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2009.06.30

フランスvs.ハンガリー? さてどっち

6月29日(月) 「人生に乾杯!」 於・シネスイッチ銀座

監督:ガーボル・ロホニ 2007年ハンガリー(107分)

 午前中に仕事を届けた足で、銀座一丁目駅まで地下鉄に乗る。さて、「人生に乾杯!」を見るか、「夏時間の庭」にするか=4丁目交差点の方へ行くのか1丁目か・・・ちょっとだけ迷って、やっぱりまずはこっち、と和光裏へ。どうも、中欧あたりが好きなもので。そういえば、この前見たチェコ映画「英国王 給仕人に乾杯」も、この「人生に乾杯!」も、原題には「乾杯」などという単語はないと聞いたことがある。あ、このハンガリー映画の原題はKONYEC・・・チェコ語のKONECと近いのかなぁ(チェコの短篇アニメを見てると、必ずラストにKONECと出るんで、ENDなんだろうな、と予測がつくし覚えちゃう)。

 と、余計なことばかり書いてるけど、主役の老夫婦が素敵でねぇ。どちらか片方がいい、というんじゃなくて、二人の気持ちの寄り添い方というか、言葉にしない部分がいいのよ。そもそも、始まりは老いの身が悲しい、そして貧しい、長年連れ添った二人、というだけだもの。ストーリーはよく知られてる(?)ように、この81歳と70歳の夫婦が、年金だけでは暮らしていけず、最初は夫が単独で、後には2人で、強盗&逃避行。並行して、夫婦を捕まえる立場の警官カップルの恋のゆくえもある。

 実は深刻な話でもあるんだけど、時ににウフフという(決して大笑いではない)笑いがあって、いつのまにか老夫婦の気持ちになって応援してる、という感じ。ほとんどありえんだろという(警察の無能とかも)内容なのに、どこか身につまされたりもして。

 映画評なんかでも「どんでん返し」という言葉があったんだけど、なるほどこれですか、と。最後の着地が決まってる・・・だけに、やっぱ「人生に乾杯!」のベタさ加減が好みじゃないの。

 月曜の朝イチ上映なのに、けっこう入ってたなぁ。予告編が山のようにあって、それが疲れた。でも、「蟹工船」とかフランスのシャンソニア劇場の話とか、今の不景気な時代をまんま反映してるみたいなのばっかり。そういえば、日曜日に我が家で映画「蟹工船」を話題にしたところでした(テレビでちょっと見たんだっけな)。読んだことがあるのはそもそも夫だけで、いくら有名だったといってもフレーズをそらで言うんじゃない、と、呆れたばかり。

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コメント

シネスイッチって「サガン」もやってるんですよね。ハシゴしようかしら。「人生に乾杯!」も見たい映画リストの上位に入っているんですもの

投稿: SwingingFujisan | 2009.06.30 22:43

SwingingFujisanさま
そうです、「サガン」と「人生に乾杯!」です。金曜日は1000円で見られるようですよ。後ろの席のオバサマが、金曜日は混んでたから出直した、と仰ってました(その方はシルバー割引?だから、いつでもいいのよー、と)。

投稿: きびだんご | 2009.07.01 01:41

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