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2009.01.27

「象引」の御利益いろいろ

1月26日(月) 「国立劇場初春歌舞伎公演」 11:30~

歌舞伎十八番の内 象引 豊島館の場」團十郎(箕田源二猛)、福助(弥生姫)、家橘(愛宕の前)、市蔵(堀川勘解由)、三津五郎(大伴大臣褐麿)ほか

 この後に、踊りの「十返りの松」と、鶴屋南北「誧競艶仲町(いきじくらべ はでな なかちょう)」があったけれど、用があったため見ずに退出。時間的に「十返りの松」は大丈夫だったので、どうしようか迷ったものの、踊りはよくわかんないし・・・と挫折。

 席は1階の2等席、花道の外側。やはりさすがに2等でして、最初のうち、舞台の上手側にいる腰元たちの台詞がよく聞き取れず。えっ、あれは芝のぶちゃん、顔がよく見えないよ、と思っていたら、その後は下手に移動してきて、ずーっとよく見える位置でした(私が左端から2番目の席だったからで、左端だと見えてない気がする)。この席は、團十郎丈(と象)の、花道の引っ込みの時はわりと表情が見えてよかった。でもまあ「やはり2等は2等」という感じ。3階からの方がよかったかも。

 「象引」自体は、単純で楽しめた。三津五郎さんの悪役もはまってたし。ま、それより何より「團十郎さん、よかったねー」という雰囲気が全体を覆ってた。ほんとお正月からお目出度い。象がまたよくできてたし。最後はあれは4本足でスキップして花道を引っ込んだのかな。

 で、これを見ながら、大昔、子どものために買った本に「江戸を歩いた象」というのがあったなあと、いきなり思い出してしまった。当時は福音館の「たくさんのふしぎ」を買っていたから、それの一冊かな? でも、漢字のタイトルは変か・・・などなど思っていた。いまちょっと検索したら、短命で終わった朝日新聞社の「はてなクラブ」らしい。うーん、子どもの本といえば、福音館しか思い浮かばないのがすごいかも。(しかし毎度毎度、歌舞伎を見ていて、全く別の記憶が引っ張り出されるんだ。老化現象のうち??)

 「象引」のあと、こういう時間でなければなかなか行けない半蔵門バス停前の「ドーカン」にて昼食。ランチメニューが増えてて、具だくさんのスープ(人参と蓮根のスープ、カレー風味)と、チリご飯1/2、リンゴのコンポート、コーヒーというセットに。地下鉄駅上の山下書店では、買い損ねていた「KAWADE 道の手帖」シリーズの、倉橋由美子を見つけてワーイ。なんだか「象引」以後、気分良くすすむ一日。

 そこからは義母訪問で、国立劇場で買った豆大福をお土産に、ひとしきり歌舞伎の話などを(私は塩味の豆餅)。歌舞伎は、全部見られればもちろんよかったんだけど、でもまあ、無理のないようにいろんなことを折り合いつけつつ、という感じかな。

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