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2008.09.22

【メモ】夜の部は盛綱陣屋!

9月21日(日) 「秀山祭九月大歌舞伎 夜の部」 於・歌舞伎座

「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」吉右衛門(盛綱)、玉三郎(早瀬)、福助(篝火)、左團次(和田秀盛)、芝翫(微妙)ほか 「鳥羽絵」富十郎、鷹之資 「河内山」吉右衛門(河内山)、染五郎(松江侯)、芝雀(浪路)ほか

 友人たちとの観劇会。8月はお休みでした(って、毎月というわけでもないけど)。メンバーの一人が福助さんの所に頼めるというので、そちらでお願いした席は4列目のほぼ中央。・・・ありがとうございます。やはりたまにいい席で見ると、あれこれ見ずに「これ!」というのを、いい席で見たいという気持ちがむくむくとわき起こってくる。ただ、「これ!」というのを必ず外しそうで、それができないのです。というわけで、久しぶりの吉右衛門丈を満喫して、うっとり~。

 盛綱陣屋、芝翫さんの微妙はとても記憶に残っていて、それはいつだったのかと思ったら3年前の勘三郎襲名披露興行。そんなに前だっけ、というところ。今回は前の方の席だったこともあって、文字通り「たっぷり」楽しんだのだった。こういう役の吉右衛門丈はほんとに好きだわー(と、久々に実感。このところ見る機会もなかったのでした)。

 玉三郎の早瀬も素敵! 一挙手一投足、凜とした気品に満ちあふれているという感じで。さすが武家の妻、兄嫁でござりまする。それと、小四郎の宜生くんも頑張ってて、よかったよー。納涼歌舞伎での、もたっとした喋り方がちょっと気になって、大丈夫か?みたいに思ってたら、なんのなんの。小三郎は私としてはもうちょっと大きい子でも、と・・・。以前、児太郎くんが小四郎をやったときの小三郎は記憶がないんだけども。というわけで、夜の部は、いきなり大満足の出だし。

 鳥羽絵もほほえましくも面白い、という感じ。鷹之資くんもしっかりしてるよね。後見には京蔵さん。「土蜘」の時を思い出した。京蔵さんだと、こちらも絶対安心と思えてくるところが不思議だね。

 もちろん河内山の悪かろうはずもなく。さすが秀山祭で、吉右衛門丈を堪能いたしました。なんか、しっかりずっしり歌舞伎らしい歌舞伎を見た、ああよかった、という気持ち。演目にも演者にも、また見る場所にもよるんだろうけれど。新橋演舞場の若手には、また若手ゆえのよさもあって、そういうあたりもいろいろ見ていく楽しみだなあと思う(と言いつつ、夜の部を見終わった時には、もう今月は演舞場に行かなくてもいいか、と思ったのも確かですが・・・)。

 ちょこちょこ見づらい席で見るよりも、演目やお芝居を厳選していい席で楽しむべきか、というのが、これからの課題だな。

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コメント

ニアミスでした! 私は三階席でしたが。
秀山祭は実に見ごたえがあって、本当に歌舞伎らしい歌舞伎を堪能した、という気がしました。あんなに夢中になった演舞場のことをちょっと忘れそうになったりもして

勘三郎襲名公演のときの微妙は、私も盛綱の人々の中で一番記憶に残っています。

投稿: SwingingFujisan | 2008.09.23 08:54

SwingingFujisanさま
あらまっ、同じ日でしたか 私一人だったら、幕間にけっこうウロチョロしてるんですが、「団体行動」(笑)だったので、おとなしくしてました。スパークリングワインを買いに行ったくらいかな
私は勘三郎襲名の「盛綱」を初日に見たので、ご注進で台詞が出ない、というのに遭遇したドキドキも忘れられないのでした。

投稿: きびだんご | 2008.09.23 21:55

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