« 千穐楽の国立劇場は2階から | トップページ | 「から騒ぎ」考(台詞のひとこと) »

2008.12.28

聞き納めは「掛け取り」・・・しかし喬太郎版

12月28日(日) 「柳家喬太郎勉強会 一本柳道中双六」 14:00~ 於・なかの芸能小劇場

開口一番(小ぞう・松竹梅)、喬太郎・肥辰一代記--仲入り--天どん・?(新作)、喬太郎・掛け取り

 こんなに暮れも押し詰まって、喬太郎さんの会に出かける私。昨日の市馬・談春・三三の三人集にも行ってないのに・・・実は喬太郎贔屓だったのか、ではある。ややノロノロと出かけたのであるが(25日の反省により、今日はバスは使わず新宿経由)。

 なかの芸能劇場は何年ぶりだろう。川柳川柳独演会(「首屋」を聞いた)と、文左衛門独演会に行った記憶はある。中野駅の北口、サンプラザを左に見ながら歩いて、あれ?行き過ぎたかなと不安になったころに、なかの芸能小劇場の建物があった。定員110、こぢんまりしたいい会場である。

 小ぞうくんは、14日の三鷹につづいて。噺じたいは、まあ前座さんですから・・・なんだけど、右後方から、お子さんのケラケラ笑う声が聞こえてくる。笑い声の見本のような感じ。・・・で、喬太郎さんの1席目。自分の勉強会なんだから、というつもりか、マクラが長い長い。話があちこちに飛んでたっけな。大笑いしたのに、もう中身を忘れてるよ。しかし、噺に入ったら、これがウヘヘヘ、ばかばかしくて、でもあんまり気分はよくないっす。「肥がめ」というのもあるけど、これは更に・・・な「汚穢屋」の噺でした。そっち系の単語は子どもの大好物でもあり、またまた笑い声が炸裂。楽しくていいけど、演者は少しやりにくい?なんて思ったりも。実は私も多少気が散ったので。

 大の喬太郎ファンが席を取ってくれていて、彼女が「来るとき、下で天どんさんに会ったけど、ゲストかなぁ」などと仲入りに言ってたら、当たりー。レンタルビデオ屋さんでの噺だけど、今ひとつよくわかりませんでした。

 そして、聞き納めが「肥辰」だったらイヤだから、あれが1席目でよかった。もう1席はなんだろう・・・と言ってたトリネタは、あらま、な「掛け取り」。しかし、もちろん喬太郎さんだから普通のはずもなく、追い返す相手の「好きなもの」は、落語(大ネタ)、ウルトラマン、つかこうへい芝居(熱海殺人事件)、落語(各師匠の物まね)。私はやっぱり熱海殺人事件がドンピシャという感じ。

 えーっ、喬太郎さんの「掛け取り」って初めて、と思っていたら、「それぞれの」シリーズ(市馬、喬太郎、白鳥が同じネタをかける会)でやったよ、と喬太郎ファン。ほんとだ、私も1年前にちゃんと聞いてるじゃないの。全く初めて聞いたような気がしてたのにな。ま、これで気分よく1年の締めができたので、後はお正月の支度に邁進しますです(←気持ちだけね)。

|

« 千穐楽の国立劇場は2階から | トップページ | 「から騒ぎ」考(台詞のひとこと) »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 千穐楽の国立劇場は2階から | トップページ | 「から騒ぎ」考(台詞のひとこと) »