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2009年1月

2009.01.31

岡山で歌舞伎座を思う

岡山で歌舞伎座を思う
明日、初日ですねえ、歌舞伎座。
しかーし私はいま岡山なので、まだしばらく行けません。何回も見に行きたかったけど、チケットの追加入手が難しいかな…。

岡山で今朝、新聞(地方紙=山陽新聞)を開いてびっくり。おお、こんなところで、「二人道成寺」に出合うとは。
女性の恋心と恨み、現世と過去…二面性を表す二人の花子!
あー、早く見たいなあ。皆さん私より先にご覧になるのよね、きっと。

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2009.01.29

いのうえ MEETS シェイクスピアは、中途半端に思える

1月28日(水) 「リチャード三世」 13:30~ 於・赤坂ACTシアター

作/W・シェイクスピア 翻訳/三神勲 演出/いのうえひでのり 出演/古田新太、安田成美、榎木孝明、大森博史、三田和代、銀粉蝶、久世星佳、山本亨、若松武史ほか

 いっや~、いのうえひでのり演出で、古田新太のリチャード三世! これはちょっと虚をつかれた、という感じ。もちろん躊躇せず行きますとも・・・と言っても、どんなふうなのか観てみたい、という気持ちが強いので、パルコ劇場のPLAY会員で申し込んでみた(=席はこだわってない)。P列のまあ中央で全体を観るには悪くなかった。

 が、舞台上で使われる様々なデジタル小道具に、ちょっとウンザリしてしまったなぁ。それがいみじくも示していると思うけど、徹底的に若い人に向けた「リチャード三世」なのでありました。観劇前にチラシにはさんで配布されていた「『リチャード三世』をご覧になる前に・・・。これまでの話」という、いのうえさんの文章でもわかる。以下、多少ネタバレあり。

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盛岡行きたい熱→7月は大阪だ!!

 うーん、盛岡へ行きたい病は実は12時間ほどのイノチでした。私自身は、火曜の仕事を休めばいいだけで(水曜はもともと仕事を入れてない)、問題はないんだけども、足元がねぇ・・・。家族はみんな、今年に限り、年度初めが重要らしい。

 いや、いくら重要とか大変とか言っても、私には全く関係ないのだから、いなくても何も変わらないと思えども。好き放題にしていても、おりふしココという「決め」は守っておこうという感じかなぁ。3月31日ではなくて、3月30日か4月1日だったなら、何も障害はなかった。そういうものですね。

 そうこうしているうちに、7月には国立文楽劇場にて「テンペスト」上演というのが聞こえてきた。えーーっ、ほんとですかい。松竹座では「NINAGAWA十二夜」だし、シェイクスピアな夏の大阪 

 もちろん松竹座へは行くつもりでいた(6月に演舞場公演があるのになんで、というツッコミはなしね)。これはもう、あのコテコテな道頓堀界隈を歩きつつ、あっつい夏に、どっぷり不思議な世界を体験してこなければなりますまい。ま、今年は少し実家へ帰る回数を増やそうとしていて(今週末、今年1回目の帰省の予定)、それと組み合わせられるので、その点では大阪は便利なのだー。

 ・・・ということは演舞場は、シェイクスピアつながりのおばさまをお連れするくらいで、やや自粛できそうかな。そんなことはないのか

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2009.01.28

舞台美術に星を一つオマケしよう

1月27日(火) 「冬の絵空」 19:00~ 於・世田谷パブリックシアター

[作] 小松純也
[演出・上演台本] 鈴木勝秀
[出演] 藤木直人/橋本じゅん/中越典子/中村まこと/片桐仁/伊達暁/新谷真弓/六角慎司/内田滋/小松利昌/前田悟/武田浩二/八十田勇一/粟根まこと/加藤貴子/生瀬勝久

 世田谷パブリックシアターが会場だと、あんまり深い考えなしにウカウカとチケットを取ってしまうことがあって、これもそんな一つ。おっ、生瀬さん、橋本さん、片桐くん・・・と。でも、周りの評判はあまりよろしくなくて(ごく少数の評判です、念のため)、うむむと思いつつ出かけた。火曜なのに、金曜みたいに、仕事で疲れている私。まさか寝たりしないよね。

 さすがにこの出演者だと、客席には若い人が多い。今月見た「風が強く吹いている」は、若い人=女性だったけど、こちらは男性もかなり多い。パンフレットを広げてるニイちゃんも散見。2000円もするのにぃ。

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2009.01.27

「象引」の御利益いろいろ

1月26日(月) 「国立劇場初春歌舞伎公演」 11:30~

歌舞伎十八番の内 象引 豊島館の場」團十郎(箕田源二猛)、福助(弥生姫)、家橘(愛宕の前)、市蔵(堀川勘解由)、三津五郎(大伴大臣褐麿)ほか

 この後に、踊りの「十返りの松」と、鶴屋南北「誧競艶仲町(いきじくらべ はでな なかちょう)」があったけれど、用があったため見ずに退出。時間的に「十返りの松」は大丈夫だったので、どうしようか迷ったものの、踊りはよくわかんないし・・・と挫折。

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2009.01.25

勘太郎くーん♪の浅草

1月25日(日) 「新春浅草歌舞伎 第一部」 11:00~ 於・浅草公会堂

お年玉(年始ご挨拶・七之助) 「一條大蔵譚 曲舞 奥殿」亀治郎(一條大蔵卿)、亀鶴(勘解由)、松也(お京)、男女蔵(播磨大掾広盛)、勘太郎(吉岡鬼次郎)、七之助(常盤御前)ほか 「土蜘」勘太郎、亀鶴(平井保昌)、松也(源頼光)、七之助(侍女胡蝶)ほか

 第一部は1階え列の右端から。端っこだけど、前に席がないから気楽でいいや、と。ほんとは続けて第二部の3階チケットを持ってたものの、なんとなく気力がなくて・・・。これって疲れたからとかじゃなくて、勘太郎くんの「土蜘」で満足したから、という気がする。

 今年の浅草で、第一部と第二部のどちらをメインに見るか?というのは、ちょっとだけ迷う要素もあったけど、とりあえず勘太郎くんの「土蜘」を見たいなぁというのが大きかった。「一條大蔵」って、そんなに好きじゃないし。ま、アハハという演目がないから・・・。

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2009.01.24

盛岡に行きたいなー

Hiraizumi  2、3日前に、「万作十八選」などを主催しているSAPからダイレクトメールが届いた。なになに?と思ったら、「いわて・平泉文化遺産 古典芸能 義経」のお知らせ。3月31日(火曜)夜、盛岡市民文化ホール。はぁぁ、平日ですか、盛岡ですかっ。でも、行きたいなー。

 番組は、能「安宅」(観世銕之丞)、狂言「奈須与市語」(万作)、落語「源平盛衰記」(春風亭小朝)。「安宅」では再び萬斎さんの合力が見られるんだって。

 しかし「万作十八選」も、東京の公演にはちっとも行かずに出雲だ宮島だと出かけ、盛岡にも行くことになったら、なんか単なる観光地巡りという気もするけどねー。

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2009.01.21

さいたま芸術劇場に7時間

1月21日(水) 朝日カルチャーセンター「『冬物語』を楽しむ」 於・彩の国さいたま芸術劇場(プレレクチャー:松岡和子 11:00~12:00、「冬物語」鑑賞 13:00~16:25頃、アフタートーク:横田栄司&松岡和子 17:00~18:00)

原作/W・シェイクスピア 翻訳/松岡和子 演出/蜷川幸雄 出演/唐沢寿明(レオンティーズ)、田中裕子(ハーマイオニ/パーディタ)、横田栄司(ポリクシニーズ)、長谷川博己(フロリゼル)、藤田弓子(ポーライナ)、六平直政(羊飼い)、瑳川哲朗(オートリカス)ほか

 朝日カルチャーセンター新宿の会員ではあるし、この企画ならば自分でチケット取りの苦労をしなくてもいいな、と3ヶ月以上も前に申し込んでいた。しかし、冷静に考えると、現地に10時50分に到着するためには家を9時過ぎに出なくてはならない・・・。一日仕事とはまさにこのことよ。お芝居を見て疲れたらアフタートークはパスしようか、なんて思っていたけど、いやいや、ものすごく面白かったので、当然のように居残ったのでした。

 松岡先生のプレレクチャーでは、「冬物語」をはじめとするシェイクスピアの「ロマンス劇」の定義、冬物語との関わりの歴史、翻訳手法などなどが語られた。でも、本公演に関しては、先入観(知識)なしに見てほしいから、あっというような事に関してはアフタートークで、という感じだった。

 ま、蜷川演出の特徴として、対立するものをはっきり色分けするので、と、パンフレットの左ページは赤色でシチリアの人物関係、右ページに青色でボヘミアの人物関係が書かれた見開きが示された。実際に舞台上でも、シチリアは「赤」なのだ。以下、あまり詳しくは内容に触れずに。

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2009.01.20

大阪で落語、2日目(付・国宝拝観)

Hanjoutei 1月19日(月) 「天満天神繁昌亭 昼席(桂米団治襲名披露興行)」 13:00~

吉の丞・時うどん、歌之助・桃太郎、米左・七段目、米平(立体紙芝居)、春之輔・祝いのし、三枝・メルチュウ一家--仲入り--市馬・出来心、都丸・阿弥陀池、米団治・稽古屋

 落語の東西交流もかなり進んでいて、繁昌亭今週(1月19~25日)の披露興行では、市馬師匠のほかに、いっ平(22日)、正蔵(25日)のお二人も名を連ねている。この、まさかの繁昌亭ご出演がなければ、私はきっと・・・文楽を見に行っていたことでしょう。でも、ある意味「晴れ舞台」を拝見できたことは、感慨深いし記憶に残る一日となった。また前日の噂では、米朝師匠も口上に並ばれる?とのことで少し期待していたら、実際に仲入り後に定式幕が開くと、そこには米朝師匠が  ええ、タイトルで「拝観」なんて書いたのは、そんな浮かれ気分の現れでして。

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2009.01.19

大阪で落語、1日目

1月18日(日) 「二人のビッグショー in 大阪 vol.7 市馬・喬太郎二人会」 18:00~ 於・トリイホール

桂吉坊・軽業、市馬・一目上がり、喬太郎・本郷刀屋--仲入り--喬太郎・初天神、市馬・富久 (高座番・市也)

 この会は早くから予定に入れていて、1月だから文楽も見ようかとか、歌舞伎は?などなど、画策はしていたのだけれど、2泊もできないし、早起きも不可なので、結局は落語のみの1泊2日となってしまった。

 この二人会はもう7回目。2005年6月が第1回。1年後に第2回が開かれてそこからは半年に1回となり、ついに今回から昼夜2回公演(同一演目)となった。そして昼夜ともに満員御礼なのだから、ほんとに江戸前の落語も大阪で定着してきたんだなぁと感慨深い。そして、ここまでに育てた、主催者のSさん(落語好きの一般人かつ主婦)の尽力には、頭が下がるのですワ。

 当日は5時前にトリイホールで整理券を貰ってから、開場の5時半まで道頓堀界隈をちょこっと散歩。昨日の写真はそのとき撮ったものだけど、いつもながらコテコテコテ・・・目眩がしそう。この迫力はなんなのでしょう。翌日も、つい吸い寄せられるように、フグだのタヌキだの鬼だのの作り物をパチリ。

 整理券番号は81だったので(皆さんかなり出足が早い)、席はかなり後ろ。最初にとっていた中央後ろは補助椅子だから、考えを変えて右端の後ろに。ちょっと壁にもたれる感じで楽チンだし、意外と高座もよく見えてラッキー。今回はお茶子さんではなくて、市也くんが高座番。

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2009.01.18

今夜はここに

今夜はここに
歌舞伎も文楽も見ないのに、こんな所にいる私って。
画像は、かに道楽の隣のビルです。

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NHK「わたしが子どもだったころ」

 地上波しか見られない我が家のテレビで、日曜深夜の「わたしが子どもだったころ」を録画(11日の深夜)。出演が篠井英介さんだったので。もちろん、友人から教えられなければ、見るはずもない番組だった。

 本人インタビューと、再現ドラマの二本立て。小さい頃の写真もいくつかあって、美しい顔立ちだわー。それにしても篠井さんって、なぜかNHKによく出る。大河だの朝の連ドラだの、「生活ほっと」で旅をしてたりも。意外とNHKで使いやすい俳優なんでしょうか?

 篠井さんが生まれ育ったのが金沢ということで、今の金沢の風景も。子ども時代から美しい物が好きだったのは、やはり加賀友禅や九谷焼、輪島塗りなどなどが身近にあったのも大きいのかな。お祖母さんが小唄やなんかを習ってたそうだけど、小学生の男の子が、日本舞踊を習いたい、と言って、習わせてもらえる環境というのも、いいよね。

 尾山神社でソリ遊びをしていたとのこと。もう6、7年前か(?)真冬の金沢(福井も)に行って、尾山神社あたりを歩いた記憶がある 高峰譲吉の家も近くにあったよ。落ち着いたいい街だったなぁ。そうそう兼六園で、前田家代々のお雛様も見たんだった。その後「金沢21世紀美術館」もできたし。あ~、金沢へ行きたくなった

 篠井さんは「宗家藤間流」の名取(ただの藤間流とは違うの?) 踊る姿も少し映ってました。あと、役者としての舞台の仕事では、パブリックシアター「ハムレット」のガートルードがけっこう長く映ってて、がぜんDVDを見たくなっちゃったよー。あの時は芝のぶちゃんのオフィーリアの方が印象的だったので

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2009.01.17

野村狂言座に行きやすくなったので

1月16日(金) 「第45回 野村狂言座」 18:45~ 於・宝生能楽堂

狂言「牛馬牛商人萬斎、目代万作、博労深田博治--休憩--小舞「貝尽し」裕基、「住吉」万作、素囃子「男舞」大鼓柿原光博、小鼓森澤勇司、成田寛人、狂言「節分高野和憲、竹山悠樹--休憩--狂言「山伏石田幸雄、何某万之介、鬼茸萬斎ほか

 年に4回、公演が行われる「野村狂言座」。去年までは「水曜日」「木曜日」のどちらかを選んで4回分を先払いする方式だった(1回券もあるけど)。私は水曜夜に行けなくなったので(木曜はそもそもダメだし)、縁がなくなったなぁと思っていたら・・・今年は「木曜日」「金曜日」になったのですよ しかも開演時刻が15分遅くなって6時45分から。この15分は大きい。

 なので、ついうかうかと、という感じで中正面を申し込んで、これが本年第1回。申し込んだ頃は、宮島へ行ったり、「万作を観る会」があったりで、私の中では最高に盛り上がってたんだけど、今はそうでもないの ほら今月来月は歌舞伎座のことで頭が一杯だし

 だけれども、こういう万作家でじっくり取り組む公演を見ると、やはり気持ちが改まるというか、なかなか刺激的なんですワ。いつも演目構成に関心してしまうし。

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2009.01.16

迫力の曽我対面

1月12日(月) 「壽初春大歌舞伎 夜の部」 16:30~ 於・歌舞伎座

壽曽我対面」吉右衛門(五郎)、菊五郎(十郎)、幸四郎(工藤)、魁春(舞鶴)、菊之助(化粧坂少将)ほか 「鏡獅子」勘三郎、千之助、玉太郎ほか 「鰯賣戀曳網」勘三郎(猿源氏)、玉三郎(蛍火)、染五郎(博労六郎左衛門)ほか

見に行ったのは月曜なので、なんとか今週中にと、さくっと感想をば。夜の部は3階3列から。対面は1階前方で見たかったけれど、まあいいか。しかし、3階から見ていても、吉右衛門丈の迫力がビシビシ伝わってきて、いやーすごかったです。私の中では、正月恒例の様式的な演目、という気持ちが強かったんだけど、それはちょっと違ってたね。昼の部の「三番叟」とこの「対面」、見ている側の心持ちはまさに静と動とでも言いますか・・・。

 というわけで、なんとなくいつものイメージとはまた違う吉右衛門に目を見張り、久々の美しい菊ちゃん(先月は女方ナシだったもの)にウットリして、眼福眼福。幸四郎って「俊寛」の時はそうでもなかったけど、工藤だとちょっと台詞がよくわかんないことも。

 「鏡獅子」。それはもうたっぷり楽しみましたワ。でも、前に勘三郎で見たときも3階からだったと思うんで、やはり1階で見なくちゃね・・・とは思う。2等でもいいから。次回こそ。胡蝶が千之助&玉太郎で、「あら、かわいい」。胡蝶って、上手いかこんな感じにチビッコで可愛いか、がいいわね。双眼鏡で覗いた瞬間、「おや、仁左衛門夫人に似てる」と思っちゃいました。不思議と化粧すると、親子兄弟(姉妹)で似てる部分が強調されるみたい。踊る時の手足の柔らかさとか、こういう年代でもハッキリ見えるものなのね、とも思った。

 けっこう胡蝶を真剣に見たからか(笑)、次の「鰯売」で一瞬になっちゃった。ほんの一瞬ね。これは勘三郎襲名披露で見たっけ、と思いつつ。染五郎の六郎左衛門がなかなか気に入ったのでした。おお、これをやるのか、という意外な感じもあったし。上演記録を見ると、この「鰯売」って、先代勘三郎-歌右衛門、現勘三郎-玉三郎いがいでは上演されてないのね。それもある意味ビックリ。

 今月は前半にしか歌舞伎座に行かない(はず)だし、記念だからと思って、初日に筋書を買った。いつも絶対「ほうおう」の100円引き券を忘れて定価で買うんだよねー。今月1300円也・・・って、いつもより高いんですけど、来月以降はどうなのかしら。「『歌舞伎座さよなら公演』特別連載」と銘打って、河竹登志夫「歌舞伎座ものがたり」が始まってます。

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2009.01.14

箱根駅伝が舞台になった

1月14日(水) 「風が強く吹いている」 14:00~ 於・ル テアトル銀座

原作/三浦しをん 演出/鈴木裕美 脚本/鈴木哲也 出演/黄川田将也、高木心平、高木万平ほか

 三浦しをんの小説はほとんど読んでいる(ただし新刊「光」はちょっと手が出せず)。この「風が~」も出てすぐに読んだので、はっきり言ってもはやあまり覚えてはいない。舞台を見ながら、そういえばそうだったな、なんていうくらい。

 じゃあ何で見に行ったのか、というのがこれまた・・・ま、要するに暇だったんですね。出演者も殆ど知らない。しかし、どうやらイケメン集団のようで、若い女性グループが客席には多くて、最近私が行ったどの劇場よりも華やかだったかも。それなのに、ちょうど前の列に年輩の男性3人のグループがいて、これが不思議でした。年の頃は・・・出演者の父親と言ってもいいくらいのところだけど。

 ル テアトル銀座にも殆ど縁がない。大昔に見にきたことがあったつもりだったけど、映画館だけだったかもしれない。わりと見やすくていいんじゃないの? ただし、床が木なので遅れて来た人が歩く音がけっこう気になる。私は18列=通路の前で、遠かったけど気軽に見られた。が、双眼鏡がなかったので、イケメンくんたちの顔はよくわからなかった。

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チェコ映画の後に、ドイツビールって・・・

1月13日(火) 「英国王 給仕人に乾杯!」 19:00~の回 於・シャンテシネ

監督/イジー・メンツェル 原作/ボフミル・フラバル (2007年チェコ・スロヴァキア合作チェコ映画)

 感想を書かなくちゃ、というのがたまりつつあるんだけど、とりあえず一番最近見たものから。朝イチで、仕事を手放してスッキリしたところで、懸案の(というか念願のというか)映画を見に行った。劇場で前売り券を買えば、「チェコの切手付き」だったのに、残念だったなぁ・・・。が、結局のところ「夫婦50割引」とやらで安く見たのでした。これを利用している人たちが散見されて、けっこう定着してるんだ、とも思った。普段は趣味が全く合わない夫が見たのは、何よりビール好きだから? 現代史(も)好きだから?? 映画の後は、なぜかガード下のドイツ料理店に行き、2006ワールドカップ・ドイツ代表チームの写真の前で食事&ビール。

 切手がオマケに付いていたのには意味があったのでした。切手は主人公ヤンの金銭的成功にとって大事なものだったので。

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2009.01.12

「ザ・ダイバー」日本語バージョン

 『パイパー』の、もの凄く読み甲斐がありそうなパンフレット、千円也。・・・まだ巻頭言くらいしか読めていない。しかーし、巻末の「緊急速報」には文字通りびっくりぎょうてん。

 野田秀樹 東京芸術劇場「芸術監督」就任 第1弾 「ザ・ダイバー」日本バージョン。2009年8月~9月。東京芸術劇場小ホール1 大竹しのぶ、渡辺いっけい、北村有起哉、野田秀樹(文字の大きさ順)。

 だそうです。もう、ですか、という感じもある。やっぱり、というのは主演の大竹しのぶ。どんなふうに「様変わり」して上演されるのかな。

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2009.01.10

「見た/見なかった/おや、見る?」メモ

 私の今週来週。 連休明けまで提出期限を無理矢理のばしてもらった仕事をかかえているので、さささっとメモ。今日と明日、仕事がんばりまっす。誘惑しないでね

【見た】水曜マチネにて、野田秀樹『パイパー』@シアターコクーン。前方左サイドから。実は2月の下旬にもう一度見ることにしているのだけれど、それもほぼ同じ位置なので(NODA・MAPの先行発売で入手したからか)、2階の後ろでもいいから、センターで見たいな、という気分。感想は、後日(書けるのか)。宮沢りえ&松たか子がガップリ。

 【見なかった】志の輔らくご@パルコ劇場。これはもう、歌舞伎座・昼の部が急遽入ってきた影響をモロに受けてしまい、泣く泣く手放した。時間的には可能だったけれど、「鷺娘」の後に落語という気にはどうしてもなれず。志の輔らくごの感想は読みたくないゾ。

 【おや、見る? 見ない?】花組芝居は今回「夜叉ケ池」。これは苦手なので見る気はなかった。・・・が、ある日、日替わりゲスト(?)に篠井さんの名前を発見。しばし逡巡するも、仕事が7時近くまでありそうな日だし、やはり諦めることにした。反対に見るつもりはなかったのに「風が強く吹いている」には、なぜかお誘いがあったし暇(笑)な日なので行くことにしてしまった。駅伝の話だけれど、劇場内を走り回るのか? 

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2009.01.08

歌舞伎座・昼の部、本番

1月6日(火)

 本番ったって、見るのが一等席から、ということで。3日に上から見たばっかりなんだけど、希望していた11日(日)が取れずやむなく。あせって着物を着ていたら、「あれ、 今日はどこ? 歌舞伎座は行ったばかりでは?」という夫からのチェックが ふだんはどこへ行こうとご自由に、なのに、さすがに行ったばかりの歌舞伎座へまた行く、などというのはアンビリーバブルだったもよう。(さらに、いつもは基本、洋服で出かけるので、歌舞伎を見に行ってるのか仕事に行ってるのかわからないんだよねー)

 「三番叟」では、最初、菊ちゃんの顔が違ってみえて、一瞬だれ?という感じだった。上から双眼鏡で見た時にはそんなことなかったのにな。全体に、初日の方が、「初日に見た」という付加価値の分だけ、私の中では盛り上がった気がする。

 「俊寛」は、2度目でもけっこう面白く見たのが、また不思議。幸四郎のちょっと歌舞伎的でない感情表現(と言ってもいいかな)が、むしろ2度目の方が気にならず。近かった分、染五郎、歌六の表情などがよく見えて、目が離せません、という感じだった。歌六さん、素敵 俊寛がひとり島に残ってから、遠ざかる船を見送る時の、「おーい」の叫び方のいろいろ、間、表情など、なんていうのかしら、直接的に強くではなくて深く迫ってくる感じがした。

 それにしても、俊寛は人気なのねぇ(松竹が好きなの? 役者が好きなの??)。4月のこんぴら歌舞伎の演目にも入ってるじゃないの!

 「十六夜清心」は、ほんと清元が耳に残る。やっぱり名曲ってことなんですかね。特に清寿太夫さんの声が好きだわー、と。あとは黙阿弥の台詞を楽しむ、ってくらいかな。全体に暗いんだもーん。場面転換に時間がかかるのは、川があるから?

 で、いよいよドキドキの「鷺娘」。これについては、たぶん何回見ても、はぁぁとしか書けない気がする。とにかくあの美意識に圧倒されるばかり。またじかに舞台を見ることができて幸せでした。一緒に見た友人など、丸一日たっても「(自分が)女性でいることが恥ずかしい」などと、わかるようなわからないようなメールを送ってくる始末で ことほど左様に、我々はうちそろって腑抜けにされちゃいましたです。

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2009.01.07

チケット取り、了

昨夜、井の頭線に乗ってる時に携帯からweb松竹にアクセスしたら、浅草歌舞伎のめざす土曜1等が戻ってるではないの。
その前日も出てはいたけど、2階の中ほどで、なら2等でもいいか、だったので1階の前方なら有り難い。
ラッキー!と言っても、これは私のではなくて、「任せなさい」と請け負ったもの。
ほんとは一緒に行く?ではあったのだけれど、日程が合わず、で別行動。
当初はwebでは売り切れていて、困ったなあ。でもまた戻る、よね? そんなことを相談してみたりして。で、戻るに違いない、というのに賭けることにした。
いっぽう、ご当人は2等3等でもかまわない、とのことで、ぴあやイープラスでも買えそうなのは確認。
7日からは手数料不要(すぐチケ)になるから、そしたら買うかも、と思ってた矢先の6日夜、無事に入手できたのでした。

明けて7日。本日は3月の「市馬・談春・三三 三人集」発売日。これは「ぴあ」よりも会場である紀伊國屋ホール、キノチケットで直接買う方が確実そう(発売はこの2カ所のみ)。
これも三三ファンの友人の方がアツくて、私はたまには行くか、くらい。でも水曜午前は私の方が動けたので。
予定よりもちと出遅れてしまい、10時10分くらいに紀伊國屋に到着。階段にできてる行列の末尾につく。
窓口で一人ずつ、アナログな買い方をしてるから時間はかかるけど、まず大丈夫とのことでやれやれ。並んでるのは圧倒的に中高年の男性が多いわね〜。
チケットカウンターで、座席表を見ながら無事購入。結局、30〜40分並んでいたのかな。こんな買い方は久しぶりでした。

これでしばらくはチケット取りは考えなくていい…? いや、2月の歌舞伎座はいつ行くのか、そろそろ考えなきゃ。ふー。

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2009.01.05

「仕事始め」で見つけたもの

Mainichi  まもなく最新号と入れ替わるでしょうから、その前に。「サンデー毎日」と「週刊朝日」が並んでいるところをパチリ。

 実はこれ、本日仕事始めで行った会社の資料なの。別に担当者が気をきかせて(笑)2冊を並べたわけじゃなくて、定位置なのだ、ということに今頃気づいた。静かな場所に、携帯カメラのカシャッという音がやけに響いて、少しあわてた。えーん、情報を盗んでるんじゃありません。そういえば、南座出演中の頃、海老蔵さんはお酒を断ってたんですか? 願掛けで。なかなかストイックな方なのね。今もつづけてるのかしら・・・?

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2009.01.04

初笑い(もしくは初泣き)

1月4日(日) 「柳家さん喬喬太郎親子会」 15:00~ 於・パルテノン多摩小ホール

Tama 開口一番(小ぞう・松竹梅)、喬之進・厄払い、喬太郎・擬宝珠、さん喬・天狗裁き--仲入り--喬太郎・粗忽長屋、さん喬・妾馬

←終演後、パルテノンの丘(笑)から多摩センター駅の方向を見る。ブルーのイルミネーションを右に取れば、ピューロランドやベネッセがあり、すぐ左には京王プラザ多摩。多摩センターの道案内はできるぞ。

 笑い納めが喬太郎さんの勉強会で、先週の日曜(しかし去年)。そして今日の笑い初めが親子会。そんなに喬太郎ファンだったのか、私、というところ。ま、会場が中野だとか多摩センだとか新宿以西だからね。でも、12月14日のカマ手本を含めて私としては集中的に喬太郎さんを聴くと、さすがに「お腹いっぱい」気分にもなる。淡泊・農耕民族を自覚してみたりして。

 いつもすごく面白いし、こうきましたか、なんだけど、ボンヤリできないんだなぁと、今日はつくづく思った。いや、単にアハハと笑えばそれでいいんだし、喬太郎さんがそれ以上を強いているわけでも勿論ないのにね。で、私としては久々のさん喬師匠にすっかり癒やされて帰ってきた。

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2009.01.03

歌舞伎座さよなら公演、スタート

1月3日(土) 「壽 初春大歌舞伎 昼の部」 11:00~ 

Kabukiza祝初春式三番叟」富十郎(翁)、松緑(千歳)、菊之助(千歳)、梅玉(三番叟)ほか 「俊寛」幸四郎、芝雀、染五郎、歌六、彦三郎、梅玉ほか 「十六夜清心」菊五郎(清心)、時蔵(十六夜)、吉右衛門(俳諧師白蓮実は大寺正兵衛)、歌昇(船頭三次)、梅枝(恋塚求女)ほか 「鷺娘」玉三郎

 昨日行われた「古式顔寄せ手打ち式」の様子はテレビで拝見。もちろん応募したけど外れたんだもん。今日も休憩時間には、昨日じかにご覧になった方がお友だちに説明してらした(みたい。入り待ちとかの話も聞こえてたから、相当なファンなのね

 3日は暇だから歌舞伎の初日を見に行こう、となった時に、どこへ?と思うと、4座開いていてもやっぱり歌舞伎座しかない。ま、思い立ったのが遅かったこともあり、3階の東1列からノンビリと。実はまたすぐに1階から見るんですよぉ。ほんとは11日に行きたかったのだけど、激戦で第二希望に回されちゃったのだ。というわけで、ちょっと予習という雰囲気。(画像は道路の向こうから撮ったもの。弁松へ買いに行ったら4日から営業であった

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2009.01.02

「落語的お正月」の日記

1月2日(金) 

 さて今日もリビングから富士山がよっく見える、嬉しい正月2日。しかし我が家では3人そろって、それぞれの机に向かう冴えない(というか、今年を暗示しているような)一日となった。私はつい、年末年始用の仕事をもらってしまい、そろそろ締め切りが目の前にちらついてきたので・・・。なので、今日は自宅玄関を一歩も出てない。

 2日の夜ともなると、そろそろおせち料理にもウンザリしてくる。もう蒲鉾や伊達巻きはないんだけど、煮染めがたっぷり残っている。それも、ヤツガシラがいっぱい。我が家のお雑煮には、ヤツガシラが欠かせなくて、生協で注文したんだけど、届いてみたらあまりに巨大で驚いた。半分はお雑煮用にふかして、残りは煮染めに。だけど、みんな芋類は食べないのよ。ヤツガシラもクワイも。ちょっとあなたたち、芽も出ないし人のカシラにも立てなくていいわけね、そうでしょうよ・・・。というわけで、私がひとりセッセと食べてます。まーったく芽にもカシラにも関係ないのにさ。

 昼食にはお餅を磯辺巻きにしようとして、「昼は磯辺ねー」と宣言。さて、海苔を出そうと思ったら、あららぁ、カラッポ。しまった、年末に一人モンの義弟の所へあれこれ送ったとき、焼海苔も入れたんだけど自分チのを残すのを忘れてたんだ

 年末の大掃除のお供に、志ん朝黄金餅大工調べ」を聴いてたんだけど、「大工調べ」のマクラにあった、他人様にご飯をあげて自分チのがなくなって芋、というのと同じじゃあないの。そういえば、お米も荷物に入れてしまい、うちの米びつが残り少なくなってるー。宅急便の箱に隙間ができるのがイヤで、ついついあれこれ家にある物を入れたんだなぁ。で、結局困ってるとは。落語と仲良くすると、人間まで落語的になるのかしらん。

 お正月に聴くなら「御慶」だな、と思いつつ、仕事が忙しくてまだ聴けてないんだけど、これを聴くとますます与太郎=バカボン的になりそうだなぁ。

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2009.01.01

新年ご挨拶

2009年1月1日

Praha 新年おめでとうございます

←今年もこんな顔で、あちこち走り回ります。少し落ち着いて暮らしたいな、と年頭にあたり宣言しようかと思ったのですが、去年の新年の誓いもまさに同じ。しょせん実現不可能なようなので、きっぱり諦め、いつものようにウロチョロすることを、ここに宣言いたしますワ。

 そんな私の、とっちらかった頭の中をそのまま、このブログに移し替えて、はや何年? 今年ものーんびり、お付き合い下さいませ。

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