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2009.06.17

罠か褒美か:歌舞伎座・昼の部

6月15日(月) 「六月大歌舞伎 昼の部」2回め

 土日、おとなしく家事&仕事に励んでいたから、そのご褒美・・・とばかり、日曜の夜に、歌舞伎座3階1列を発見。なにしろ自宅にいたのに、タワムレに携帯でweb松竹を覗いていて発見したという次第。あらためてPCを起動させてたらその間になくなりそうだったから、即座にクリックしてしまった。

 これってまさに「まつたけの罠」なんですかねー。見事に引っかかってます。でも、私としては、土日おとなしく他のことを優先させてたからこそのご褒美と、あくまでもいい方に解釈して、邁進するってわけで

 お赤飯が食べたいなーと、演舞場寄りの出口から弁松に向かっていて、岩手の銀河プラザにひっかかり「いかぽっぽ弁当」850円也に変更。すっごくおいしかったよー。

 さて、昼の部2回目。踊りは正直、ボンヤリ見てました。一応仕事疲れってことで。「角力場」も一瞬な時もあったけど、濡髪vs.放駒のシーンは、見ていて自然と力が入っちゃうような感じ。幸四郎の立派な重々しさと、吉右衛門の愛すべき稚気、その対比がひたすら面白くて。このあたり、演じる人によって、さらっと型どおりに流れちゃったりしそうだけど、そうではないんだな、とやっと気づいたと言えるのかもしれない。

 「女殺油地獄」。そもそも3階Bしか買ってなかったのは、いくら仁左衛門さんの一世一代でも、あのお話は好きじゃないんだもん、という理由。「子ゆえの闇」、まさに。そういうあれこれは、できるだけ避けて通りたかった。でも、いくら時代が変わっても、親と子のあり方なんて、そう簡単に変わるもんじゃない、というところかしら。

 最後の花道七三、ちょうど顔(だけ)が見える位置だったので、よけい、刹那的な、しかし暗い絶望への道、なんてのを考えてしまったのだった。それ以前の、油まみれの半ば滑稽でもあるような豊嶋屋の場で、なんていうのかな、自分をうしなってしまったような時間が長い分、さらにこの花道の凄みを感じてしまった。 

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