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2009.04.25

国立演芸場は開場30年

4月25日(土) 「花形演芸会30年-受賞者の集い-」 13:00~ 於・国立演芸場

(開口一番、桂ひな太郎・酢豆腐)、昭和のいる・こいる(漫才)、柳亭市馬・首提灯--仲入り--テツ and トモ(コント)、ナポレオンズ(奇術)、柳家喬太郎・心眼

 国立演芸場開場三十周年の記念公演、その1。同じ日の午後6時からと、翌日の1時からも、それぞれ魅力的な顔ぶれの公演がある。・・・が、市馬師匠と喬太郎さんが出るのだから、やはり行くならここでしょう!

 とはいうものの、午前中にちょっと用事があって開演時間に間に合わず。まぁ、落語だからそんなにあせらなくていいや、と思ってしまうのは問題かな。銀座からタクシーに乗って「国立演芸場まで」と言ったら、運転手さんが「??」。すかさず、「あっ、国立劇場の裏です」。よく演芸場で芸人さんが自虐ネタにしてますが、やっぱり国立劇場しか認識されてませんね。雨の中、都心は新緑がとても美しくて、とても気持ちよかった。

 さて到着した時には、ロビーのモニターにひな太郎さんが映っていたから、「これが終わるまで待ってよっと」・・・しかーし、けっこう長かったぁ。噺の途中でも入ればよかったかな。席は通路際だったんだし。でも、暢気に待っていたら、喬太郎ファンのKさんも遅れてやってきてあらあら。お互いに他のチケットを(会員枠で)融通しあっていて、その精算をすることにしてたから、この待ち時間を利用しちゃった。

 あ、今日の落語はネタ出しされてたので、市馬師匠の「首提灯」は何回も聴いたゾ、喬太郎さんの「心眼」は初めて! などなど思いながら席に着いた。でも、よく考えたら「首提灯」も久しぶり。マクラでは「開場30年、私も噺家になって30年」と。そう、来月には30年記念の独演会があるんだよね! 先代小さんの思い出も、開場の頃のこと(泥棒に入られた)だったり、園遊会に招かれた時のことだったり、場所や時がピタッとはまってる。こういうあたりが、私が聞き始めた頃からすると、うーんとよくなってる気がする。そこから士農工商の身分制度があった時代へ、すっと入っていくし。首がだんだん動いてしまうあたりの仕種も楽しんじゃった。

 喬太郎さんの方は、マクラは全くなし。噺の始まりから、いきなり重いんだ。聞きながら、そういえば目の見えない人の噺はけっこうあるよね、と、喬太郎さんで聞いたことのある「錦木検校」だの「按摩の炬燵」だのを思い浮かべたり、目の見えない夫と、晴眼者の妻、願掛け、というあたりで狂言の「川上」を思ったり。ええ、ちょっと気が散ってたかもしれない。一瞬、、意識が飛んじゃったときもあったし。最終的に夢の中でのことであっても、このよくできた妻がめちゃくちゃ不細工、ってあたりが、今ひとつ楽しめない理由?

 のいるこいるさんの、いつものホワホワした漫才でくつろいじゃった。テツandトモは意外に、といっては失礼だけど面白いじゃん、と思ったり。老若男女、安心して見てられます、という感じかしらん。ナポレオンズは昔、よくNHKのテレビで見てた気がするんだけど、あれは何だったっけな。科学ネタ?? 生で見るのは今日が初めてで、ちょっとイメージが違ってた。

 そうそう、開口一番は市也くんだったそうで、見られなかったのがちょっと残念。

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コメント

雨の中、お疲れ様。というより、楽しんでこられてよかったですね。この日の夜の部、息子と娘が行きました。爆問狙いです。
昼の部の出演者も魅力的でしたよね~。私も事情が許せば、昼夜両方とも見たかったくらい。
しかし演芸場はタクシーにも認識されていないのですか

投稿: SwingingFujisan | 2009.04.26 18:19

SwingingFujisanさま
あら~、私もよっぽど夜の部も取ろうかと思ったんですよ。同じく爆問狙いで。でも昼夜続けてはねぇ・・・と思って、やめたのでした。結果的には、最近あわただしくしていたので、家でゆっくりできてよかったんですが。
市馬師匠によると、国立劇場からしてみれば演芸場は「納屋」なんだそうです 運転手さんは、ちゃんと自分で地図を調べて、私が道順を言うまでもなく国立演芸場まで連れて行ってくれました。

投稿: きびだんご | 2009.04.26 21:59

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