« ドラマチックなお能、ふたたび | トップページ | 師走に見事な桜吹雪!! »

2008.12.12

17世紀フランスの古典演劇だってさー

12月12日(金) 「舞台は夢 イリュージョン・コミック」 19:00~ 於・新国立劇場中劇場

作/ピエール・コルネイユ 訳/伊藤洋 演出/鵜山仁 出演/堤真一、段田安則、秋山菜津子、高田聖子、金内喜久夫、磯部勉、田島令子ほか

 えーっと、もちろん出演者に惹かれて見に行ったので、コルネイユって誰?ってなものでして。もうねぇ、カタカナ名前(登場人物の)に弱いオババと成りはてました。なので、備忘録としては役名も書くつもりだったのに、どっちみち思い出せないかと思い、やめちゃった。

 ところで、ほんらい余裕で見に行けるはずが、仕事が1時からと通告された時はあわてた。基本6時間は拘束されるので、どうしよう・・・。今日の分は諦めて売ろうと一時は考えて、代わりに水曜マチネのA席を取ったのだけど、早じまいに賭けることにした(つまり終わらなかったらチケットを無駄にする覚悟)。結果、余裕で見に行けたんだけど、さて水曜のA席が残っちゃった。ぜひとももう1回見よう、というほどでもないんだなぁ。見てもいいけど。どうしよう・・・。

 そして、行けるかどうかにばかり気を取られていたので、もう少しでシアターコクーンに行くところであった。チケットをWEB松竹で取ったことと、堤真一とか秋山菜津子とかを、コクーンでよく見てるからに違いない。電車に乗る前に、チケットを確認してよかった。

 開演前にプログラムを見ていたら、段田安則2役のうち、片方の説明に「魔術師」とあったので少し笑った。なんかそういう感じの役があったなぁ・・・と記憶をたどると、ケラ版「どん底」がやはり正体不明みたいなちょっと不思議な役だったのねー。威圧感とかは全くないけどでも怪しい、という役が、ピッタリな気がする。

 そうそう、舞台は中央にドーンと円形になってて(上手に小さい円形もある)、観客は前後両側から見る、というスタイル。A席は向こう側らしいので、もう1回見てもいいかな、というのは反対側から見ることへの興味。通路もわりと使ったんだけど、それはちょうど私の席の近くが多かった。中劇場でこんなふうな使い方をしたのは見てない気がする(と言っても、そんなに中劇場に行ってるわけでもないか)。衣裳もなかなか素敵でした。

 で、喜劇であり悲劇的っぽくもあるといった感のこのお芝居で、秋山菜津子の役:イザベルがなかなか大変なのでは・・・。ほかの人がチョコマカと笑いを取る中で、ある種、異質の存在なんだもん。高田聖子の自在さを「柔」とすれば、「硬」の魅力ってところ。で、ちょこっとしか出なかったけど、フロリラム大公夫人の田島令子がピシッと締めた感じ。(ところで「フロリラム大公」ってのが聞き取れなくて困った。フロリダの大公?そんなはずはないしなぁ、と

 ほかに気に入ったのは、クランドール(堤真一)が恋敵たちと戦うときの立ち回り。かっこよかった(特に彼がというのではなくて、全員の、シーンとしての立ち回りが)。気に入らなかった(笑)のは、最初の洞窟シーンあたりのマイク音声。いかがわしさの演出ではありましょうが、どうも・・・。

 本日、カメラが入っていたので、そのうち金曜日にでもNHKでやるのかな。

|

« ドラマチックなお能、ふたたび | トップページ | 師走に見事な桜吹雪!! »

演劇」カテゴリの記事

コメント

これ、コルネイユってことで、さらには出演者にも惹かれて、ちょっと興味があったのですが、日程的にムリなので、ひょっとして、ときびだんご様に期待しておりました 正解。
NHKでやったら、きびだんご様のレポを思い出しながら見ますゎ。
コクーンと間違えそうになったというの、わかります!!

投稿: SwingingFujisan | 2008.12.13 02:58

私も、出演者に惹かれて、ただそれだけでチケットを取って観に行きました。なので、コルネイユというのが仏文をちっとでもかじったヒトにはシェイクスピアと同じくらいアタリマエで古典的な有名人だということは、プログラムを読んで初めて知った次第。きびだんごさまが同じだったとは、なぜか妙に嬉しいです(爆)
秋山菜津子&高田聖子を舞台で観るのは朧以来だったのですが、それぞれ上手いけど別個に観た時と組み合わせてみた時でずいぶん味わいが変わるなぁという印象がありまする。
衣装、素敵でしたよねー

投稿: 猫並 | 2008.12.13 08:12

SwingingFujisanさま
そうなんですよ、私よりもむしろSwingingFujisanさま向きって感じがしてました。フランスだから 単純すぎるけど。
カメラがNHKというのは確認してないんですが、他にはないですよね・・・。
見ていたその瞬間だけじゃなくて、思い返した時の面白さがあるんで(というのに気づくのもブログで記録することの効用かも)、水曜日に反対側から見ることにしました。

投稿: きびだんご | 2008.12.13 09:00

猫並さま
うんにゃぁ、ミーハーのみが私が劇場に行く原動力ですからねっ ギリシアもフランスもロシアも、うへへですわ。あんまりだからシェイクスピアを読んでみてるってとこで。
しかし大学受験時の専攻選び(当時、私の行った大学では希望の専攻科目を受験時に決めてた)で、仏文を第一希望にしなくてよかったなぁ、と、猫並さんのコメントを読んで思ったりしました。なんとなく仏文への憧れのみで、あやうく・・・でも、仏文学が好きとかいうのでは決してなかったので。でもそれで第一希望を日本史にするって、やっぱり入学できればなんでもよかったに違いない
私も朧のことを思いました。

投稿: きびだんご | 2008.12.13 09:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ドラマチックなお能、ふたたび | トップページ | 師走に見事な桜吹雪!! »