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2008.10.16

月半ばにして、やっと歌舞伎座へ

10月15日(水) 「芸術祭十月大歌舞伎 昼の部」 11:00~

「恋女房染分手綱 重の井」福助(重の井)、小吉(三吉)ほか 「奴道成寺」松緑ほか 「魚屋宗五郎」菊五郎(宗五郎)、玉三郎(おはま)、菊之助(おなぎ)、團蔵(父太兵衛)、左團次(浦戸十左衛門)ほか 「藤娘」芝翫

 今月はうまく予定が立てられず(というか、宮島へ行ったりするからだ)、やっと歌舞伎座へ出動。この昼の部のみ、音羽会にお願いしたので、まさに「とちり中央」で、やっぱりよく見えるもんだなぁ、というところ。でも、まん前の席の人は、「奴道成寺」と「藤娘」の時だけ見に来ていて、すごく不思議。私だったら、むしろそれらをパスしそうだもの。踊りの人なのかしら・・・?

 でも、正直言うと、楽しんだけれども「沸き立つ」ほどの気持ちにはならなかった。あれ? 踊りが2つもあったからかな。後日の夜の部に期待しよう。

 「重の井」は前にも福助さんで見た記憶がある。小吉くんが期待通り。少し前に文楽がらみの仕事をした時に、ぐうぜん、この「重の井」の前の「沓掛村の段」の床本を読み、また全体のストーリーも読んでいたので、ちょっとはそれが役に立った気がする。そうそう、幕が開いたとき、腰元衆がずらり並んでいて、私の正面に芝のぶさんがいたのが嬉しかった。

 「奴道成寺」は、うーん・・・。最初、変な顔、なんて思っちゃったりして。所化さんたちも地味、ですかね。常磐津の一巴太夫さんは、紀尾井小ホールで聞いたことがあって、私にしては珍しく「おおっ!」と思う(わかる)太夫さん。「藤娘」はパっと明るくなった瞬間、満開の藤の花! 傘寿の芝翫丈がお元気でかわいらしい藤の精でした。

 ま、もともと昼の部の楽しみは「魚屋宗五郎」だったからね。勿論、宗五郎がどんどん酒を飲んでいくあの姿は、ほんとに見どころなんだけど、むしろその前、磯部家への義理(恩)を語り、怒りにまかせる父親をたしなめる「道理のわかった男」が印象的。だからいっそうバクハツしちゃうんだなあ、と。玉三郎さんのおはまは、おっとりめの雰囲気かしら。萬次郎(菊茶屋女房)&権十郎(三吉)のキリリ具合が気に入ったのでした。

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コメント

いや、踊りのヒトでも芝翫はともかく松緑の踊りを見るかなぁ…

奴道成寺をとばしてゆっくりご飯してるヒトも見ましたが、今日松也くんの日記を見て「所化の芯だぁ?!」とびっくり。
私的には奴道成寺の一番の見所かも。もっと早く教えてよ!と思っちゃいました。

投稿: 猫並 | 2008.10.18 00:01

猫並さま
1等席で謎の行動ですよねぇ、踊りだけ見るなんて。私だったら、たとえ贔屓の役者さんでなくったって、パスするなんて勿体なくてできません。でもおかげで「魚屋宗五郎」は視界が開けて嬉しかったです。
そうそう松也くんは所化のリーダーさんですね。でも、キレイな彼が好きなんで、喋っても踊っても、満足感が足りないのですワ。

投稿: きびだんご | 2008.10.18 01:07

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