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2009.07.01

なぜに私は中村屋の千穐楽に!?

6月30日(火) 「桜姫 現代版」 19:00~ 於・シアターコクーン

作/長塚圭史 演出/串田和美 出演/中村勘三郎、大竹しのぶ、白井晃、古田新太、秋山菜津子、笹野高史ほか

 6月、歌舞伎座でもなく、新橋演舞場でもなく、シアターコクーンの千穐楽に行くことになろうとは、自分でも不思議である。文化村のメルマガ先行に、「どうせ当たらないさ」と楽で申し込んだら、当たっちゃったというだけ。・・・とはいえ、A席(2階のバルコニー席)だと、Sに比べれば当たりやすいんでしょうけど。

 RBすなわち右側だったので、開演前に1階左のベンチシート最後列に座った串田さんははっきり見えた。ふーん、ここで見てるのね、と。で、相当に奥行きのある舞台とか、あちこちに歌舞伎のスッポンみたく穴が出現するのとか、面白くみることができた。 

・・・けれども、肝心の芝居については、よくわかりませんでしたマル、という感じ。実は歌舞伎の「桜姫」もそんなに好きじゃない(なのに来月ももちろん見るのではあるけれど)。で、歌舞伎版を見たら、また何か思うことがあるかしらん。

 古田新太、秋山菜津子が、いいポジションだったなぁ、というのが特に印象的。古田なんか特に、こういうあたりで持ち味が生きるように見えた(と、ここで「リチャード三世」を持ち出してはいけないか)。十字架を背負う白井さんは、今までで一番ピタッと来た。うーん、比べれば、勘三郎、大竹しのぶ、笹井高史という、ある意味、勘三郎のもともとの仲間が、私にはピンと来なかった。

 バルコニー席ということは、カーテンコールが何度か繰り返されて皆立ち上がっても、そういうのには無関係ってわけで、いい席じゃん、と最後に思ったのでした。何回カーテンコールがあったんだっけな。

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歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

惜しかったかも!
何が?かといえば、前日の29日は各所で公演を終えた歌舞伎役者が何人も観に来てたらしいから。自身も見に行ってた加納さんの日記にそうありましてん(笑)
でも、隣席が仁左衛門だったりしたら気になって舞台なんか見てらんないかもしれないけど~

投稿: 猫並 | 2009.07.02 23:27

猫並さま
あら~、そうでしたか。私は偶然、一緒になった友人から、扇雀さんがいらしてる、というのは聞きました。29日はそんなに大勢いらしてたのかしらん? でも確かに、隣に座られたら、舞台どころじゃないですねっ

投稿: きびだんご | 2009.07.03 00:43

きびだんごさんの約2週間前に観てきました。
すっと、分からない、苦しいな、と感じて終わりました。きびだんごさんと同じく、秋山菜津子がやっぱりよかったです。歌舞伎を殆ど観ない私が言うのも何ですが、この現代版で、勘三郎さんが演じることの良さが一層引き出されているような感じはあまりしませんでした。
長塚さんも、たぶん苦しんで、分からないまま、お芝居になったような気がします。質や量は違うとはいえ、分からなさ、苦しさを共有したことでよしとしようと、家路に就いたのでした。

投稿: ポンジュース | 2009.07.04 19:47

ポンジュースさま
長塚さんの作ですもんね。ほんと、真正面から取り組んだんだろうな、とは思うんですが…。
歌舞伎版はコクーン歌舞伎らしく、楽しめればいいなあと思ってます。
でも、なぜ現代版→歌舞伎版の順番なんでしょうねぇ。

投稿: きびだんご@吉備の国 | 2009.07.04 22:47

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