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2009.07.25

「オール讀物」8月号

 ぜひ読まなきゃと思っていた「オール讀物」8月号をやっとパラパラ。もちろん目当ては、北村薫×柳家喬太郎の対談。新聞広告の喬太郎さんの写真が、別人みたいに見えたので(ちょっと遊雀さんっぽかった)、写真も要チェックでして。

 と言っても、買ってはいないのです、ゴメンナサイ。目次(一部立ち読みもできる)は、こちら

 北村薫さんは直木賞受賞というすごいタイミング。「円紫さんシリーズ」は完結ということはなかったと思うけど、新作を読める日は来るのかしら(余談ながら、この噺家・円紫さんの出囃子は「外記猿」なので、出囃子云々という話題になると「外記猿」を聞きたくなる)。

 で、落語好きの北村さんが喬太郎師匠をお気に入り、ということで、設定された対談ですよねー。最初、少しだけ意外な感があったんだけど(喬太郎さんに円紫のイメージはないと思うので。古典の人でもないし)、「創作者」という部分、あるいは昔の噺を掘り起こすところなどなどにも、興味がおありなのかしら。もちろん古典落語をやらせても、「貪欲」なまでに面白いと思うけど。

 そうそう、対談の中で、喬太郎さんは目がいいので高座の上からけっこう客席が見えてる、と仰ってます。へぇぇ。笑ってない、寝てる、怒ってる・・・わかるんだって。そうかもしれないね。なんかそんな人を、笑わせよう、というところがあるもん。市馬師匠は常々、目が悪くて見えてない、と公言してるとおり、という気がする。

 さて、このオール8月号。目当てではなかったページにもいろいろ面白い読み物があった。長部日出雄「新 紙ヒコーキ通信」の今月のタイトルは「玉三郎の神技」。シネマ歌舞伎「牡丹亭」のことを。うーん、これ見てないです!! そして、5月歌舞伎座(夜)を経て、7月の昼の部・初日をご覧になったそう。それが、当日券しかないと言われ、8時半から切符売り場に並んで、まさに「とちりセンター」を入手できたとのこと いやぁ、病身のご老人にしてこの熱意。負けてられないじゃないの。

 ほかにも「ちょっといい話」は、山川静夫の大向こうネタ(昔のこと)。東海林さだおは「三つ星高尾山」に登ってるし、おおっ、神田山陽の連載もあるんでした。と、中身はタップリじゃありませんか。しかーし、これってたしか小説誌なのに、肝心の小説を1本も読んでないとはこれいかに。

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