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2009.03.22

墓参り、のち落語

3月21日(土) 「喬太郎の落語解体新書」 18:30~20:00 於・朝日カルチャーセンター新宿

(喬太郎による、落語の解説あれこれ)、喬太郎の落語「擬宝珠」「孫、帰る

 お彼岸ですから、東京都横断、という感じで、まずは朝からお墓参り。・・・で、毎週通ってもはや通いなれている朝日カルチャーへは3時に到着。たとえどんなに熱心な喬太郎ファンだって、こんな時間には来ないでしょう。って、私だって、意気込んで早く行ったわけじゃなくて、窓際のデスクコーナー(ラウンジにある)で仕事をするためよ。

 でもまずは今日の教室がある7階まで上がって、受付は何時からですか?と聞いておいた。これが結局、アダとなったとではあるけれど、でも「6時15分から受付。それまではラウンジ辺りで待ってもらう」と聞いて、友人たちに連絡。私はふだん慣れている4階に降りて、仕事開始。途中で、そのラウンジが「ミニコンサート会場」になるため追い出されたので、じゃあと7階へ。なんだ7階の方が綺麗というか、ちょっとだけ格調高い?

 そして・・・エレベーターホールに背中を向けていたばっかりに、人が増えて行列を作っていることに気がつかなかったのは不覚であった。6時すぎに、すでに長くなっていた行列にあわてて並ぶ。もぉぉ、喬太郎人気をあなどっちゃいけない。ファンはどこまでもやってくるのだ。

 喬太郎さんは、東急のカルチャーで新作落語教室の講師や、関東学院大学での社会人講座(?)の経験が、もう何年もあるから、「落語にかんする講義」的なものは、慣れてるといってもいいのだと思う。今日の受講生には、熱心な喬太郎ファンもいれば、落語ってどんなものか知りたい、という人もいるようで、基本的な話(落語の始まり:江戸と上方)などを。ここですでに、へぇぇ、という話題が続出。

 喬太郎さんは昼間はよみうりホールで落語会だったのだけれど(友人はそれに行ってから朝カルへ。要は追っかけ?)、そこで出されたお弁当を、新宿中央公園で食べてからいらしたとか。その一連の行動を、「落語」「講談」「浪花節」でやってみせてくれた。そうか、落語ってほとんど会話で続いていくのか(独り言も含めて)、とか、いや~、面白かった。

 「解体新書」というタイトルだからか、高座には着物姿には合わないウエストポーチを持って上がっていて、そこに入っているシステム手帳を見ながら、「新作と古典、一席ずつと言われてるんですが、古典はどういうのがいいですか? これぞ基本の古典落語というもの? 喬太郎が掘り起こした古典落語? ほとんど笑いのない人情落語? 拍手できめましょうか」とのことで、私は基本中の基本に拍手したものの少し及ばず、掘り起こした落語で「擬宝珠」を。

 なぜわざわざ落語を掘り起こしてするのか、という説明も興味深かった。そして、新作の方は、自作ではありませんが、と断ってから(東急の講座での生徒さん作とのこと)、「孫、帰る」。これ、久しぶりに聞く。たしか初めて聞いたのは、なんの会だったかは忘れたけど、お江戸日本橋亭だったのは確か。あぁぁ、この噺だと泣いちゃう・・・と、用心してたけど、やっぱり泣いてしまった。

 落語自体は2席で35分くらいかなぁ。でも、90分間があっという間。落語がうまいだけじゃなくて、きっちり落語のお勉強もしたような気分。聞く方も、わりとのんびり構えてるというか、そこはやはりマニアばかりじゃない良さかもね。

 私の前の席では、北村薫氏も聴講。ちゃんとみんなと一緒に並んで待ってる、というあたりが、お人柄かしら。円紫さんシリーズはその後、出ないのかなぁ。

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