« 走った一日:昼は歌舞伎座 | トップページ | さまよった一日 »

2008.12.26

走った一日:夜は落語

12月25日(木) 「市馬落語集」 19:00~ 於・なかのZERO小ホール

(開口一番・市也)、市馬・のめる、寿二ツ目昇進市楽・真田小僧、市馬・黄金餅--仲入り--大喜利昭和歌謡大全集(市馬/アコーディオン・杉浦政夫、三味線・田中ふゆ、司会・林田雄一)

 歌舞伎座の後、余裕で家に帰れるはずが、途中でひっかかり・・・帰宅したのは5時半近く。銀座からまっすぐ中野へ行けばよさそうなものを、そんなことをするからまた走るハメに。30分で夕食の支度その2をしつつ、自分の晩ご飯もかっこんで、いざ。が、三鷹へ出るバスが来ないじゃん。結局、バスが遅れた分、開演時間に遅れて、市也くんを立って聞くハメに。まぁ仲間内で、ウエンツ似(いや妻夫木似、という説も)なんていわれるカワイイ市也くんの高座を、見ただけでヨシとしましょう。

 プログラムでは次が市楽くんだったけど、なぜか市馬師匠が登場して、後半は噺はやりません、歌だけ、とのこと。私はすっかり誤解しちゃって、これから黄金餅なの?と思ってしまった。だから「のめる」も、相当長いことマクラかと思ってました 初めて聞いたような気がする。

 さて、秋に二ツ目になった市楽くん。私は羽織を着た彼を見るのは初めて。寄席の披露興行中に一度行きたかったんだけど、ダメだったので。薄いグレーの着物&羽織が、よく似合ってました。そのうち、師匠みたいにシュッと羽織が脱げるようになるかしらね。噺は「やかん」じゃなくてよかったと、つい思ってしまった「真田小僧」。しかし、彼は講談方面が好きなのかしら。途中、一瞬心配しちゃった。

 「黄金餅」はとうぜん、春に同じなかのZEROであった談志独演会での高座の話題から。いやー、あの談志「黄金餅」は、不思議な味というか感動があった。流ちょうに喋るだけが落語じゃない、みたいな、ね。さて、市馬師匠の黄金餅は・・・うーん、持ち味の「リズムに乗る」、というところまではいってないと思う。ネタおろしなんだから、こんなものなのかな。勢いで突っ走る人もいるだろうし、対極にしぶーい味わいもあるだろうけど、市馬師匠の場合はここちよいリズムで行ってほしい。私の周囲は(というより師匠のお客さんは全体に年齢層が高いのかも)、わりと長年聞いてます、みたいな70前後の人が多くて、やはりなかなか辛口でありました。

 大喜利の歌は、時流に乗って(笑)昭和30年代の歌を中心に。司会の林田青年(百二十九歳?)もずいぶん慣れてきた雰囲気。内輪ネタなんかがなくなってた。席亭・加藤さんの出たがりは、もう放っておくことにして、と。何年も聞いていて、やっと昭和歌謡にはアコーディオン、というのがわかった気がする。歌はすでにもう忘れてるけど、「柿の木ざ~か~は」とかなんとかいうのが、しみじみよかった。

|

« 走った一日:昼は歌舞伎座 | トップページ | さまよった一日 »

落語」カテゴリの記事

コメント

館主に阿るわけでもないのですが。。。「のめる」をマクラに振るとは、と私も全く同じ誤解をしてました。「黄金餅」。。。市馬師のネタおろしの共通点は、前半が間延びすることでしょうか。ニンにあっていないような気がします。「柿の木ざ~か~は」。。。心に沁みましたね。最初は目黒区柿の木坂かと思ってしまいましたが、「駅まで三里~♪」で気づきましたとさ。

投稿: クヮン | 2008.12.26 23:56

クヮンさま
どうもどうも。後で気がついたのですが、2008年は新年会(音羽屋)と忘年会(落語集ですが)で、遭遇したってことになるんですよね。ビックリ~。
で、珍しくも(笑)意見が一致している というより、やはり市馬師匠の言い方だと、前半で落語1席=黄金餅と受け取れたということかな。
ニンに合ってる合ってないは、正直よくわかりません。でも、聞いてて気持ちいい明るい噺の方が好き。
来年も落語会で?歌舞伎座で? よろしく!

投稿: きびだんご | 2008.12.27 01:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 走った一日:昼は歌舞伎座 | トップページ | さまよった一日 »