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2009年6月

2009.06.30

フランスvs.ハンガリー? さてどっち

6月29日(月) 「人生に乾杯!」 於・シネスイッチ銀座

監督:ガーボル・ロホニ 2007年ハンガリー(107分)

 午前中に仕事を届けた足で、銀座一丁目駅まで地下鉄に乗る。さて、「人生に乾杯!」を見るか、「夏時間の庭」にするか=4丁目交差点の方へ行くのか1丁目か・・・ちょっとだけ迷って、やっぱりまずはこっち、と和光裏へ。どうも、中欧あたりが好きなもので。そういえば、この前見たチェコ映画「英国王 給仕人に乾杯」も、この「人生に乾杯!」も、原題には「乾杯」などという単語はないと聞いたことがある。あ、このハンガリー映画の原題はKONYEC・・・チェコ語のKONECと近いのかなぁ(チェコの短篇アニメを見てると、必ずラストにKONECと出るんで、ENDなんだろうな、と予測がつくし覚えちゃう)。

 と、余計なことばかり書いてるけど、主役の老夫婦が素敵でねぇ。どちらか片方がいい、というんじゃなくて、二人の気持ちの寄り添い方というか、言葉にしない部分がいいのよ。そもそも、始まりは老いの身が悲しい、そして貧しい、長年連れ添った二人、というだけだもの。ストーリーはよく知られてる(?)ように、この81歳と70歳の夫婦が、年金だけでは暮らしていけず、最初は夫が単独で、後には2人で、強盗&逃避行。並行して、夫婦を捕まえる立場の警官カップルの恋のゆくえもある。

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2009.06.28

土日は千穐楽

6月28日(日)

 今日は新橋演舞場の千穐楽だなぁと思いつつ、終日仕事でございます(まだまだ終わらない)。でもいいんだ、大阪に行くもん。これは半ばヤケ

 実は、昨夜9時20分ごろ、歌舞伎座にいた私。 と言っても、歌舞伎を見たわけじゃあなくって。大阪のSさんが、昼夜の通しでいらしてたので、終演後に近くで飲み会、という約束で、単なる待ち合わせだったの。

 いつもは、たとえば夜の部の開場待ちで、出てくる人を見ることはあるけど、その時は、早く入りたい、という気持ちしかなくて他人のことなんて眼中にない。それが、千穐楽の夜の部、見終わった人の群れを待ち受ける、というのはちょっと珍しい経験だった。やっぱり満足感と寂しさと・・・不思議な感じが漂っていたように思う。

 で、飲み会においては、昼の部だけを見た別の友人も合流して、しばし仁左衛門の話に花が咲いたのでした。拍手が鳴りやまず、一度幕が開いたことなど、もう熱気充分であれこれ聞いて、ほほーっ。そんな風に熱く語る場にいて、なんだか見てない自分も幸せな気分。

 2人とも、歌舞伎においてはとにかく仁左さんだからねー。たとえば、がんばって上京する、ほかの予定をさておいて見てしまう(まつたけの罠にかかる)。それも、こんな時にはアリだよね、と思う。私も見習って(爆)、ここだ、という時には逃さないようにしたいもの。・・・んなわけで、東京の「NINAGAWA十二夜」の楽は犠牲にして旅費を捻出し、大阪があるさっという次第。負け惜しみも若干、かなあ。

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2009.06.25

まさに備忘録:ひとことメモ

6月25日(木)

 全然、観劇記録をアップできないので、このままでは行ったことすら忘れてしまいそう てなわけで、ちょこっと行動記録。

6月19日(金) 国立能楽堂定例公演「磁石」「放下僧」・・・同じ「仇討ち」なら「望月」が好きだな、などと思った。

6月22日(月) 柳亭市馬・柳家喬太郎二人会@湯島天神参集殿 市也・子ほめ、市馬・薮医者、喬太郎・吉田御殿--仲入り--喬太郎・転失気、市馬・不動坊・・・なんか微妙に医者ネタ(病気方面)が並んだ。アベサダっぽいネタをこの場所でかける喬太郎って、やはり変。

6月24日(水) 炎の人@天王洲銀河劇場・・・3階席から。しかし、早く買いすぎて(それでも安かったけど)、ちょっと後悔。三好十郎だ!という台詞を実感。

6月25日(木) 狂言劇場Aプロ@世田谷パブリックシアター 「二人大名」・「縄綯」・能楽囃子・「雷」・・・3階席から。木曜は7時開演には絶対間に合わないので(でもポストトークを聞きたかった)、3階を買っていた。案の定「二人大名」は見られず。でも、「雷」は面白い舞台の使い方だったから、これに限っては2階3階から見る楽しさがあったと思う。

 おいおい、ゆるゆる、感想を書いていくつもりではいます。

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2009.06.23

久々に「アエラ」購入

6月22日(月)

 ほんとはこんなの書いてる暇はないのに。先週行った国立能楽堂、今日の落語会の感想も、しばらく書けそうにないのに。でも、「アエラ」なんですワ。今週号の「現代の肖像」、菊之助くんなものだから、つい買ってしまった。明日会社に行けば読めたのにねぇ。

 予想はしていたけど、筆者は昔、勤めていた会社で多少面識があった人(先方は覚えてないでしょうが)。でもまあ、内容は今まで読んだり見たりしてたことから、そんなに出てない感じ。そもそもキャッチコピーが「もっと自由にかぶくために」・・・「情熱大陸」だよね。

 それはともかく、トビラの1ページ大の写真に注目。ヘアスタイルがますます「コボちゃん」っぽいんですけど・・・。でも、手の指がおそろしく長くて綺麗で、「指フェチ」の心が騒ぎまする

 ついでに。表紙の椎名林檎が、誰かわからなかった。私の記憶とは随分イメージが違っていて、大人の顔、なのかな。しかーし、パッと見たとき平岩紙ちゃんみたいと思ってしまった。目元のせい?(知名度の高さでは椎名林檎>>平岩紙だよね)

 インタビューもあって、そこで着てる着物が素敵。スタイリストの名はないけど。

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2009.06.22

「十二夜」熱が再燃か!?

6月21日(日) 「NINAGAWA十二夜」 16:30~

 さて、3回目にして、東京では最後の「十二夜」観劇。友人たちとの観劇会(プラス飲み会)なので、終演時間が早いのは、正直うれしい。雨だけど、濡れたっていいさ、くらいの気軽な着物で出かける。演舞場公演だと、そんな気楽さが(自分の中では)ある。日曜だからか、なんだか若い人がとても目についた。

 友人ルートで頼んだ席は2列の花道寄り。私は首謀者の特権(笑)で、通路際だったので、ちょうど亀治郎さんが舞台の前のところに腰掛けるのなんかが、とてもよく見えた。それのみならず、初演・再演まで含めても、この日が一番、亀ちゃんを楽しめた気がする。隣に座っていた友人(「十二夜」は全く初めてで、歌舞伎も年に1、2回見るくらい)などは、亀ちゃんがほんとの女優さんに思えた、演舞場だからそれもアリか?と、などと言ってた。そういう先入観のない見方も、おもしろいなぁと、ちょっとだけ「すれっからし」気味の自分を反省したりして。

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2009.06.20

珍しくアンケートを出してきた

6月20日(土) 「『プロペラ』プレ・トーク」 14:00~ 於・東京芸術劇場 中会議室

対談:出口典雄(シェイクスピア・シアター主宰)&小田島雄志

 野田秀樹の芸術監督就任記念「プロペラ」公演に先だって、景気づけ(?)第2弾は、シェイクスピアといえば、というお二人の対談。対談というよりは、小田島さんが聞き手となって、出口氏が答える、というスタイル。でも、これは一応、なので、小田島先生もいつもの調子で、あれこれお話しになっていた。そういう意味では、この二人の組み合わせでよかったのか?というのは、若干思わなくもない。もっと徹底的に聞き手になる人の方が、とかね。(で、小田島先生には今回のプロペラ公演の演目=「夏の夜の夢」「ベニスの商人」のお話ってのはどうかな?)

 それより何より、私はシェイクスピア・シアターを見てないんだから、出口氏の演出術などについては、ふむふむと思い当たる、ということがなくて、くやしい。この春も意欲的な公演があったのに、行けずじまいだったので。でも、語られる言葉はとても魅力的で、これはぜひとも見なくては、という意を強くした。秋に公演があるそうなので、それにはぜひとも。

 しかーし、タイトルの「アンケート」というのは、そんなことを書いたのではないよ。このプレ・トークを企画したのであろう芸術劇場の人が、ちょっとね、と思ったもので。だって、お二人が熱心に喋っている間、前方の右端の椅子で、寝てる? と心配になっちゃった(誤解かもしれないけど)。両腕を上に挙げたりとか、なんかもあって、態度悪いんじゃないの?と。講師にも、1000円といえども有料で聞きに来てる人にも失礼じゃないかな。ってか、そういう人は、後ろにいれば全然気にならなかったのに。あー、書いてるうちにまた腹立たしくなってきたゾ。だいたい、2時開始の開口一番が「おはようございます・・・あ、これは演劇界の挨拶で」みたいなのは、どう? その前に一般社会人だと思いますけど。

 素敵な講師にはで、劇場サイドに 野田秀樹、前途多難?

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2009.06.18

7月松竹座・プレイベント

<開催日>  平成21年7月2日(木)
  <会 場>  大阪松竹座
  <開 演>  18:45(開場:18:15)
  <内 容>  ・『NINAGAWA十二夜』特別映像上映
         ・尾上菊五郎、尾上菊之助他トークショー
         ・サプライズコーナー 等

 とのことです。ハガキ申込み、抽選で250組500人。その前に船乗り込み。

 もっと早く教えてヨ!(←え、行くつもり?) いや、その週末、実家へ帰省する予定で、7日の仕事はすでに休むことにしてるんだけど、そうと知っていたら、2日3日を休んで7日は仕事にしてたなあ。うまくいかないワ。

 ちなみに帰省を松竹座・初日に合わせたわけでは全くないので、初日も見ようと思えば見られるな、と思いつつも、途中下車はしません(予定)

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演舞場(3階)→歌舞伎座・幕見 その2

6月17日(水) 幕見「門出祝寿連獅子 四代目松本金太郎 初舞台

「門出祝寿連獅子(かどんでいおう ことぶきれんじし)」松本幸四郎、市川染五郎、松本金太郎ほか

 演舞場は3時10分ころに終わり、次の予定は新宿6時・・・これはもう幕見でしょう! というわけで。

 ほんとは夜の部のチケットも3階Bながら確保はしていたんだけど、仕事が忙しかったのと、なんかエネルギーが出ないのとで(たぶん髪結新三のせい)、若者に譲ってしまっていた。だけど、やっぱり「さよなら公演」での初舞台、しかも4歳の獅子ってどんなの? 後々までも初舞台を見た、と言いたいしねぇ

 先月末に今井豊茂さんのお話を伺ったときに、初舞台の脚本を書いているのでこれから稽古場、と仰っていて、??と思っていたら、これは「河竹黙阿弥原作より 今井豊茂脚本」なのでした。

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演舞場(3階)→歌舞伎座・幕見 その1

6月17日(水) 「NINAGAWA十二夜」(新橋演舞場)→「門出祝寿連獅子」(歌舞伎座) 

 一度は上から見なくちゃと、発売日に確保していた3階席。うーん、上から見るとまた楽しいわね。2階からも見てみたくなっちゃった いやいや、これ以上は増やさないですけども・・・。

 上から見て楽しいのは、まず、紀州灘沖の場。綺麗な波などは1階ではぜんぜんわからないもの。嵐になって、主膳之助が海に転落するあたりも、絵としての美しさがあるというのか・・・。

 もう一つは織笛姫邸中庭:向月台のシーン。鏡も一段と効果的だし、悪だくみの面々の動きの楽しさといったらないね。やっぱり何回も見たくなるようにできてるのかしら

 それにしても、トータルで30分ほどカットしたということは、様々な場面をちょっとずつ短くしてるというわけで、その時にはそれと気づかなくても、最終的に幕が閉まったときの余韻みたいなのが、薄れてしまった・・・ような気がするんだけど。別に、前の方がよかった、という話じゃなくて。

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2009.06.17

罠か褒美か:歌舞伎座・昼の部

6月15日(月) 「六月大歌舞伎 昼の部」2回め

 土日、おとなしく家事&仕事に励んでいたから、そのご褒美・・・とばかり、日曜の夜に、歌舞伎座3階1列を発見。なにしろ自宅にいたのに、タワムレに携帯でweb松竹を覗いていて発見したという次第。あらためてPCを起動させてたらその間になくなりそうだったから、即座にクリックしてしまった。

 これってまさに「まつたけの罠」なんですかねー。見事に引っかかってます。でも、私としては、土日おとなしく他のことを優先させてたからこそのご褒美と、あくまでもいい方に解釈して、邁進するってわけで

 お赤飯が食べたいなーと、演舞場寄りの出口から弁松に向かっていて、岩手の銀河プラザにひっかかり「いかぽっぽ弁当」850円也に変更。すっごくおいしかったよー。

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2009.06.14

静かな週末。しかし煩悩が(笑)

6月13日(土)

 珍しく、きほん出かける予定のない週末(プラス月曜日)。イエ、なくはなかったのだけれど、引きこもりを選択したという方が正しいか。ありがたいことに、月末近くまで自宅仕事が途切れずにあって、でもそれは私にとってはオーバーワークなの。週に3日は会社に出てるしね。というわけで、しわ寄せが家の中に如実に現れてしまった。そう、あまりの散らかりように、さすがにガサツな私でさえ我慢できなくなったというわけ。

 んじゃあ、せっせと掃除に精を出したのかといえば、ま、そういうこともないんだけど 許せない状況からは脱した・・・なあ。あとは、ゆっくりゴハンを作る。これは、まあ掃除と違って好きなことだからね。それらをしながら、やっぱり机に向かって・・・そうするとPCにも向かって・・・web松竹を見てしまう。キャー、4、5日分、まとめて昼の部が戻ってる!

 何回、買う/やめる、と繰り返したことか。で、結局、買ってないの。一番都合のいい月曜に3階が出ず、日曜はそんなことしてる場合じゃないでしょ、と(だけど折角のチャンスなのに。うじうじ。一世一代なんだからフンパツすれば? うじうじ)。最終的に諦めたのは、説明不能な「本能」としておきましょうか。いろーんな要素が、明日は家にいなさいと指し示している気がする。私はそういう本能だけで生きてるので。

 webでチケットが買えるようになったのは、有り難いけど、ほんと煩悩のモトでもあるね。今日、いい席に出会えて買えた方は、ラッキーと楽しんできてねっ。

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2009.06.13

「をちこち」までの長い道

6月12日 

 さて、凡人社に通うこと4回目にして、めでたく「をちこち」を入手。3回目にふられた時点で(ちょうど1週間前)、「もう来るもんか」と思ったんだけど、さりとて他の本屋に行く暇はなし。ネットで買おうか・・・いや、それほど必要でないものまで買いそうだから・・・。で、結局、またタイ料理店のついでに行ったのだった。

 とにかく525円でこの内容はエライ カラー写真だって載ってるよ。「NINAGAWA 十二夜」に関しては、まず長谷部浩さんのロンドンレポ(稽古風景、劇評、そして公演の意義など)6ページ。そして亀治郎、菊之助、長谷部浩の鼎談10ページも読ませる。なんかねー、理論派の亀ちゃんと、感覚派の菊ちゃんという、(まあイメージ通りの)発言と言えるかしら。

 詳しくは読んでね、ですが ただ、亀治郎さんが麻阿について、誰からなんと言われようと、凱旋公演だからロンドンでやった通りやる、と宣言してまする。そのあたりも含めて、2回目の観劇の前に読むことができたのはよかったなー。

 ちなみに凡人社は地下鉄の半蔵門駅からは5分ほどの場所にあるから、国立劇場にご用の際にでも、覗いてみてね。・・・って、国立劇場の売店では売ってないのかな。

 「十二夜」がらみでは、舞台美術の金井勇一郎氏へのインタビューもあるし、それ以外にも読み応え充分。ほぼ丸ごと1冊、まさに特集タイトル通り「世界と出会う歌舞伎」なのでした。

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2009.06.12

細見美術館と、東京で出会う

6月12日(金) 「細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う 琳派・若冲・数寄の心」 於・日本橋高島屋8階ホール(6月15日まで)

 先月、日本橋高島屋で香典返しを頼んだとき、招待券を貰っていたの(片岡珠子展のも)。友人に配ったりして、1枚手元に残していたのを使って仕事帰りに見てきた。あやうく忘れてしまうところ、市中見廻り中の密偵さんに注意を喚起されて、無事に行くことができた。

 細見美術館は、数年前に友人と京都旅行をした際に、行きたい場所リストの上位にあったのに、食べ物の誘惑に負けて時間が足りず行けなかった因縁(?)の美術館。その収蔵品と、東京で出会うとは。金曜日の6時過ぎというのに、高島屋自体にはあまり活気が感じられなかった。その中ではなかなか賑わっておりました。

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「いま なんつった?」

 週刊誌は、文春、新潮、朝日とアエラあたりを、毎週パラパラ見ている(買ってはいない)。それぞれに連載エッセイがいくつかあるわけで、楽しみなのもあるし、読む気にもならないのもあるし。ま、こういうのが、標準的読者だよね。

 で、楽しみなものの一つが、宮藤官九郎「いま なんつった?」(文春) ・・・などと書いてるけど、毎週欠かさず読んでる、というわけでもないんでした。でも、今週のはつい熟読しちゃった。お芝居を見ている時の「私語や雑談は迷惑以外の何ものでもない」。舞台にいても聞こえるんだそうです。で、実際にあった雑談や、客席での大きな独り言の例を。

 どんなに騒がしい場面でもそれをすりぬけて聞こえてくる声があるそうで、そういう声の人は自分が舞台に立つか、歌舞伎の大向こうさんになってほしいとか。そういえば、少し前に野田秀樹もアエラで「のど飴のガサガサ音」などについて書いてましたね。

 私はもともと小劇場~中劇場くらいの演劇になじんでいたこともあって、開演したらシーン、というのが当たり前に思っていた。・・・が、歌舞伎はそうじゃないから、観客としてなかなか苦しい時もある。あんまり神経質になるのもどうかと思い、そんな自分とのせめぎあいも。

 ほかに好きな連載は、大宮エリーかな。新潮のテレビ評(丸山タケシ)もつい読んじゃうな。重鎮組はおしなべて苦手です。

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2009.06.11

たまには音楽会に参ります

6月9日(火) 「読売日響 東京芸術劇場名曲シリーズ」 19:00~ 於・東京芸術劇場大ホール

(下野竜也・ドヴォルザーク交響曲シリーズ) 指揮:下野竜也 クラリネット:ザビーネ・マイヤー  曲目/ウェーバー「歌劇〈オイリアンテ〉序曲」「クラリネット協奏曲第1番」--休憩--ドヴォルザーク「交響曲第1番 〈ズロニツェの鐘〉」 アンコール:「わが母の教えたまいし歌」

 我ながら驚く行動だけど、突然オーケストラを聞く気になった。これは4つほどの理由が重なったから。

 まずは・・・①チケット購入サイトの「カンフェティ」で安く買えた。さすがに定価ではちょっと行けない。前日、8日には、同じプログラムでサントリーホール公演があったのだけど、そちらは安く買えなかったので、必然的に池袋へ行くことになった。②クラリネットのザビーネ・マイヤーの名前に惹かれた。私が初めて買ったCDは、もしかしたらザビーネ・マイヤーかもしれない。その当時はウィーン・フィルにいたはず。③ドヴォルザークの1番なんて、全く聞いたことがない。④火曜日は行きやすい。

 これらのどれが欠けても行ってないだろうな、と思う。そして会場は、フジコ・ヘミングのコンサートで何回か来た大ホール。1階後方だけど、通路際のなかなかいい席。隣は一人で来てる若い男の子で、うーん、学生かしらと、ちょっと気になる。

 ・・・というわけで、曲そのものの感想が書けるようなキホンがないので、まさに周辺日記です。

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2009.06.07

【メモ】NINAGAWA十二夜、本日初日

6月7日(日) 「NINAGAWA十二夜」 11:30~ 於・新橋演舞場

 しばらくは「行きました」メモで、お茶をにごすことになりそう。事業拡大中(爆)につき、あんまり舞台の余韻に浸ってられないの。

 前日、美容院に行き、初日出動に備える 「家庭画報」をぜひ見ねば、ということも、くじけずに美容院へ行けた一因。もちろん、顔なじみの店主には「本を読みに来たわけ?」と、しっかり言われてしまった。

 で、珍しく、小田島・シェイクスピア講座つながりのオバサマと一緒に観劇。幕間が40分もあるのを知っていれば、食堂に行ったかな、とも思うけれど、三越で待ち合わせてお弁当を買ったのでした。そして、しっかり筋書きも購入したのだけれど、そこに小田島先生のお話も載っててウフフ。

 何回見ても幕開きのワクワク感は変わらない。あ、今日はまさに花横。演舞場って、ほんとに花道にくっついて座席があるんだねー。でも、歌舞伎座に比べると、舞台自体はかなり小さいのかしら。なんかこぢんまり、という気がした。

 そしてひたすら菊ちゃん だった前2回よりも、いろんな役者さんをじっくり楽しめたな、と思う。錦之助さんの大篠左大臣とか、翫雀さんの安藤英竹あたりが特に。翫雀さんはちょこちょこ英語を入れてロンドン凱旋公演の雰囲気。そして菊五郎丈の存在感が一段と。

 おぼろな自分の記憶と比較して(というか、聞いていたことでもあるけど)、実感としてもかなりスピードアップ。それがゆえに、なんとなくめまぐるしいというか「はぁぁ」と浸ってる時間が足りない気がした。あと、感情表現がストレートなのね、というところで。

 これは上から見るとまた別の面白さがあるので、後日3階から見るのも楽しみ。

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2009.06.06

東京新聞と「をちこち」のその後

 どうも今週は、思い通りにいかないことが多くて。といっても、不要不急に近い、ささいなことなんですけども。

 まず、東京新聞購読の件。6月1日の朝、朝刊及び30日の夕刊を届けてもらって、わーい、というのをこのブログでも報告。・・・が、その日、夕刊は届かず、?? 翌日の朝刊は来たけどまた夕刊は来ず。「夕刊だけほしい」と電話→「夕刊だけはない。朝刊だけというのはOK」という話の流れで、どうやら「朝刊だけ」頼んだことになってたらしい。また電話だぁ。ちなみにこの販売店は、もちろん近くなんだけど同じ市内ではないので、市外局番から必要なんだよん。

 そしてもうひとつ、雑誌「をちこち」。凡人社に通うこと三度。6月1日、2日、5日。その度に、あんまり親切じゃなく「まだ来てません」が繰り返されてる。私もわざわざ行ってるんじゃなくて、今日なんか近くにできたタイ料理店にランチに出たついでだったんだけど、さすがに「わかったよ、もう来ないよ」と(心の中で)。というわけで、まだ入手できてないの。

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2009.06.04

【メモ】歌舞伎座、初日!!

6月3日(水) 「六月大歌舞伎 昼の部」

 またしばらく仕事仕事、合間に観劇(ほんとか? 逆じゃないの?? という声がこだましてる気がしますが・・・)。とりあえず確保していた昼の部3階10列。狙って初日にしたわけではなくて、単に大丈夫そうな平日が他になかったから。いやはや、さすがに華やかでした! 昼の部は、仁左衛門、一世一代の「女殺油地獄」、夜の部は四代目松本金太郎襲名・初舞台だもんね。で、チケットwebを見ても、昼の部は真っ赤っか。それはいいけど、・・・みんな新橋演舞場も忘れないでね

 さすがにぎっしりの客席は、ものすごく「見るぞ!!」という気が溢れてる感じで、いらつくようなこともほぼなくて、そういう意味でも幸せでした。ただ一つ、「油地獄」でもはや与兵衛が匕首を抜く寸前に携帯音が私の右ブロックあたりで 抑制装置が使われてるからといって油断しちゃイカン。

 その「油地獄」。うーーん、仁左衛門さんはなんてカッコいいの。じゃらじゃらしてる柔らかさとかも、余人には真似できません、というところでは。他の役者さんも素晴らしくて(特に歌六さん、秀太郎さん、梅枝くんの河内屋ファミリーあたり)、これじゃあ何日も通いたくなるわね、と思ってしまった。あ、いえいえ、演舞場へ行きますよ

 「双蝶々」角力場も、幸四郎・濡髪に吉右衛門・放駒の顔合わせを見られるとは

 ・幕間に2階ロビーの「小さな松本金太郎展」へ。本人のかわいいサインもありましたワ。問題(笑)はそこにあった千住博筆のお祝いの絵(扇面)。、作者の自筆(?)署名が普通の「博」というのをきっちり確認したゾ。何かとお思いでしょうが、印刷物などで彼の名前を良くみると、「博」の右上のテンはないはず。いつからかは知らず、そういうことになってるんだけど、正直「普通の博でいいんじゃないの」でした。

 ・近くに長年、歌舞伎をご覧の老人がいらして幕間にお隣さんと話してるのが聞こえてきた。どうやら富十郎「矢車会」の話題などから、日生劇場のこけら落としか何かで、富十郎の弁慶を見た(武智演出)、その時も能のやり方だった、番卒に京都の狂言の人が出た、などなどと。ま、うんちくっぽいんだけど、おもしろくて。芸談ならぬ観客談というのか、つい聞いちゃいました。与兵衛の匕首の扱いについてもね。こういう幕間だけの、へぇぇというお喋りなら歓迎だなー。

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2009.06.03

清水邦夫の戯曲も読んでみたくなった

6月2日(火) 「楽屋 ~流れ去るものはやがてなつかしき~」 18:30~ 於・シアタートラム

(シスカンパニー公演) 作/清水邦夫 演出/生瀬勝久 出演/小泉今日子、蒼井優、村岡希美、渡辺えり

 この女優陣でシアタートラム公演だなんて、さすがシスカンパニー。チケット取りにくくなるのねらってますか(と皮肉を言いたくもなるよ)。パブリックシアターの会員先行枠があってよかった。C列(2列目)中央で、前すぎて、最初と終わりに出る字幕がよく見えず、ちょっとイライラ(とにかく考えてる余裕なく席を選んだので)。でも立ち見もぎっしりだから、前の方で見てて贅沢言っちゃいけない。

 女優4人だけの、80分余の濃密な(だけど苦しくはない)舞台には、確かに大きなハコは不向きだと、今は思う。

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2009.06.01

6月から東京新聞はじめました(笑)

6月1日(月)

 会社に行ったら土曜日の東京新聞夕刊をチェック、というのはしばらく前から習慣にしていたのだけれど・・・ついに我慢ならず、購読を開始しました。販売店(これはずっと取ってる朝日と同じ店)に電話して、「夕刊だけって取れますか?」 こんなことを言う人はいないでしょうかねぇ。「朝刊だけというのはありますが」いかにも夕刊はオマケという雰囲気。

 仕方ない、とりあえず1ヶ月入れてください。でも30日の夕刊が欲しいんですけど。・・・というわけで、先ほどめでたく30日夕刊も手にしましたワ。今日の朝刊には、小田島先生も書いてらっしゃるし、まあ幸先いいということにしましょう。しかーし、そもそもうちでは2紙購読していて(ひとつは超マイナーな、なんで読んでるのかわかんないもの)、ついに一人一紙となってしまった。

 そういえば東京新聞では五木寛之「親鸞」連載中。実家に帰ったときにも見たんだった。挿絵が私が何回も取り上げていた(と、思う)山口晃さん。この新聞の影響か、地方では「さし絵画家」と思われているとか。そんな彼がなぜか「UP」という東大出版会のPR誌に「すヾしろ日記」という1ページ漫画を連載していて、これが来月、単行本にて刊行予定(版元は違う)。いま上野の森美術館で開催中の「ネオテニー・ジャパン」展でも作品が見られる。奈良美智とか村上隆、鴻池朋子なんかもね。これって、精神科医のコレクターの所蔵作品らしい。いいなぁ。奈良さんの「落書き」の切れ端でもほしいくらいだ

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