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2008年11月

2008.11.30

11月の忘れ物:演舞場でかぶりつき

11月16日(日) 「花形歌舞伎 昼の部」 11:00~ 於・新橋演舞場

通し狂言 伊勢音頭恋寝刃 序幕/相の山、妙見町宿屋、追駈け地蔵前、二見ケ裏 二幕目/油屋店先、同 奥庭」海老蔵(福岡貢)、獅童(奴林平)、門之助(今田万次郎)、吉弥(万野)、猿弥(お鹿)、笑三郎(お紺)ほか 「吉野山」菊之助、松緑ほか

 すっかり忘れていたけど、2週間前に見に行ってました そして写真入りの筋書きを買ったのがちょうど1週間前(矢来能楽堂から雨の中を演舞場まで買いに行き、それから帰宅した)。もう記憶にはすっかり霞がかかった状態ではありますが・・・。

 しかし、この日は席が最前列でして(しかもセンターブロックの右端=通路際)、伊勢音頭で後ろから通路を歩いてきた海老蔵&門之助が、ほぼ目の前で立ち止まって喋るという重大事件が いい年をしたオバ三人組は、その後ずっと夢の中にいるようでしたワ(笑)。

 今まで「伊勢音頭」は何回か見てると思うけど(なぜか貢=三津五郎のイメージが大きい)、通しは初めてで「油屋」に至る状況がよくわかった。

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「シェイクスピア入門」@サライ

Sarai 滅多に手に取ることもなくなった「サライ」(落語特集も買ってません)、これは、たまたま小さな書店で遭遇して、ウホウホとお買い上げ(笑)。

 シェイクスピア特集の第1部「『沙翁(シェイクスピア)』とは何者か」は、基本、小田島先生への取材がもとになっているようで、聞いたことのある話もいろいろ。雑誌だから写真も豊富。明治36年、明治座で上演された「オセロ」のポスターなんかもある(川上音二郎一座!)

 坪内逍遙の業績、早大の演劇博物館のことあたりは、全く私の弱点だなぁ(演博のメルマガは購読してるのに全く行けてない。行かねば)。

 第2部は戯曲全37編の背景とあらすじで、こちらには舞台や映画の写真がいっぱい。「シェイクスピア戯曲の舞台となった世界地図」などは、地理に非常に弱い私には、とてもありがたい。しかししかし、この地図の右側のページには、3月にロンドン公演を控える「NINAGAWA 十二夜」、菊五郎・菊之助の写真が まだまだ寒いんだし、諸事情を考えればロンドンなんか行けないよぉ、の私の背中をつっつくのであるよ。

 年度末で夫も比較的余裕があるので、もっかお誘い中(笑)。荷物がたくさんになる所へは一人で行きたくないの。音羽会のツアーは、参加者で夕食会、というのが絶対イヤならしく(おまけにANAだし)、「劇場のサイトでもチケット買えるじゃない」などと言ってます。さてさて、どうなりますことか。言って楽しんでるだけ、の公算大ですかねー。

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2008.11.29

またしても萬斎さん

11月29日(土) 「第7回 青葉乃会」 14:00~ 於・国立能楽堂

解説(増田正造)、仕舞「楊貴妃」「邯鄲」 狂言「寝音曲太郎冠者万作、万之介--休憩--能「安宅 勧進帳シテ柴田稔、ワキ宝生欣哉、子方柴田理沙、アイ(強力)萬斎、アイ(太刀持)高野和憲ほか/大鼓柿原弘和、小鼓大倉源次郎、一噌仙幸

 随分前にお誘いを受けて、楽しみにしていた会。ついついタイトルを、流れで「萬斎さん」なんて付けちゃってるけど、彼に惹かれて見にいったわけではない(つもり)。まあ、万作家の狂言で嬉しかったのは事実だけれども。「安宅」が見られる!というのは、とても嬉しいことだった。・・・なら、ちょっとは予習すればいいのに、相変わらずの私ではある。お席も正面のほんとに見やすいいい場所を取っていただき、ありがたや~。

 増田氏の解説は、とてもわかりやすくて面白くて、この先生のお話だったらもっと聞く機会がほしいなぁ、なんて思ってしまった。歌舞伎「勧進帳」の話でも、具体的に演者の名前を挙げてくださるので、イメージしやすいんだよね。かといって脱線するわけでもないし。義経を子方が演じる意味についての話が特に興味深かった。

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2008.11.24

連日の萬斎さん

11月24日(月・祝) 「第一回 桂諷會 神々の饗宴」14:00~ 於・矢来能楽堂

素謡「神歌 父尉延命冠者父尉浅見真州、延命冠者長山耕三 舞囃子「養老 水波之伝」 観世銕之丞 大鼓亀井広忠、小鼓大倉源次郎、太鼓小寺真佐人、一噌幸弘 狂言「福の神シテ野村萬斎、アド高野和憲、アド竹山悠樹--休憩--仕舞「道明寺」「龍田クセ」「賀茂」 能「三輪シテ長山桂三、ワキ宝生閑、アイ石田幸雄(お囃子は同じ)

 能は結局よくわからないままなのに、このような会を見に行くわたくし。かなり前に買っていたので、23、24日と、続けて萬斎さんを見ることに。正直言って、この2日のために、演舞場(夜の部)にもう一度行くことができなかったのであり、このチケットは知人に譲ろうかなどなど考えたりもしていた・・・けれども、去年からの出雲大社=「福の神」の縁もあり、「三輪」も含めて「神々の物語」というコンセプトにひかれて、やはり初志貫徹、なのでした。

 能楽堂の中では矢来に一番馴染んでいて、でも最近行ってなかったから、駅からの道中、新しいお店を見つけたり、月日の流れを感じてしまった。今日の席は「脇正面」ということなんだけど、正面席の一番右端(最前列)で、柱に相当さえぎられるから「脇」なんだなぁと。

 開演前に、切り火が打たれたので、??と思っていたら、素謡「神歌」って「翁」のシテの謡だからなのねー。「とうとうたらりたらりら」。やっぱり新年には「翁」を見たいなぁ。

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2008.11.23

「友の会」貸切の狂言劇場

11月23日(日) 「狂言劇場 その伍 Bプロ」 18:00~ 於・世田谷パブリックシアター

苞山伏使いの者万之介、山人高野和憲、山伏深田博治 能楽囃子(笛松田弘之・太鼓小寺真佐人)--休憩--狂言による彦市ばなし彦市萬斎、天狗の子月崎晴夫、殿様石田幸雄、(囃子方)--休憩--友の会会長挨拶、抽選コーナー、萬斎トーク

 去年開場10周年記念で、友の会貸切公演が行われた(国盗人)。それは抽選で外れてガックリ、だったんだけど、今年(たぶん去年の貸切公演が好評だったから今年もあったらしい)は、めでたく当たりました チケットが届いてみれば、うへへー、2階の2列目なのぉ ではあったけれど、行ってみたらほぼ真正面だし見やすいし、意外とよかった気がする。最前列よりはいろんなものがよく見えそう(舞台の前方の床に映るものなどが)。

 会場の設営が遅れている、とのことで、開場時間が過ぎてもロビーフロアで10分以上待つことになった。人が溢れて息苦しいくらい。設営といっても、たいしたものはないはずなのに・・・と内心おもっていたけれど、萬斎さんのトークによると、たぶんコンピュータの故障。

 そして、上演時間情報を見れば、単純に、開演 休憩、そして終演19:55が書いてあって、あれれれ、特にイベントみたいなのはないのかしら?? と心配していたら、「彦市ばなし」が終わった時点で、アナウンスがあって、あぁよかった

 そうそう、今回のテーマは、ずばり「ウソ」なのでした。以下、萬斎さんの解説も織り交ぜながら。

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2008.11.22

新宿西口のブックファースト

 一応このブログのタイトルに「読む(読まない)」が入っているので、たまにはそんな話を。昨日の朝日新聞・夕刊に「新宿駅前に巨大繭」と題して、コクーンタワーの写真が載っていた。東京モード学園の建物ね。

 毎週、朝日カルチャー(住友三角ビル)の往復に、地下通路を通っているので、このコクーンタワー建設中の風景=囲ってあって見えない、に馴染んでいた。ある日、その囲いの向こうに「ブックファースト」のロゴを見つけて、あらまあ 囲いが取れると、通路からガラス張りの店内が良く見える(地下2階部分を見下ろす感じで)。おお、便利じゃないの、と、開店を楽しみにしていた。

 とはいえ、週1回しか通らず、しかも帰り道は急いでいるから寄れず・・・今週やっと行くことができた。新しい本屋さんは、棚の場所が全く把握できてないから、ただでさえ疲れるのに、構造的にややこしくて(要するに真四角じゃないから)、なかなか大変でしたワ。地下2階~1階までのうち、地下1階を見ただけで体力切れ。まあ、文庫や新刊・雑誌など、見たい物は地下1階にあるようだから、それでいいんだけども。さすがに、アート関係や宝塚方面のものが目についたのは、モード学園&ブックファーストゆえでしょうか。

 新宿駅を乗換に使う私だけど、実は本屋さんには恵まれていない(と思っている)。紀伊國屋もジュンク堂も、駅から少し離れているから、帰り道にフラッと、というわけにはいかなくて。ルミネ内のブックファースト、小田急内の三省堂も、使い勝手が私にはよくないし。慣れているのは紀伊國屋の新宿南店くらいかなあというところ。それだってタカシマヤのついでにくらいじゃないと、なかなか行けない。なので、とりあえず週1回のチェコ語が続いている限り、通り道にある「繭の中」のブックファーストは助かるはず。もっと馴染んで把握しなくっちゃねー。

 ちなみにこの日買ったのは・・・宮部みゆきの新刊文庫「日暮らし 上」でして、こんなん、それこそ地元の小さい本屋でだって買えるのに、まあそれが成り行きというか縁というか、他に欲しいのが見つけられなかったというか、ですかね。その後、この「日暮らし」は中を会社の近くで、下を自宅の近くで買って、無事に読了。彼女のある種の饒舌さは、時代物の方に向いてるなぁ・・・。

 あっ このコクーンタワーを地上から見たことはまだない。ひたすら地下道を歩かないと、迷子になりそうなんだもん。

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2008.11.20

ちょっと薄味?な乱歩的世界

11月19日(水) 「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみ あやしのかぎづめ) 明智小五郎と人間豹」 11:30~ 於・国立劇場大劇場

原作/江戸川乱歩「人間豹」 脚本/岩豪友樹子 出演/松本幸四郎、市川染五郎、市川春猿、市川高麗蔵、松本錦吾ほか//新内仲三郎ほか

 なんだかとても久しぶりのような気がする大劇場。先月の「大老」も見たかったんだけど、来てないしね・・・。今月は江戸川乱歩が歌舞伎になる、という、ただそれだけに惹かれて。3階席(2等。あぜくら会で2250円)でも花道はよく見えるし、お財布には優しい劇場なんである。オペラグラスを入れたつもりでいたのに忘れていて、染五郎や春猿の表情は見えなかったのがちょっと残念。おまけになんとなーく筋書も買い損ねた。

 さて、若干睡眠不足の頭におびえつつ見たのだけれど、もっとごてっと濃密なのかと思ってた。私の脳味噌が鈍磨してただけ? とはいえ不気味な「(連続)殺人」の感じというか、もともとは昭和初期の話という時代(幕末に移してある)のせいか、前日のショッキングな殺人事件(政治テロ?)をふと思い浮かべてしまったりも。

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2008.11.18

見る前に、あっさり挫折しました

 はい「表裏源内蛙合戦」のこと。トコトン、井上ひさし&蜷川幸雄には縁がないみたい。というのも、前回の「天保十二年のシェイクスピア」は、「ぎゃー、チケットものすごく高かったのに」と泣きながら残業した苦い記憶があるから。

 若干、そんな嫌な記憶もあって、今回はコクーンシートにしていた。・・・が、ただいままたもや急ぎの仕事を切れ目なく入れてしまい、どうしても見に行けない。ま、上演時間4時間というのでなければ行ったかもしれないけどね。いや、私は蜷川さんのエログロ的なのはどうも苦手だから、それで余計に腰が引けてる部分もある。

 見ないことには何も始まらないんで、ゴチャゴチャ言うこともないんですが。でも、ピンチヒッターを立てたので、空席にはならないです、たぶん。

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2008.11.15

「忍たま乱太郎」

Rantarou_2  タイトルを見て「何のこっちゃ」な方も多いでしょうか。NHK教育テレビで夕方やってる10分アニメです。我が家では「フィクション」で見ているのは(しかも家族全員で)この「乱太郎」だけのような気がします・・・。夕食時のお供はコレ。いったいどんな家族やねん、大人ばっかで。録画までして。

 先日は、迷子になった「しんべヱ」を探しに当の本人が走っているシーンがあって、「これって落語の『粗忽長屋』だよね」と言っていたら、最後にまさに粗忽長屋的な台詞が。う~む、あなどれぬな。

 コミックスは今、何巻まで出ているのかなあ。朝日小学生新聞で読んでた時代もあった。コミックスは私がずっと買って読んでいて、その後、忘れていたのだけれど、気がついたら息子の部屋に最近のが並んでました。もしかしたら全巻揃ってたりして。そういうのも一段とオソロシイ。

 しかし、このアニメはエンディングテーマ曲を「関ジャニ∞」が歌ってたりしてるし、大人になっても抜け出せないファンを生んでる  ま、他愛ない、のどかなお話が、一日の終わりには向いてる・・・ってことにしておこう。いつまで見るのか

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2008.11.14

今週の週刊朝日に過剰なものは・・・

 自宅仕事は忙しいのに、会社では妙に暇だったりする。・・・だもので、いろいろ雑誌を流し読みしていたのだけれど、最新の週刊朝日で、お腹イッパイ(基本、連載だけで、事件ネタは読まないのに)。

 まず。右ページの筆者は小倉千加子、左ページは倉田真由美、という見開き。示し合わせたように話題は、泰葉。そらぁ、誰しも「イタイ」とは思ってるんだけども、というかそこから話は始まるんだけども。でも実際に会ったことのある「くらたま」なんかは、かなり見る目が優しいんだよねー。小倉千加子の方は、母親と娘という視点(だったかな)。

 そしてページをめくっていると占いページ(これがまた見開きなのね)の、下欄。勝手に占われているのが泰葉でして。写真入りだから、つい目を留めてしまったのだ。結婚した19△△年は、彼女の運勢にとってこういう年だったから、云々かんぬんと、結果が出た後ならなんとでも言えるでしょうよ。

 はぁぁ・・・やたらに出てきて疲れた、と思っていたら、まだあった。中森明夫のやはり1ページコラム。彼は結婚前の歌手時代のことを。評価は高いけど、今更そんな歌は聴けないし。というわけで、私は一連の騒動を全くテレビで見ていないにもかかわらず、こうして怒濤のように入ってくるのですワ。

 週刊誌はよく読む順に、文春→新潮→朝日、なんだけれど、そういえば文春の連載には泰葉を取り上げそうなのがそもそもないなあ、と思ったのでした。あ、占いもないのか。いまコンサートでも開けば、辛酸なめ子が行きそうだけども、まあそれくらい。

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2008.11.12

【メモ】顔見世大歌舞伎・夜の部

11月10日(月) 「寺子屋」「船弁慶」「嫗山姥」

 またもあせって仕事中なので、見た、ということだけを。ほんとは月曜日じゃない方がよかったんだけど、3階1列が出たのでついつい・・・。でも、別に1列だろうが7列だろうがあんまり関係ないなー、と強く思ったのだった。なんか、楽しめない席だったんですよ。

 私の左の2人が、踊りに詳しい(うるさい?)人だったのかどうか、特に船弁慶で「ケッ」という感じでして、まあいろいろ言うのは自由ですが、そういう話は終演後によそでじっくりどうぞ。で、私を挟んで右の人は、その人たちや、後ろの列の話し声が気になるようで、時々そちらをわざと見るの。気持ちはわかるけど、我慢できないってほどではない・・・? 先月の、高校生たちの傍で楽しく観劇できたのとは正反対。やっぱりさぁ、折角、本日このとき見にきてるんなら、楽しもうよね・・・と、私も改めて肝に銘じておきます。

 ぶちぶち書いてるけど、寺子屋、船弁慶、嫗山姥、それぞれに見応えがあって、さすがに顔見世と堪能。豪華な顔ぶれですもんね。特に仁左衛門・松王と藤十郎・千代は、できれば近くからまた見たいものです。

 三代目時蔵五十回忌追善ゆえ、2階には遺愛の品々などが展示されて、それもじっくり見ることができた。鏡台はとても美しくて品がよくて、しばし見とれてしまった。螺鈿の蝶が今も目に浮かぶくらい。そして現・時蔵さんの八重桐も、ほんとピッタリの役だな、と思ったのだった。最後の白い衣裳になって決まるところなんて、美しくて清々しくて。もうちょっとちゃんと、時蔵さんの魅力について考えてみてもいいな、と、これは自分への宿題です。

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2008.11.09

先代萩は、菊→海老の黄金リレー

11月8日(土) 「花形歌舞伎 夜の部」 16:00~ 於・新橋演舞場

通し狂言 伽羅先代萩」花水橋・竹の間・御殿・床下・対決・刃傷  菊之助(政岡)、愛之助(八汐)、獅童(荒獅子男之助)、海老蔵(仁木弾正)、松緑(細川勝元)ほか (「龍虎」は未見)

 金曜日に、いつもなら見ている(つけている)NHK「おはよう日本」で、この菊之助政岡が出てた・・・らしい。たまたま15分ばかり消していた間にそのコーナーがあって、私がつけたときにはアナウンサー氏が「今月25日まで新橋演舞場・・・」と紹介して終わる瞬間であった 知らないなら知らない、見ないなら見ない、それでいいのに、この最悪のタイミングはなんなのでしょう。思い出しても腹立たしいゾ。

 でもまあ、翌日には見に行くのだからと、やや気を取り直して。

 今月の夜の部は16時開演 オトモダチに教えられなければ、絶対ボンヤリ30分遅れで行ってたにちがいない。ふ~っ で、菊ちゃん政岡を最高に楽しみにしているわりには、この前はいつ見たのか、なんて考えもしてない。花水橋が始まってから、ああ、松竹座で見たんだ、この頼兼が菊ちゃんだった、と即座に思い出す私。でも、亀三郎さんゴメンナサイ。早く政岡を見たい一心で・・・。

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2008.11.08

ナイロン50℃(!?)

 いやいや、勝手に半分にしちゃいけませんね。ナイロン100℃のセット公演を片方だけ見たので、つい。実は

9月30日(火) 「シャープさんフラットさん(ブラックチーム)」 19:00~ 於・本多劇場 作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ

 というのを見に行ってた。これはほぼメンバー、ストーリーも変えて、ホワイトチーム公演もあって、それを見てから感想を書こうと思っていた・・・のだけれど、ブラックがそれほど面白く思えなかった(大倉孝二さんメインだったのに)のと、急遽「The Diver」を再見することにしたため費用捻出もあって、ホワイトチームのチケットを手放してしまったのでした。

 劇団主宰者、作・演出者としての自己を振り返るかのような作品は、松尾スズキ「女教師は二度抱かれた」もそうだったっけ。しかし、なんで精神を病む女性が必ず(?)出てくるんでしょう。

 いつもは峯村リエ、犬山イヌコのうまさや存在感に感心するんだけど、今回はその「個性」が鼻についた感もあった。その分、ゲスト出演の小池栄子が新鮮で、しかも予想以上に上手いと思ったのだった。また舞台で見てみたいな。

 長塚圭史もそうだけど、うーーん、どうしよう、と思いながら、パスしたり、日程が合えば見に行ったり。で、時々、自分にピタッと来るのに出会い、また、これは私には・・・というのがあって。でも、安心できる(?)のばっかり見ててもつまんないからね~。

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2008.11.05

来年秋に「ヘンリー六世」!

 今日(4日)、たまたま、普段はあまり見ない新国立劇場の演劇サイトに行ってみた。そうしたら、「速報!!」として、来年10~11月に「ヘンリー六世」三部作、一挙上演と出ていた(こちら)。あらまあ 

実のところ、シェイクスピアの歴史劇は苦手なので、読んでもいないんだけど、これを機会に読めばいいのか・・・。小田島訳を使うようだしね。

 本の好みがそれほど私と一致しない息子(大学4年。北村薫、村上春樹あたりが多少共通くらい)が、なぜかシェイクスピアの戯曲は読んでる。時々、お芝居を見に行くならチケット取ろうか?と誘うこともあるけど、あまり気に入るのがないそうで。というか、彼は歴史劇が好きなのだ。来年秋か・・・まだ学生をやってるとは思うけど、見に行くような余裕が果たしてあるのかな。ま、こんなことを言うと、さすがに鬼もあきれそう。

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2008.11.04

人気真打の前座噺

11月4日(火) 「あの頃の噺 市馬・昇太・談春前座噺の会」 19:00~ 於・本多劇場

前説(昇太)、談春・真田小僧、市馬・手紙無筆、昇太・雑俳、鼎談--仲入り--昇太・狸の札、談春・たらちね、市馬・真田小僧、あいさつ(全員)

 こんな会があるなんて全く知らなかった・・・のを、「行けなくなった」という友人に譲ってもらって行ってきた。人気の3人の会なのに、告知期間も短くてあっという間に売り切れたそう。なので、全く同じ会(噺も同じとのこと)を、企画していると、これは前説=プロデューサーの昇太さんの言。

 とにかく3人とも、前座の頃に習った噺を、当時の通りにやる、というのが趣旨らしい。だから、マクラなんかも殆ど入れないの。昇太さんなんか、わざと拙い雰囲気?というくらいに。さすがに役者なんである。前座であるから、羽織も着ないよ。

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2008.11.03

今日は池袋に行くはずでした

 11月3日、文化の日もしくは明治節(古いねどうも)。の日じゃないのか?

 午後2時から、池袋の東京芸術劇場大ホールにて、フジコ・ヘミングのコンサート。実家の母が勢い込んで先行チケットを2枚確保していたのだけれど、上京できなくなってあえなくボツ。それでもチケットだけは送られてきたので、うーむ、どうしようと思い・・・結局、売ってしまいました(売れなかったら誰かを誘って行くか、というつもりだった)。

 「おけぴ」に出したあと、一瞬、このブログにも「売ります」記事をアップしていた(しかし、私のブログは検索に引っかからないようにしているんだから、殆ど仲間内に向けてのもので、なら個別にメールしてもよかったのではある)。 そうしたら、流石にフジコ人気は健在というべきか、あっという間に買い手がついたのでした。しかも5分くらいの差で複数の人から問い合わせがあったのも初めて。あわててここの「売ります」は削除。

 前回、春のソロ・リサイタルでは、先行通知が来なかったとかで、3階席なのにS席、1万2000円というのに驚いたけど、今回はちゃんと先行で1階の前方を2枚確保していた、というのも、素早く売れた大きな原因でしょう。自分が買うにしても、あの大きなホールの3階で、ピアノに1万2000円はちょっと、と思うもの。

 「成約」はいいけれど、お金のやりとりがあるので、いつも正直ここから消耗しちゃう・・・。それに2枚だから更に高額。そもそも人の財布から出ているチケット代を、自分の財布に入れようというんだから、私も太っ腹で、間に「おけぴ」に入ってもらう方式にして手数料は当方負担(良席でしかも手数料は不要というんだから、買う方にすればそらぁいいよね)。以後も滞りなく進行して、よかったよかった。

 高く売りたければオークションに出せばいいのだろうけど、「定価以下」のおけぴでさえも消耗するんだから、とても無理。売れればラッキーというくらいで、気楽に構えるのが私には向いてるんだな、と改めて思ったのでした。

 というわけで、今日は義母のところへ行くくらいで、後は家事にいそしもう・・・と思っていたら、その義母の住む街の駅前にて、知人(プロのジャズピアニスト)のライブがあるのを知った。時々、「町おこしコンサート」をやっているので。

 ピアノはピアノでも、空の下で、無料のジャズライブを聞く「文化の日」となりそうです。

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2008.11.02

顔見世だから、たっぷり~。

11月2日(日) 「吉例顔見世大歌舞伎 昼の部」 11:00~

通し狂言 盟三五大切」仁左衛門(源五兵衛)、時蔵(小万)、歌昇(八右衛門)、左團次(家主弥助)、田之助(僧了心)、菊五郎(三五郎)ほか 「廓文章 吉田屋」藤十郎(伊左衛門)、魁春(夕霧)、秀太郎(おさき)、我當(吉田屋喜左衛門)ほか

 昨日に引き続き、大阪のSさんと一緒。なんたって彼女は仁左衛門ファンだからねー。松竹座でももっと歌舞伎をやってほしいけど、建て替え期間中は願いが叶うかしら? 歌舞伎座が新しくなったら、南座のように料金が高くなりそう、などなど、お喋りしつつ開演を待つ。今日は7列のセンターブロックにて。私は昼の部だけ、1階で見るのですワ。

 三五大切の後半、田之助さんが出てきた時は、思わず二人で顔を見合わせてしまった。だって、大阪で「食いだおれ太郎」になってらした時も、二人で並んで見てたから(彼女は本物の「食いだおれ太郎」が引退後、今度はトラッキーの扮装で出たのも見てる)。

 で、今月は歌舞伎座でも演舞場でも、昼の部は「大量殺人」。こちらは、いかにも鶴屋南北の世界でして・・・。

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2008.11.01

11月のスタートは落語!

11月1日(土) 「てやん亭スペシャル 柳亭市馬二番勝負Bプロ」 18:00~ 於・シアタートラム

席亭挨拶(花井伸夫)、開口一番(市也・道具屋)、喬太郎・時そば、京子(日本奇術)、市馬・富久、歌謡コーナー(喬太郎・市馬)

 本日初日の歌舞伎座および新橋演舞場をほっぽって、出かけた先はシアタートラム。今週3回目の三軒茶屋には我ながら驚くね。これに行くか、初日の新橋演舞場、夜の部に行くか、しばらく迷ったんだけど(ゆえにチケットは発売初日には取らなかった。なのに最前列)、ま、歌舞伎は25日間やってるから、と落語優先。Aプロは俳優の矢崎滋さんがゲストで対談があったそうです。

 シアタートラムで落語を聞くのは初めてだけど、落語にはちょうどいいくらいのキャパでとても聞きやすかった。

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