵」富十郎、鷹之資 「河内山」吉右衛門(河内山)、染五郎(松江侯)、芝雀(浪路)ほか

 友人たちとの観劇会。8月はお休みでした(って、毎月というわけでもないけど)。メンバーの一人が福助さんの所に頼めるというので、そちらでお願いした席は4列目のほぼ中央。・・・ありがとうございます。やはりたまにいい席で見ると、あれこれ見ずに「これ!」というのを、いい席で見たいという気持ちがむくむくとわき起こってくる。ただ、「これ!」というのを必ず外しそうで、それができないのです。というわけで、久しぶりの吉右衛門丈を満喫して、うっとり~。

続きを読む "【メモ】夜の部は盛綱陣屋!"

| | コメント (2)

2008.09.20

新・人間国宝の狂言とお能

9月19日(金) 「国立能楽堂 開場25周年記念公演 [四日目]」 18:00~

狂言「川上」野村万作、石田幸雄 能・喜多流「三輪 神遊シテ友枝昭世、ワキ宝生欣也、アイ野村萬斎 笛・杉市和、小鼓・横山晴明、大鼓・亀井忠雄、太鼓・前川光長ほか

 狂言を見始めたころ、「やるまいぞやるまいぞ」の楽しい曲ばかりじゃないというのを、知ったのが「川上」だった気がする。そのときも万作さんと石田さんだったと思う。萬斎さんでも見た気がするけど・・・。いや~、今日はほんとに万作さんを堪能しました。なんか一瞬ウルッと来そうだったのは、私もそれだけ年取ったってことかしらん。

 お能は、友枝さんはもとより喜多流を拝見するのがもしかしたら初めてかも(そうじゃないかも、ですが。とりあえず友枝師が初めてなのは確か)。奈良は三輪山伝承が素材ということで、そういうストーリー的な部分の楽しみもあった。・・・のではあるが、時々意識が飛んじゃいました。うむむ、金曜夜だからね(と言い訳)。

 御神木を表す「作り物」と、僧都からもらった衣、特に後シテの装束など、「目で見る」部分で、わりと楽しんだ気がする。後場で「作り物」につけられたしめ縄の御幣が妙に目立ってて可愛くて、至近距離で見たかったなぁ。

 そして、この「三輪」ではなんだか笛がとっても気に入っちゃった。あ~、奈良にも行きたくなったゾ。もう長らく行ってない。

| | コメント (0)

2008.09.19

雑誌のチェックを怠ってる

Engekikai Ooru_y  バタバタバタ・・・歌舞伎だお能だ、その前に仕事だ、とウロチョロしているうちに、本屋さんに行くこともままならず。気がつけば、雑誌もあれこれ出てるじゃありませんか。

 とりあえず「演劇界」はささっと立ち読み。特に私にとっての目玉は、福助さんと柳家喬太郎さんの対談。以前、このお二人の落語の会もあったんですよね、確か。しかし、「演劇界」の本文を読む前に、ドッカーンと目に飛び込んできた写真にやられてしまいました。だって喬太郎さんは珍しいネクタイ姿だし、福助さんもスーツにネクタイですが、その指先の神経の行き届き方はっ という感じですもん。次はちゃんと読まなきゃ。平静に読めるのか? 喬太郎の大ファン・Yさんに、「見たわよ~。おやじギャグ課長とホストって感じ」とメールしたら、「いやいや、喬太郎さんはホストでもOK」との返事が ほんとか? 目は大丈夫か??

 その他もりだくさんの内容で、すずめ二人会のことなんかも。やっぱり立ち読みじゃなくて買うべきかなあ。

 いっぽう「オール讀物」はちょっとノーマークだったのはなぜかなあ。新聞広告もスルーしたみたい。「特集 芸に生きる」では、吉右衛門・秀山祭に寄せて、芝翫・舞台がすべて(聞き手/山川静夫)、住大夫、千之丞etc. 明日さっそく見てみようっと。版元のホームページを見たら、ちょっとだけ吉右衛門丈の文章が読めるようになっていた。そこに写っているのは「逆櫓」の樋口・・・。そうなのです。今月もはや無理と一度は諦めたけど、なんかこの歌舞伎座・昼の部こそ見逃しちゃいけないんじゃないか、という気がしてきて、たぶん行くことになりそう。おかげで「ごめんなさい」と言わなきゃいけない人がいるんだけども。

 そんなこんなで、買ってはいない雑誌のことを書いたけど、今日じっさいに買った本は矢野誠一「戸板康二の歳月」(ちくま文庫)なのでした。

| | コメント (2)

2008.09.18

文楽でいつもと違う楽しみ方ができた、かも

9月17日(水) 「文楽九月公演 第1部」 11:00~ 於・国立劇場小劇場

近頃河原の達引」四条河原の段(松香大夫・清友)、堀川猿廻しの段(住大夫・錦糸/綱大夫・清二郎) 簑助(おしゅん)、玉女(伝兵衛)ほか 「五世豊松清十郎襲名披露 口上」 「本朝廿四孝」十種香の段(嶋大夫・宗助)、奥庭狐火の段(津駒大夫・寛治) 清十郎(八重垣姫)、簑助(勝頼)、文雀(濡衣)、勘十郎(謙信)ほか

 今月はあれこれあって、文楽はパス・・・と思っていたのだけれど、今日なら大丈夫と思い直して、第1部のみを見ることにした。あぜくら会の発売日の夜に、ネットで見たら、もはやこの日の一等席はナシ。一般発売で買うよりも、口上目当てだし二等席でいいや、と17列の通路際にしてみた。16列は一等席だから、まあいいんじゃないの?というところ。実際、見やすいしよかったんだけど、開演から10分くらいは、遅れて来た人が傍を通るから視界がさえぎられたり、ちょっと集中できなかった。

 私は珍しく15分ほど前に到着。ちょっと寝不足・・・。小劇場に入ったら、右側の受付テーブルに、襲名するご本人がいらしたのでビックリした。全然関係ない私なのに、「おめでとうございます」と言いたくなる雰囲気。

続きを読む "文楽でいつもと違う楽しみ方ができた、かも"

| | コメント (4)

2008.09.16

「牡丹燈籠」は知ってるつもりだったけど・・・

9月12日(金) 「怪談 牡丹燈籠」 19:00~ 於・あうるすぽっと

原作/三遊亭円朝 脚本・演出/加納幸和 出演/桂憲一(円朝)、水下きよし(飯島平左衛門)、大井靖彦(お露)、加納幸和(お峰)、小林大介(伴蔵)、丸川敬之(孝助)ほか

 仕事帰りに行くにはなかなか便利な「あうるすぽっと」。いつもエレベーターが混んで階段で上がる羽目になるからと、今回初めて、地下からエレベーターに乗ってみた。・・・が、これもダメ。ほんとに全然来ないんだもん。こういうところも、私の地元の図書館&劇場が入ってるビルと似てるゾ。結果的にB1からは、いかにも演劇関係のヒト?というご老人、後で植本潤さんが挨拶してた男性、花組芝居の制作の女性などが乗り合わせてたのでした。待ち時間が長いから集まっただけか?

 というわけで、やっと2階の劇場に行くと、植本さんが物販コーナーで声を張り上げてらっしゃいました。今回は出演ナシなので、こういうところでお手伝いなのね。

続きを読む "「牡丹燈籠」は知ってるつもりだったけど・・・"

| | コメント (2)

2008.09.13

地獄の三連休、禁・観劇

 うー。9月12日(金)は「あうるすぽっと」で花組芝居の「牡丹燈籠」を見ました。おしまい

 ほんとは、お芝居なんか見てる場合じゃなくて、仕事でお尻に火がついてる(いや、もはやボーボー燃えている)。ゆえに、13日と15日は終日、家に籠もる予定。14日は午後から家族で、義母の誕生祝い&敬老のお祝いに。それだけならよかったのに、「夜の部」で義妹夫婦と飲み会(一応、こんごのケア対策会議という名目)。

 当初、確保していたチケットのうち、9/13・歌舞伎座昼の部、9/15・国立能楽堂25周年記念3日目(2枚)は、あえなく人手に渡りました。いや、あえなくじゃなく「めでたく」と言うべきね。空席にせずにすんで、しかも買い取ってもらったのだから。前者は「おけぴ」を通して、後者は親しい友人に。

 今月は珍しくこんな感じでチケットのやりとりがあれこれ発生。私は行くつもりのなかった赤坂歌舞伎も、休日のA席2枚を格安で、というのが同僚から回ってきたので、「歌舞伎を見たい」と言ってた姪にプレゼントすることにした。この姪は、今どき珍しい専業主婦ということもあって、週1の義母訪問ローテーションに参加してくれているので、「ありがとね」という気持ち。

 今週半ばには、この嵐はスッキリおさまる予定なんだけど、行き損ねた歌舞伎座の昼の部には、もはや行けそうにない。27日まで公演があれば行けたのになぁ。というか、つい演舞場の昼に再チャレンジすることにしてしまったからなぁ(3階1列があったもんで)。

 ごちゃごちゃ言ってないで、仕事に戻りまーす。

| | コメント (2)

2008.09.10

カフェ青猫にようこそ!

9月10日(水) 「恋愛喜劇 青猫物語」 14:00~ 於・シアタークリエ

作/マキノノゾミ 演出/山田和也 出演/北村有起哉、黒谷友香、きたろう、近江谷太朗、北村岳子ほか

 同好の士の皆様は、この「青猫物語」ではなくて、コクーンへ「人形の家」を見にいらっしゃるのでは、という9月。私は北村さん見たさに、ものすごく前にチケットを買っていた。「東宝ナビザーブ」でね。そうしたら1列のセンターブロックだったので、篠井英介さんに続いて、北村さんもかなり至近距離で見ちゃいました 顔ぶれが地味なせいか、客の入りはちょっと苦戦。私も安い企画を見つけては(生協などでも)ガッカリもしてたのだけれど、でもかぶりつきで見られたのだから、文句は言いません。面白かったし。

(「人形の家」はコクーンシートを一旦確保したものの、チケットぴあの期限を間違えていてボツ。縁がなかったのでしょう。)

 お話は、昭和8年、戦時色が強くなっていく東京。築地小劇場裏のカフェー「青猫」が舞台である。盲目のマスター(きたろう)がいて、彼が「時」や「状況」の説明役でもある。

続きを読む "カフェ青猫にようこそ!"

| | コメント (4)

【メモ】たっぷり!亀治郎さん

9月9日(火) 「新秋九月大歌舞伎 夜の部」 16:30~ 於・新橋演舞場

「加賀見山旧錦絵」「かさね」

 えーっと、今週はまたちょっと仕事に励まねば、なので、夜の部を見た、という記録だけですね・・・。加賀見山は亀治郎さんのお初が、可愛かったですわ。なんか亀ちゃんを見るのは久しぶりという気がするんだけど。夜の部は、たっぷり見られてよかった。

 岩藤(海老蔵)が出ると、みょうにこちらが緊張しちゃって、平静に見られないところがあったなぁ。だからなのか、食事休憩後の「尾上部屋の場」みたいに、彼が出ない時はふっと意識が抜けたりして。・・・ということもあって、時蔵さんの存在感が私の中ではちょっと薄かったかな。

 「かさね」は、ある意味、安心して見てたかも。そして亀ちゃんのかさねの、「これが私の顔」のくだりは、胸に迫るものが。菊ちゃんがやったときにはポワポワ見てたんだね、きっと。

  初日の昼の部を見た時は、「降る」ように大向こうさんから声がかかってたけど、今日はゼロ。それも寂しいもんだわねぇ。だれかここで掛けてよ、なんて思っちゃった。

 演舞場で10月、11月のチラシをあれこれ入手。私はなぜか11月の歌舞伎座は初日が2日だと信じ込んでいたんだけど、このチラシで演舞場と同じく1日初日と判明。軽くショック(笑)。ちょうど母親が来る予定で、さてどこか1カ所連れて行くなら、どこがいいか。老人を連れて出るには昼の部の方が気楽だけど、でも、11月はやはり夜の部かしら。

 そうそう、今日は義母の所へ寄ってから演舞場。いつもは「これから仕事です」などとごまかすんだけど、今日は正直に言ってきた。それがいいんだか悪いんだかは不明。ま、だんだん行く頻度を増やさなくては、という時期に来てるのかも、というところです。

| | コメント (4)

2008.09.08

チェンバロの響き、雷鳴付き

9月7日(日) 「平かおりチェンバロコンサート in アルル」 17:30~ 於・ギャラリーカフェ アルル(多摩境)

Cemb03_2 Cemb02_2 Cemb01_2

 会場のギャラリーでは、8/28~9/8の日程で、浅沼剛九イタリア写真展「伊太利亜展」が開かれている。今日はそこで、夫人の平かおりさんによるチェンバロのコンサートが2ステージ。私は友人に誘われて第2部に伺った。なにぶん「多摩境ってどこ?」という場所だと思うので、それこそ多摩地区の人じゃないと誘えないよね(中央線沿線もダメかも)。

 チェンバロの音は好きだし、滅多にない機会だから行ったのだけれど、ほんとにアットホームな空間で音色を堪能(お菓子・飲み物つき)。その上、このチェンバロの製作者・福井さんもいらしていて、演奏後にはチェンバロの話を聞いたり、さわらせてもらったり、あげくは撤収風景までも見ることができたのは望外の喜び、というところ。

 酒井抱一の画をイメージしたというチェンバロには、草花のほかに鼓が描かれていた。

続きを読む "チェンバロの響き、雷鳴付き"

| | コメント (2)

2008.09.06

グーグーの季節

Good ←昨日の朝刊と、我が家に第1巻だけある「グーグーだって猫である」。

 今日が映画公開初日なので、ここのところ、小泉今日子をよくテレビで見かけた。会社の最寄り駅にも、大きな映画ポスターが貼ってあって、ちょっとビックリ。なんで、この駅に? 映画館はないし、版元もここじゃないよね・・・。

 けっこう片寄った漫画人間であるわたくし。一番好きな漫画家といえば迷わず大島弓子の名前を挙げる。のではあるけれども、全くの創作が好きなので、猫モノはそれほどでもない。だから「グーグーだって猫である」も1巻しか持っておらず、この新聞で、はや4巻まで出ているのかと、感慨深かった。

 私はグーグーの初めのころを連載時にリアルタイムで読んでたような気がしてたけど、どうやらそれは誤解で、グーグーの前の猫、サバの話の時らしい。(大島弓子が)腹痛が続く、とか、怖がってないで早く検査に行きなさいと読者に言われた、などという記述があったと記憶している。このグーグーでは、彼女は卵巣腫瘍を手術していたのでした。

 そういえば朝日カルチャー・新宿で、「大島弓子の作品読書会」という全2回の講座もある(デビュー40周年とのこと)。

 さて映画は・・・。舞台は吉祥寺だし、原作にも馴染みがあるんだけどねぇ。 

| | コメント (0)

2008.09.05

ミッドタウンでのんびり、の金曜夜

小袖 江戸のオートクチュール」展 於・サントリー美術館  9月21日まで

 相変わらず、全く学習しない私である。サントリー美術館は月曜休館ではない、というのは学習してたんだけど、8時まで開館は金曜だけだとインプットされてた(水曜~金曜が8時まで)。今度こそ、記憶の上書き 夜の方が静かに見られるだろうとの思惑はピタリ当たりました。

 7月26日からの展覧会だから、すでに最終の第3期。リピーターとなって各期に来ていれば、ほんとにたっぷり見られたでしょう。・・・と、この発言も毎度のことですねぇ。いやー、あれもこれも、綺麗で気がとおくなるほどの技や、大胆なデザイン。本当に堪能したのだった。「鹿子」が多い、というのが全体を通しての印象かな。鹿子絞りだけじゃなく、染めの模様としても。技法としての絞りもいろいろ。

 何か一つ、と挙げるなら、紅色の地の「菊模様振袖」。そらまあ、菊だから、ということだけではなしに、菊ちゃんが着ると映えそうで よくあるような花だけじゃなくて、茎からすっと伸びた菊たちが、4ブロックにすすっと配されてて・・・。

 そして、デザインの中に源氏物語や平家物語の「ある部分」を、見る人が見ればわかる、というような形で入れられてたり、もはや現代の私たちには(少なくとも私には)太刀打ちできない基礎教養の部分、というのも突きつけられた感じ。あ、別にそれでガックリ来てるわけでは勿論なくて、そういうのも含めて「きれいきれい」と感嘆してたわけですが。

 閉館間際まで見ていたら足が棒、だったけど、ついでにミッドタウン内でちょっと買い物なども。いろいろ小物が楽しいんだもーん。そして、ソファでのんびり本を読んで疲れを取ってから大江戸線にて帰宅。こういう感じでくつろげるというか、私の波長に合うんだよねー。

 唯一の誤算は、ここで暢気にしていたもので、途中の「国立競技場」駅から、嵐コンサート帰りの大群が乗り込んできたこと。友人もコンサートに行ってたのに、すっかり失念してました。

| | コメント (2)

2008.09.04

精進潔斎して能楽堂へ参ります

9月3日(水) 「国立能楽堂 開場25周年記念公演[初日]」 13:00~

」観世清和(翁)、野村万蔵(三番叟)、観世芳伸(千歳)、小笠原匡(面箱) 能・観世流絵馬シテ観世銕之丞、前ツレ柴田稔、後ツレ浅見慈一、後ツレ馬野正基、ワキ福王茂十郎 ほか 狂言・和泉流末広かり」野村萬、万禄、祐丞--休憩--能・喜多流湯谷 三段之舞シテ香川靖嗣、ツレ佐々木多聞、ワキ殿田謙吉、ワキツレ大日方寛 ほか

 タイトルはまあ冗談ではあるけれども、そのくらいの「覚悟」をして出かけた、ということで。2、3回、矢来能楽堂で見たお正月の「翁」も、他にお能が2曲あって5時間近くかかった記憶があったけど、実際に、終演予定6時半というのを見つけたときにはクラッと来たわよー。なので、とりあえず前の日にはちゃんと睡眠を取って、体力を養って、座り続けるのに楽な服装で・・・と、あれこれ心構えだけはできてたの(現実には、前日に飲みに行って日付が変わる頃に帰宅したんだけども)。

Fuku ←観能スタイル。ストンとしたワンピースで、共布をリボン結びにするベルトもナシで楽ちん優先。外を歩く時には、上着は着たくなかったけど、二の腕が逞しすぎるので、何はともあれ上に着て隠さなくっちゃ、というわけで、今日は暑かったよー。一緒に並んで見たオトモダチは秋めいた素敵な単衣で、うらやましー。あっ、よく考えたら、私はこのカッコで出雲大社の本殿を拝観したので、どことなく「神様」つながりかもね。

続きを読む "精進潔斎して能楽堂へ参ります"

| | コメント (4)

2008.09.01

歌舞伎の秋は、演舞場から

9月1日(月) 「新秋九月大歌舞伎 昼の部」 11:00~ 於・新橋演舞場

「源平布引滝 義賢最期・竹生島遊覧・実盛物語」海老蔵(木曽義賢/源実盛)、門之助(小万)、松也(葵御前)、梅枝(待宵姫)、権十郎(折平実は行綱)、市蔵(瀬尾十郎)ほか (「枕獅子」は未見)

 あっという間に9月がやってきた。暑さがぶりかえした朔日。観劇の季節の幕開けはなぜか演舞場である。初日に行くほど熱心だっけ? いやいや、とりあえず今日ならなんとかOKかな、と。月曜は基本、義母訪問の日なので、そちらが優先。上演時間によっては「枕獅子」は見られないかも、と覚悟しつつも、全部見られますように。・・・そうしたら、予定では3時40分終演で、しかも実盛物語が終わったところで、10分以上押してるようだったので、きっぱり諦めた。なにぶん郊外まで行かなくちゃ、だからねぇ。

 後日を期して、と言いたいところだけれど、チャンスは果たしてあるのか。傍から見れば、時蔵さんをパスしてる海老ファン、みたいかしら? 違うんだよー。すごく見たかったのに(3階右袖の前の方の席でした)。

続きを読む "歌舞伎の秋は、演舞場から"

| | コメント (4)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »