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2009.05.02

怒濤の5月は、落語で幕開き

5月1日(金) 「喬太郎 使い慣れたマクラを語る会」 18:45~ 於・日本橋社会教育会館

 前説(喬太郎)、開口一番(春風亭昇々・雑俳)、喬太郎、扇辰・野ざらし--仲入り--喬太郎

 寂しかった(おとなしくせざるをえなかった)4月から一転、あちこちしすぎでしょう、という予定だらけの5月。その上、下高井戸シネマのラインナップが魅力的すぎて、どこへ押し込もうかと頭を悩ませている今日このごろ。

 こんなヘンテコなタイトルの落語会(と言ってもいいのか?)は、ミックス寄席の企画。お席亭を俳優祭で見たという目撃情報もあり、しばし俳優祭の話題に花が咲く。

 緞帳が上がると、メクリは喬太郎。えっ? 前座ナシですか。・・・と思ったら、まだ着物に着替えてないフツーの格好でマイクを持って喬太郎さん登場。それじゃあ昇太さんじゃないの。ま、今日の会の趣旨=落語じゃないよ、ということなどを軽く喋って前座さんに交代。ところで私の席は、最前列中央。ほんと高座のマイクの真ん前というあたりで、こんな真正面から前座さんの噺を聞くのは、ちょっとツライものがあった。

 前座くんは、あれれ誰の弟子だっけ。名前からいくと昇太さん? いかにも今どきのまぁ見た目も悪くない若者。経歴なんかは全く知らなから彼のことではないいけど、最近は、有名大学卒でルックス的にもOK、みたいな子が増えてると思う。私はちょいと臍曲がりなので、なんだかなぁと思ってしまう。

 さてさて、今日の喬太郎さんはほんとに落語ナシ。終演後、このマクラにもタイトルをつけて張り出されてたけどね。前半は、日大の落研時代のことと、池袋ネタが中心。これはわりと聞いたことがあるものも多かった。さすがに「使い慣れたマクラ」というだけはある。

 が、後半は全く知らない話。15年くらい前に「髄膜炎」で1ヶ月入院したそうで、そのときのあれやこれや。腰椎穿刺(かな?)を5回もやったんだそうで、いや~大変。でもそのときのいろんなことが、今や笑いに転化してるんだから、すごいよね。そういえば、横浜の高校生が結局、新型インフルエンザではなかったことについて、その子の気持ちを慮っていた(感染源になっていたらどんなにか心にも傷を負っていただろう)のが、印象的。さすがに現役高校生の息子を持つだけのことはあるなぁと、変なところに感心してしまった。

 扇辰さんは久しぶり。いかにも江戸前の噺家という風情なんだよね(たしか出身地は違うけども)。これまた豚インフルエンザの話題から、落語ではいろいろ動物にお世話になってる。狐や狸などが出てくる噺はいろいろあるし、三味線の胴には猫、太鼓には馬の皮・・・それが、ちゃんとサゲへの伏線になってるんだから、マクラもおろそかにはできないさ、と改めて思ったのだった。

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落語」カテゴリの記事

コメント

初めまして、maroon6と申します。最前列とはうらやましい・・・私はかなり後方でした。とても楽しい会でしたね。たまにはこんな(!?)会もいいかなと思いましたが、やっぱり落語も聴きたい(欲張り)

早めに着いたのでロービーに座っていると、喬太郎さんが出てきて、私たちに向って「お互いに過度のは期待はやめましょう、気楽にね」とにっこり笑って言ったのです。過度の期待って何?

池袋の話題の中にほっかほっか弁当家さんのことが出てきましたが、偶然私もその店を知っていて、大笑い!前から不思議に思っていた店なのですが、喬太郎さんも注目してたんですね。(職場が近い)

長々お邪魔しました。また、遊びにきます!

投稿: maroon6 | 2009.05.03 19:45

maroon6さま
ようこそ、いらっしゃいませっ
喬太郎さん、仲入り後はヒヨコ色というか鮮やかな黄色のお着物でしたねー。私はちょっと後ろあたりからノンビリ聞くのが好きなので、ど真ん中でギョッとしました でも大きい会場で聞くのもイヤなので・・・相当ワガママですね。三鷹の星のホールとか内幸町ホールとか、この人形町なんかは適度な大きさで傾斜がついてていいです。
喬太郎さんの池袋の話は間違いなく面白いですよね!! そうですか、「バカ正直な」ほか弁屋さんを実際にご存じとは。私は池袋演芸場と、たまに芸術劇場に行くくらいしか利用しない駅ですが、変に親しみを感じてますよ。
またたっぷり喬太郎さんの落語も聴きたいですねー。これからもよろしくです。

投稿: きびだんご | 2009.05.03 20:59

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