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2009.06.12

細見美術館と、東京で出会う

6月12日(金) 「細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う 琳派・若冲・数寄の心」 於・日本橋高島屋8階ホール(6月15日まで)

 先月、日本橋高島屋で香典返しを頼んだとき、招待券を貰っていたの(片岡珠子展のも)。友人に配ったりして、1枚手元に残していたのを使って仕事帰りに見てきた。あやうく忘れてしまうところ、市中見廻り中の密偵さんに注意を喚起されて、無事に行くことができた。

 細見美術館は、数年前に友人と京都旅行をした際に、行きたい場所リストの上位にあったのに、食べ物の誘惑に負けて時間が足りず行けなかった因縁(?)の美術館。その収蔵品と、東京で出会うとは。金曜日の6時過ぎというのに、高島屋自体にはあまり活気が感じられなかった。その中ではなかなか賑わっておりました。

 しかーし、展示作品のリストが見あたらず、かといって2000円の図録までは買えず、ちょっと残念なのだった。以下、印象に残ったのを簡単に。

 中村芳中がけっこう好みだなぁと思ったのは、わりとあっさりめの構図とか色かなぁ。今までも見た記憶はあるんだけど、ここまでまとまって印象に残るほどではなかった。それと池大雅「児島湾真景図」が、おお児島湾!(岡山県なので)ということと、点描のタッチや構図も面白くて。

 江戸の琳派では、酒井抱一、鈴木其一よね、やはり、と。こちらもまた個人的に、昔仕事で読んだ本(今橋理子著)が自然に思い出されて、さてあの本はどうしたっけ、などと考えたりした。夏に向けて、其一の「糸瓜に朝顔図」なんぞが気分的にはピッタリ。

 若冲は私にとってはどうしてもオタクちゃんなんだけど・・・。糸瓜と虫、とか、鶏と虻、とか、見てるとすっごく楽しくなるんだよね。漫画っぽくもある。あ、鼠婚礼図とやらもあったっけ。

 と、こんな調子で、のんびりマイペースで見ることができた。最近の美術館の、音声ガイドや詳しい解説など、至れり尽くせりの展示からいけば、そっけないほどだったけど、展示規模もほどよくて期待以上でしたワ。帰宅してから、リーフレットをみていたら「日本の美と出会う」ホームページなどというのが紹介してあって、あらっ、見てから行けばよかった・・・と思ったけど、大した内容ではなかった

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