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2008.12.25

走った一日:昼は歌舞伎座

12月25日(木) 「十二月大歌舞伎 昼の部」 於・歌舞伎座

(「高時」は未見)「京鹿子娘道成寺」三津五郎ほか 「佐倉義民伝」幸四郎(木内宗吾)、三津五郎(幻の長吉)、福助(おさん)、染五郎(徳川家綱)ほか

 昨日で一応、出て行ってする仕事はオシマイ(後は年末年始用の自宅仕事が)。だから、こんな時期になってやっと歌舞伎座に行ったわけだけど、なんだか気分がグッタリしていて、早々に「高時」は挫折。(夜も予定があったので)夕食の支度をしているうちに、「道成寺」もアブナイ時間に。あせって乗換駅で走ったりしてる時、開演に間に合わなかったら、もうパスしようかな、なんて、ふと弱気になったりして。でも、無事に開演の2分くらい前に席に着くことができてヤレヤレ(ゼーゼー)。

 三津五郎さんの道成寺は、坂東流ならではの、ということで、楽しみだった。しかも、ほかならぬ歌舞伎座で「娘道成寺」を踊ることの意味については、去年の「菊五郎の色気」(長谷部浩)を読んだ時に、とても印象深かったし。ほんらい立役の人でこれを踊るのは、富十郎、勘三郎についで3人目だと思うけど、いずれも踊りの名手と名高いものねぇ。

 その坂東流の特色が、常磐津を使う、ということ。まあ正直、この部分が楽しめたとは言えないんだけど・・・(花道はなんとか見える席だったものの)。でも、馴染みのある長唄、お囃子になってからは、ほんと可愛らしい花子(声を出すと、ちょっとだったけど)の、踊りを堪能。相変わらず踊りのことはさっぱりわからないけど、それでも、キレのある動き、なめらかさなどなど、惹きつけられて、あっという間に時間がすぎた。

 見る側にもある種の緊張感があるのかもしれず(たとえば勘三郎が踊るときに比べて)、それがいい方に作用してる気もした。なんかピンとした清新な感じの道成寺だったなぁと。遅刻寸前、もう少しで挫折するところだったけど、間に合って見ることができて、よかったぁ

「佐倉義民伝」。義民というテーマ自体が懐かしいというか・・・。私の生まれた所も「義民伝」があって、ある意味、ものすごく身近な話だったので(お祭りも毎年あったし)。ま、宗吾と渡し守・甚兵衛(段四郎)が出会うところ、宗吾が家に戻ってからのあれこれが、相当、過剰というか、お腹いっぱいというか、でしたかねぇ。

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コメント

「道成寺」ご覧になっていただけましたか!! よかった(笑)。
わたしは、千秋楽に幕見で今年の歌舞伎納めをいたしました。
結局、5回しか(「も」という説もありますが 汗)観られなかったです。
その中では、23日1階席から観た日が、一番よかったかなぁ・・・。
楽日は、余裕綽々すぎた???という気がしないでもなく(って、贅沢ですよね)。

今回の「道成寺」は、全体にノリが普通の人よりたっぷり目で、でもそれが間延びするということなく、ぎゅっと凝縮されていたのが、よかったです。
それと、意外にも(笑)、花子ちゃんがとても可愛かった! ま、女形を色気で踊るというのは、三津五郎さまっぽくないですが。
セリフがだったのは、ご愛嬌ということで、お許しくださいm(_ _)m

投稿: おまさ | 2008.12.29 12:09

おまささま
やはり千秋楽もご覧になったのですね。5回「も」とは、さすが。
私は、坂東流のってどんなの?ということだけで見に行ったようなものですが、ほんと素晴らしかったです。周囲の人たちも、お喋りなんかしてられません、という感じでしたよ。そんな空気ってすごく伝わってきますよね。
そして、花子が想像以上に可愛かったです。これには正直ビックリしました。月の前半に見ていたら、私もリピートしてたような気がします。

投稿: きびだんご | 2008.12.29 21:20

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