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2009年2月

2009.02.28

同封物にビックリ

Ohk はるかはるか大昔に、新卒でちょっとだけ勤めた郷里の会社から、律儀に年数回、社内報などを送ってくる。同期の子で、付き合いのある人はいるけどみんな退職しているから(寿退社の時代だったのだ)、ほんとうに遠い遠い世界ではある。

 ところが今回はやたら同封物が多くて、次々に出てきた(創業○年式典への出欠葉書とか)。激しく反応しちゃった物が一つあって、それが画像の「こんぴら歌舞伎」ツアーなの。

 岡山の会社であるから、ツアーの発着地は当然岡山。朝9時30分に出発して、「こんぴらさん-海の聖域 パリ凱旋帰国展」を見て、「神椿」(資生堂パーラー)でランチ、午後の歌舞伎(沼津、闇梅百物語)観劇ののち、帰着は20時30分。2万5000円也。なかなかよさげではありませぬか。ウィークデーに2日間設定されてる。今までこんな案内は来たことないんだけど、どうしたんでしょ。

 と言っても、もちろん私は行かない(行けない)。・・・でも、毎年母子でこんぴら歌舞伎を見に行ってるイトコの所に紹介しようかなぁ、とか思ってみたり。そういえば去年の「万作十八選」@金丸座も、主催社だったんだっけ。あれこそツアーを組んでくれたらよかったのに。

 ほかにも舞台「キサラギ」地元公演のチラシやなんかも入っていて、あら岡山でもあるのか、など、それなりに面白いんである。たまに届くこういう知らせ、少なくとも同窓会案内よりは楽しめるゾ。

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2009.02.26

ワーニャは働く、今日も明日も・・・

2月25日(水) 「ワーニャ伯父さん」 13:00~ 於・あうるすぽっと

作/アントン・チェーホフ 英訳/マイケル・フレイン 翻訳/小田島雄志 演出/山崎清介 出演/木場勝己(ワーニャ)、伊沢磨紀(ソーニャ)、松本紀保(エレーナ)、柴田義之(セレブリャコーフ)、戸谷昌弘(テレーギン)、小須田康人(アーストロフ)、楠侑子(マリヤ・ワシールヴナ)

 山崎清介さんのカンパニーで「ワーニャ伯父さん」というので、とても楽しみにしていた。勢い込んで、「華のん企画」の先行に申し込んだら、なんと最前列(中央より少し左)で、これは実はあまり嬉しくなかったんだなぁ。まあ、役者さんが近いのはそれはいいんだけど、かなり奥行きのある舞台の全体も見たかったので。

 歌舞伎座・昼夜の疲れが翌日から出てきていて、水曜になっても取れず、ちょっと身体が重い。その上、乗った電車は人身事故の影響を受けて遅れて駅で走ったり、気分的にはややマイナス。・・・だったけど、いや、始まるとぐいぐい惹きつけられた。

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2009.02.25

パブリックシアター「解体新書」

2月24日(火) 「MANSAI解体新書 その拾四 『ひとがた(人形)』~自己と他者のディスタンス」 19:00~ 於・世田谷パブリックシアター

企画:野村萬斎 出演:桐竹勘十郎、福岡伸一、野村萬斎

 解体新書、とても久しぶり。曜日が合わなかったりが多くて・・・。で、今回はほんとは「パイパー」2回目を見る日だったけど、ついこちらにも申し込んだら、こんな時は絶対当たるんだね。2階1列中央の席。どうしようかと迷った挙げ句、「パイパー」は友人に売ってしまった(2回ともほぼ同じ席だったから、というのも大きい)。その時点では、でもなんとか別の日に「パイパー」を見るつもりだったんだけど、ちょっと無理っぽい。

 で、本日のゲストのうち勘十郎さんの方は、わりと早くからわかっていたように思うが、福岡氏には正直びっくり。なんというかなぁ「まさか第二の茂木健一郎路線?」というのがアタマをよぎったから。でもまあ実物を見るのも悪くないか。著書「生物と無生物のあいだ」はあまり評判いいんで、買ってはあるんだけど、いつものように読んでない。そういえば、「週刊文春」に1ページの連載をお持ちで、少し前には「パイパー」を見に行った話が書いてあったように記憶してる。この「解体新書」ネタもそのうち登場するのかしら? 

 四角い舞台の上(パブリックシアターの能舞台から橋掛かりを取り除いた状態か)の上・正面から見て左奥には、お人形が3体置いてあった。

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2009.02.24

歌舞伎座に一日籠もっておりました

2月23日(月) 「歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎」 昼の部・夜の部

(昼の部は2月8日の項。3回め

(夜の部・2回め)「蘭平物狂」三津五郎、翫雀、橋之助、福助ほか 「勧進帳」吉右衛門(弁慶)、梅玉(義経)、菊五郎(富樫)ほか 「三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場」玉三郎(お嬢吉三)、松緑(和尚吉三)、染五郎(お坊吉三)ほか

 長くなるけどまとめて書いておきます。

 当初から、今日の昼の部のチケットは持っていた(3階1列)。夜もまた見たいなぁと思っていたところへ、ありがたいお誘いがあって今度は2階から。私はめったに歌舞伎座の昼夜を続けて見ることはないんだけど(演劇→落語などのハシゴはあるものの)、コメントを下さる同世代の方々が、スイスイと昼夜ご覧になってるらしいので、私にもできそうだな、と。

 前日つまり日曜の夜、ついうかうかとweb松竹をのぞいたら(全く懲りない)、1階の7列センターブロック辺りが出ていて目が点になった。が、ポチッとしないところが偉いでしょう・・・というか、最早、松竹さまに貢ぎすぎて(自分比)おりますので。

 で、昼の部の最初から、夜の部の最後まで、しっかり見てきましたよー。帰宅したら疲れたぁという感じはしたけど、見てる間は元気いっぱい。もうこれで今月の歌舞伎はおしまいだと思うと、ちょっと寂しさも感じつつ。

 「加茂堤」の舞台を見ると、しまった、朝、駅に出る時に地元の天神さまの牛をなでてくればよかった、なんて思ってしまう。ちょうどああいうカッコの牛がおりますですよ。動かないけど(笑)。実は、唯一たまに意識が飛んだのが「賀の祝」だったと、正直に書いておきます。しかも桜丸が登場してから、というのがナントモハヤ。

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2009.02.22

地元でゆったり贅沢な、狂言の会

2月22日(日) 「東西狂言の会」 14:00~ 於・三鷹市公会堂

解説(萬斎)、「鬼瓦」千作(大名)、千三郎(太郎冠者) 「隠狸」万作(太郎冠者)、萬斎(主)--休憩--「仁王」万之介(博奕打)、石田幸雄(何某)、深田博治ほか(参詣人)、高野和憲(男) *三鷹市民というわけではありません。近いってだけです。念のため

 いつもは地元の友人と見ている会だけど、今回はちょっと遠くの万作家狂言のファンと。吉祥寺で待ち合わせて、ロシア料理店でランチを、と思っていたのに「予約シテマスカ?」と聞かれ・・・えーーっ、前は日曜でも全然混んでなかったのになぁ。どこかで紹介されたのかしら?? 仕方なく駅の北側を少しさまよってイタリアンのお店にしたけど、びっくりだったなぁ。

 三鷹市公会堂はI列から階段状になってるので(前回はHあたりで失敗した)、今日はJ列。やっぱり見る時のストレスは少ない方がいいもんね。解説に登場した萬斎さんは、いつも以上に「お疲れ?」な雰囲気の目のあたり。でも、それは見た目だけ。沖縄に行って、その後、昨日は北海道で、すごい気温の差と仰ってた(雪で飛行機が飛ばないのでは、とあせったそう)。あとは今日の演目の解説なんだけども、ちょっと時事ネタを入れたりして(神社仏閣に観光に行って、あちこち見ますが、越えちゃいけない柵は越えませんよね、などなどに笑いが)、軽妙でした。

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2009.02.20

「カノッサの屈辱」とヘンリー四世

2月17日(火) 「ピランデッロのヘンリー四世」 19:00~ 於・シアタートラム

作/ルイージ・ピランデッロ 英新訳/トム・ストッパード 翻訳/小宮山智津子 上演台本・演出/白井晃 出演/白井晃(ベルクレディ)、串田和美(ヘンリー四世)、秋山菜津子(マティルダ)、千葉哲也(医者)、長谷部瞳(フリーダ)、中山夢歩(ディ・ノッリ)ほか

 串田和美&白井晃のプロジェクト第3弾。私は1本目の「ヒステリア」は見ておらず、去年「ジャックとその主人」(@吉祥寺シアター)は見たんでした。しかーし、今回の作品についても何も知識はなく、ちょっとグロテスクなチラシの写真に、おびえつつ・・・。

 17日に見に行くことにしたのは、火曜はほぼ遅刻の心配がないことと、ポストトークがあるから。当日発表のポストトーク出演者は、串田&白井に、野村萬斎とあって、ウフフフ。萬斎さんは私の2列前でご観劇でした。シアタートラムは小さいから、チケットを買う時にわざわざ後方のセンターを選んでいたのですワ(なので終演後に佐々木蔵之介さんも目撃)。

 さて、席に着くとチラシ類と一緒に「『ピランデッロのヘンリー四世』をご覧になる前に」というA4の紙が置いてあった(なんか古田新太「リチャード三世」を思い出す)。内容は「カノッサの屈辱について」と「ヘンリー四世をめぐる人々」。はい、私のように、どこの国の人でいつの時代の話かもわかってない人向けですねぇ。神聖ローマ帝国の皇帝ヘンリー四世、1050年生まれ。ふーん。*人名はストッパードの訳に合わせて英語読みなので、ハインリッヒ四世、なんですかねー。

(原作は単に「ヘンリー四世」で、この上演に際して「ピランデッロの」と作者名をつけたとのこと。じゃないとほんとにシェイクスピアかと思っちゃうね。)

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2009.02.18

「鑓の権三」をめぐる、よしなしごと

2月16日(月) 「文楽公演 第一部」 11:00~ 於・国立劇場小劇場

鑓の権三重帷子」 浜の宮馬場の段/浅香市之進留守宅の段/数寄屋の段/岩木忠太兵衛屋敷の段/伏見京橋妻敵討の段

 今月の文楽で見るのはこれだけ。私は「鑓の権三」には思い入れがあったんだけど、一番人気がないんだよねぇ・・・。朝というのもあるし、住大夫さん、簑助さん、勘十郎さんの出演もないし、ストーリーも??

 もう記憶は霧の遥か彼方、とはいえ、たしか私が初めて見た文楽が「鑓の権三」ではなかったかと思う。25年くらい前かしら、国立劇場にて。「不義密通もの」の特集めいた演目の一つだった・・・のではなかったか。悲しいことに、ほぼ記憶に残ってないんだなぁ。なのに、なぜ「鑓の権三」を見た、と言えるのかというと。

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2009.02.16

私の昨日今日

 えーっ。まずは本日、またしてもチケットweb松竹に心を掻き乱されることしきり。発端は友人からの「土曜昼、戻ってるよ」とのありがたいお知らせメール。いや、土曜は仕事でダメだからね。水曜なら悩むけど、と返事してからwebを見たら、その水曜昼もあるじゃありませんか。

 それはわりとあっけなく諦めたんだけど(さすがに1等席はねぇ・・・)、次に水曜夜の3階を発見して、またグジグジ悩む。水曜日は自宅仕事とチェコ語だから、行きやすいことは行きやすい。何度も何度も、決済寸前まで行くけど、いやいやそんなことをしてはいけない、と引き留める自分もいる。ま、早い話、やっぱり諦めました。昨日、夜の部をしっかり見んだたから、あれを心にとどめて・・・と。しかーし、千穐楽も水曜だからなぁ。結局とちくるって、夜の部を見に走らないとも限らない

 というわけで、昨日は夜の部を1階2列のほぼ中央から。今日は文楽の第1部を見てきた。遊びが過ぎて仕事に追われてるんで(自業自得とはこのことだ)、またいずれ書くことにして、本日は愚痴というか悶々の記録のみにて。

 おっと忘れてた。さいたま芸術劇場の「ムサシ」。ゆるーくチケットを探していて、生協で扱っていたから喜び勇んで申し込んだけど、本日「落選」が判明。「救いの神、現る」と思ってたんだけど・・・。まっ、仕方ないわね。諦めは早い。

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2009.02.15

歌舞伎座・昼の部、2回目はバレンタインデー

2月14日(土)

「京鹿子娘二人道成寺」「人情噺文七元結」

 いつだったかweb松竹を覗いたら、今日の3階Aが出ていて、5列だけど通路際だし・・・と、ついポチッとやらかしまして。そのくせいざとなると、土曜日ということでグタッとしてるもんで、ついつい「道成寺からでいいや」。

 丸ノ内線新宿駅の改札前にある「志乃多寿司」売店で、太巻きを調達。一度、ここで買ってみたかったのよねー。歌舞伎座へ着いたのが1時くらいなのかなぁ。売店もまだすいている時間だったもんで、ついつい舞台写真を買っちまいました。見てもないのに菊ちゃんの駿河次郎なんぞを。きりりと美しいんですもん

 で、私の席は3階の真ん中より東寄り。今日はこのあたり1~3列目に外国人団体客が入っていて、ついついどんな風に反応するのか興味深く見ちゃったりして。小学校中学年くらいの女の子もいたけど、さすがに踊りだし飽きてたみたい(で、「文七」の時は帰っちゃった)。

 3階5列でも、斜め左が空いていたせいもあるのか、多少花道で踊る姿も見えた。なんだかいつも新鮮な気持ちで見てしまう私←あれ? こんなのあったっけ、みたいな感じで 今日の舞尽くしは梅枝くん。しかもバレンタイン特別バージョンで、巳之助くんに「今日はバレンタインだけど、チョコレートは貰った?」という質問を。ま、お答えも「まい」・・・「愚僧のような者に下さる方はおりますまい」(←大意)、ということで、それこそ「そんなはずはありますまい」とつっこみたかったよー。目眩の倒れ方も松也くんほどダイナミックではなく、綺麗、という感じ。

 所化のどなたかが手拭いを遠投 3階3列30番付近でナイスキャッチ。拍手でした(もちろん投げた人に)。さすが若者揃いですわねー。

 今日の踊りの中では、とにかく最後の鈴太鼓で玉三郎さんの鐘に向けた視線あたりで、ゾクゾクッと来てしまった。ほんとこの世のものではない雰囲気というか、情念が渦巻いてる、というか・・・。もちろん3階でも2人の「美しさ」は堪能。

 「文七元結」も、やっぱり長兵衛夫婦のやりとりがめちゃくちゃ可笑しい。芝翫演じる角海老の女将も、ほんとに風格があって「大店の女将」よねー。落語だと、文七が50両を貰って奉公先に帰って、「どうしたんだ、このお金は」・・・「吉原のなんという店か」などなど、笑いも入れながら、主人があれこれ算段する、というくだりがあるんだけどね。その辺りは場面転換の時に、頭の中で想像。

 さて、なぜかもう一度、3階から見る予定(発売日に確保していたもの)。これだけで済みそうなのは、チケットが基本、売り切れてるから。そうでなかったら、フラフラと買いに走ってしまいそう。

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2009.02.12

グルジア映画を見る

2月11日(水・祝) 「懺悔」1984年/ソビエト(グルジア) 17:50~の回 於・岩波ホール (2月20日まで上映)

監督/テンギス・アブラゼ

 この映画はたまたま週刊誌の映画評か何かで見かけて、興味を持ったもの。いつものように、なかなか見に行けないでいたのだけど、今日だ!!と思って、落語で大笑いした後に行ってきた。

 この映画に関する知識は、週刊誌半ページ分の紹介文くらいだったけれど、ソ連時代、1986年に初めて公開され、のちソ連全土での公開・ヒットは、ちょうど進行中のペレストロイカの象徴となった、という。で、とある市長がスターリンを想起させる、とのこと。この2点のみが事前に知っていたことだった。

 大まかにいえば、長く君臨した市長が亡くなり、彼の時代に両親が粛清されて辛酸をなめた一人の女性による「彼の罪の告発」。彼女の回想のようでもあり、壮大な白昼夢に組み込まれているかのような、この街の過去、そして人々に起きたこと・・・。

 この亡くなった市長と、彼の息子の2役を演じたアフタンディル・マハラゼの存在感がすごかったなぁ。若き日の市長はちょび髭なんかがちょっとヒトラーぽくて、体型は北朝鮮の首領さまぽくて、不気味なんだ。生理的にイヤーな感じ。で、現在の息子はといえば、ちょっと弱気で官僚的雰囲気。余談ながら、その息子(つまり市長の孫)は、知らないでいた「罪」のために猟銃で自殺するんだけど、そのシーン:客間に大勢人がおり、彼の部屋から銃声がする、というのはなんとなく「かもめ」を想起してしまった。やはりデリケートで現実が許せない若者の象徴。

 ラストシーンで、ヴァルラム通りが教会には通じてないと教えられた老婆が「教会に通じない道が、何に役に立つのか」と言うのも印象的だけど、ヴァルラム市長は、その政治の初期に聖堂を破壊したりしてる。

 2時間30分強という長い映画を、最近見ていないので、ちょっと心配だったけど、ぜんぜん長さを感じなかった。映画に使われた音楽も、かなりポピュラーだったりして(「歓喜の歌」のあたりで、その女性の父親が亡くなるのが暗示される。あと同じくベートーベン「月光」とか、ボニーM「Sunny」とか←思い出せず何だっけと)、その辺りも興味深かった。

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喋るうたう喋る・・・イッチー with ポカスカジャン

2月11日(水・祝) 「柳亭市馬独演会 うたう市馬落語&イッチー with ポカスカジャン」 14:00~ 於・東京芸術劇場 小ホール2

開口一番(市也・転失気)、市馬七段目、ポカスカジャン・いろいろ、with市馬・昭和歌謡など--休憩--市馬二番煎じ

 これはチラシも見たことなくて、ネット上の情報だけで購入していたので(しかも11月に)、どういうのかはさっぱりわかっていなかった。でもポカスカジャンは何度か見て大爆笑してるし、うたう、ってんだから歌うんだよね、という程度。そもそもイッチーって誰? ポカスカジャン3人の仲間なの?と思っていたら、市馬=イッチーだったとは

 まずは人気者(若い女の子に人気の出そうなルックスなの)、前座・市也くん。このところ、師匠の会ではたいてい市也くんに当たる。今日は「転失気」。第一声から明るくてパッと惹きつけるところがあるなぁ、と。ネタも確実に増やしてるみたいで、頑張れ~。

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2009.02.10

珍しく歌舞伎座の2階から見る

2月8日(日) 「二月大歌舞伎 昼の部」 11:00~

菅原伝授手習鑑 加茂堤 賀の祝」橋之助(桜丸)、福助(八重)、松王丸(染五郎)、松緑(梅王丸)、左團次(白太夫)ほか 「京鹿子娘二人道成寺 道行より鐘入りまで」玉三郎、菊之助 「人情噺文七元結」菊五郎(左官長兵衛)、時蔵(女房お兼)、菊之助(手代文七)、三津五郎(和泉屋清兵衛)、吉右衛門(鳶頭伊兵衛)、芝翫(角海老女房お駒)ほか

 日曜の昼の部だったので・・・しかも3枚だったので・・・まーまーチケットが取れないで困った。結果、2階4列という、ちょっとエッという席でした。でも、ほんと見られるだけでも、とは思ったのですよ。結果的には(センターブロックということもあり)、わりと見やすかった。踊りなどはこういう上から見ているのも楽しいなぁと思うし。若干強がりもあるけど(汗)、一等席だけのことはあるかも。(でも、菊ちゃんを間近で見たい。ぐじぐじ)

 歌舞伎座2階で見るのは・・・勘九郎最後の桃太郎・千穐楽が、2階の2等だったのとか数えるくらいしかない。だって、あえては選ばないもんね。でも、みんなで2階へ来ることは更にないから、あれこれ絵を見たりしながら、けっこう楽しんだ。私はこの絵が好きなのさ、と、青獅子の前で力説(笑)。

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中野翠さんが怒ってる

中野翠「歌舞伎座取壊し 私は許せない」(『文藝春秋」3月号)

 「歌舞伎座の建て替え」の話は、いつ頃から始まっていたのだっけ。なんかかなり前から出ていて、「そんなこと言ってたけど、やめたの?」というくらい、長い時間が経っているような気がする。

 しかし、現実には昨秋くらいから、我々の目にはっきり見えるかたちで、事態が動き始めている。「歌舞伎座さよなら公演」は来年4月まで続くし、つい先頃には、新聞紙上に「完成予想図」が載っていた(あれを見て、ぎょっとしなかった人はいないのでは・・・)。

 中野翠さんがこの件に関して、最新号の「文藝春秋」に寄稿されていて、取壊しを「文化破戒」と怒ってらっしゃる。そして予想図は「悲惨」と。いまの歌舞伎座の建物の歴史、「銀座ルール」(銀座の建物に関する中央区の条例)などなどにも触れつつ、松竹の「名誉ある撤退」を求めている。

 文脈の中で、私もハタと思い当たるのは、昨今の「消えゆくもの」商売の隆盛。もちろん「歌舞伎座さよなら公演」という感傷への誘導(疑問や抗議ではなく)についてだけど、「三丁目の夕日」的なもの、あるいは列車などがなくなるといえばワンサカ、人が押し寄せるような状況って、たしかにちょっと苦々しくはある。感傷が生み出すものは自己満足だけかも、と。

 中野さんは文章を歌右衛門の名を挙げて閉じているけれども、歌右衛門にそれほど思い入れのない私には、ちょっとピンと来ないんだな・・・。

 私は方向音痴でもあり、歌舞伎座も京都南座も、そこへ行こうと思わずに出会って「わぁぁ」と心が躍った建物。その建物自体から生まれる昂揚も、観劇には意外なプラスアルファとなっているに違いない。

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2009.02.09

「文七元結」を、観る(8日)・聴く(9日)

2月9日(月) 「第3回銀座・堤寄席『柳家喬太郎独演会』」 18:30~ 於・成城クラブ ピアノバーサロン(有楽町)

(19時過ぎに着席=マクラの途中から)喬太郎・左右の姪--休憩--喬太郎・文七元結

 前日に歌舞伎座にて「文七元結」を楽しんだばかりなのに、続けて落語を聞けるとは予想もしてなかった。昨夜は、ああ久しぶりに落語でも聞きたいな、なんて思っていたけれど、まさか実現するとは。しかも喬太郎さんで。

 歌舞伎に関しては、また書くつもりだけれども、菊五郎&時蔵の長兵衛夫婦は絶品だわーと、すっかり楽しんだ。なんていうのかなぁ、江戸っ子の風情がにじみ出てる気がする(わからないなりに、江戸っ子とはこんな感じ?と)。あんな長兵衛なら、文七にお金をくれてやりそうだなぁ、というところもね。時蔵さんも、綺麗なお姫さまだったり、極貧のおかみさんだったり、どちらもが違和感なくはまってしまうのが素敵。やはりこのコンビはいい! と強く思ったのだった。

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2009.02.07

まずは足慣らし?・・・耳慣らしか

2月7日(土) 「リコーフィルハーモニーオーケストラ 第45回演奏会」 14:00~ 於・ミューザ川崎 シンフォニーホール

歌劇『ザンパ』序曲」(L.J.F.エロール) 「組曲『ペレアスとメリザンド』Op.80(前奏曲、糸を紡ぐ女、シシリエンヌ、メリザンドの死)」G.U.フォーレ--休憩--「交響曲第3番ハ短調作品78『オルガン付』」C.C.サン=サーンス (アンコール:「英雄行進曲」サン=サーンス)指揮:井崎正浩

 若い友人が加わっているアマチュア・オーケストラの定期演奏会。前回は暑い夏だったっけ。川崎へは、このコンサートでしか来る用事がない。南武線に乗るのも半年ぶり。

 今回は2階の正面あたりで聞きたいなー、なんて思っていたのだけれど、到着したのが開演10分あまり前で、正面で聞きたい方は3階へどうぞ、なんて言われちゃった。なので、またしても2階の、舞台の背面の方へ回ってしまった。前回は全く真後ろで、指揮者の顔を正面に見ながら聞いてたんだけど(それもすごく面白かった)、今回はパイプオルガンの曲があるから、すこーし横(下手側)にずれてみた。そうしたら、友人のチェロ弾きがすごくよく見える場所だったのでした。

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2009.02.06

明日から2月だよっ(笑)

 2月6日(金)

 しばらくおとなしく仕事などしておりましたが、いよいよ現場復帰いたします。・・・って、私の現場とは、遊びの場=劇場であり、働いてるのは仮の姿ということだな。自宅仕事を持っていると、容量極小の頭がそれだけでいっぱいになってしまって、ここに何か書こうという気さえ起こらない。

 さて、今日は急いで帰宅しなくてもよさそうだし、会社の仕事は6時前にあがれそうだし、どこか行こうかな、と思っていた。候補は、パイパー当日券(これはちょっと無理か)、池袋演芸場、文楽第3部、あたり。でも、いずれもなんとなくエネルギーが不足。4時間くらいしか寝てないからかな。こういう時は映画か、「よし、下高井戸で『ブーリン家の姉妹』だ!」と思ったものの、あらら~ ブーリン家は明日から1週間なのでした

 んなわけで、すごすごと地元駅まで帰ってきて、たまにはノンビリお店探検。雑貨とか文房具をあれこれ見て、本屋さんもひやかして、ゆらりゆらり帰宅した。ふだんだとこういう時に本を何冊か買ってしまうんだけど、実はすぐに次の仕事を貰ったので、ちょっと自粛。めちゃくちゃ自転車操業ではある。でも、こんな不景気不景気と言われている中で、プラスアルファの仕事があって、それで遊びにも行けるんだからなー、と、たまには殊勝になってみる私。

 本屋さんの雑誌コーナーで、「和楽」と「食楽」がほぼ隣り合って面差しされてた。どっちもパラパラしてみたけど、「食楽」が居酒屋特集で、ついそっちを真剣に見てしまった。名前も忘れてたけど下北沢でぐうぜん行って美味しかった店とか、西新宿のなかなか入れない(混んでて)店、国立劇場近くの3種類の味付けのおでんが食べられる(関東・関西・名古屋の味噌)店、などなど、行ったことのある店もあって、よっぽど買って帰ろうかと思ったくらい。私にはやっぱりお菓子よりも居酒屋かいっ。

 ということで、明日から私の2月が始まりまーす。

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