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2008.11.04

人気真打の前座噺

11月4日(火) 「あの頃の噺 市馬・昇太・談春前座噺の会」 19:00~ 於・本多劇場

前説(昇太)、談春・真田小僧、市馬・手紙無筆、昇太・雑俳、鼎談--仲入り--昇太・狸の札、談春・たらちね、市馬・真田小僧、あいさつ(全員)

 こんな会があるなんて全く知らなかった・・・のを、「行けなくなった」という友人に譲ってもらって行ってきた。人気の3人の会なのに、告知期間も短くてあっという間に売り切れたそう。なので、全く同じ会(噺も同じとのこと)を、企画していると、これは前説=プロデューサーの昇太さんの言。

 とにかく3人とも、前座の頃に習った噺を、当時の通りにやる、というのが趣旨らしい。だから、マクラなんかも殆ど入れないの。昇太さんなんか、わざと拙い雰囲気?というくらいに。さすがに役者なんである。前座であるから、羽織も着ないよ。

 談春、市馬の二人は、前座噺ってのはほんとは面白いよね、と思わせてくれるんだけど、昇太はそれ以前に、キャラクターで笑わせる。いつも以上に早口で、わざと滑舌を悪くしてるんですか、というくらい。前座の頃は、こうだったのかもしれないな、という感じかな。相当ハチャメチャな雑俳が、すごく面白かった。

 鼎談では、高座の後ろのスクリーンに、3人の前座当時の写真を映して(2枚ずつ)、それをサカナに語るという趣向。その写真ですら、談春=カッコいい(あるいはカッコつけてる)、昇太=ガキっぽい、市馬=やたら貫禄あり、と、なんかイメージ通りといえばそうなんだけど、笑ってしまう。しかも、写真も実物も一番子どもっぽい昇太さんが、実は一番年上との言葉に、会場中がえーーっ!?なのでした。

 前座時代の話題になると、当然、師匠のことも出てきて、そういえば、昇太さんと市馬さんが語る「師匠」は、愛情に溢れててすごく好きなんだ、と改めて思った(談春さんが師匠を語る高座には出会っていない。でも「赤めだか」を読んだんでした)。あとは自分の弟子(ただいま現在前座である)の・・・愚痴というか、現代っ子気質も少し。

 市馬-談春、談春-昇太、という組み合わせは、私も何回か見ている。でも、この3人が集まったところが・・・プロデューサー・昇太の才能、ですかねー。

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コメント

先日落語を聞いたという高揚感が残っているせいもあるのかもしれませんが、いや、それ以上にきびだんご様のこのレポが楽しくて、同じ企画があるのなら、そして日程が合うのなら、私も行ってみたいと思いました。
昨日談春さんがラジオに出ていました。志らくさんのこと、トライアルのこと、さだまさしさんのことなどのお話を聞きました。
これからは少し落語にもアンテナ伸ばそうかな…

投稿: SwingingFujisan | 2008.11.06 00:27

SwingingFujisanさま
落語版源氏物語なんて刺激的というか、意欲的なのをご覧になったのですものね
ちょこっとアンテナを張っておくのもいいんじゃないかしら。地元で気軽に聞けたりしますし。
談春さんは著書も面白かったです。3人とも「師匠大好き」なその気持ちの表し方が素敵なんです 芸の世界の師弟関係はまた特別なんでしょうね。

投稿: きびだんご | 2008.11.06 09:18

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