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2009.09.12

いざ増上寺

9月11日(金) 「十一世田中傅左衛門十三回忌追善 三響會 増上寺」 15:00~

長唄「若菜摘」 能と舞踊による「江口」藤間勘十郎(江口の君)、梅若玄祥(雲水) 能と歌舞伎による「羽衣」 尾上菊之助(天女)

 はい、仕事を休んで行ってきました~。待ちわびてましたのよ、と。そのわりには、音羽会にお願いせず、自力で(というか発売日に「ぴあ」にアクセス不能だったので友人に頼んで)取ったものだから、右1列・・・。うむむ。とっとと音羽会にお願いすればよかったとも思うけど、チケットに関しては若干いじけ気味なもんで、いいんだ、これで、というところかな。

 この席、正面1列右手の「髪もお着物も素敵な女性たち」がやたら目に入る場所でもありました。うむむ迫力。どういうご贔屓さんたちなのでしょう、と、つい余計なことも考えちゃった。

 さて印象に残ったことだけを、さささっと。・・・となると、もう菊ちゃんの羽衣に尽きますかしらん。増上寺の本殿という特殊な場所に舞い降りた天女。ほんとにこの世の者ではない感じ。見ている最中も夢のようでしたが、見終わって「あれは夢ではなかったか」という気がするくらい。なのでせっかくのお囃子も謡も耳に入ってない。ほんとに菊ちゃんって「白」が似合うというのか、不可侵なイメージがありますわん。

 えー、その前の「江口」は、右サイド席の不利もあって、ちょっと眠くなっちゃった。折角、梅若玄祥-勘十郎だったのにねぇ。ま、私の席から1メートル余りの所に謡の方4人がいて、観世喜正さんは九皐会でわりと見ていたし(そして古川充さん「道成寺」も拝見)、そういう意味では親しみがもてた。

 この右サイド席だと、ちょうど亀井・田中ファミリーの横顔を見ながら演奏を聴く、ということになって、ふだんなかなかそういうことがないから、ちょっと面白かった。鼻の形、とかね、凝視しちゃった。長唄がよくわからない(いや、ほとんどわからない)こともあって、謡とお囃子は楽しんだかなぁぁ。勿体ないけど。

 こういう機会でもないと増上寺に足を踏み入れることもなかっただろうし、ひたすら眼福眼福で、菊ちゃんに早く歌舞伎座で会いたいでっす。

 ・・・そうしたら、今日、このチケットを取ってくれた友人からメール! 菊ちゃんを国立劇場(文楽)で目撃したらしい。うっきゃー。

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コメント

きびだんごさんの日記を拝見して「あ~、天女のような菊之助君を観たかったわ~」と・・
音羽会からのお便りをあんなに心待ちにしていたのに、都合がつかないことがわかって断念しました。
菊之助君って白のイメージがありますよね。
清らかな女方と言ったら、菊ちゃんの右に出る人はいないと思っておりまする!(^^)!

投稿: 尚花 | 2009.09.12 20:20

あ、私の知り合いは、文楽を見に行って松也くんを発見したと報告して来ました!
うーん、歌舞伎を休んでる時期って、ねらい目?(爆)

昼の部を見た師匠が「人目でその筋とわかる女性がいっぱいいた」といってたんですが…そりゃぁ藤間宗家のお客じゃないですか?と(笑)夜はオシゴトだから昼に集中したんでしょうか?

演舞場では…あえますかねーダメかなー
思いっきりすれ違いそうな気がするー

投稿: 猫並 | 2009.09.13 00:48

尚花さま
尚花さんは昼の部にお見えなのかしら、と思っていましたのに、それは残念でしたね。察するにあまりあります。
そう、「清らかな女方」! 同意同意。
同じ「白」のイメージの役でも、役者さんによってその白の色が微妙に違うとしたら、菊ちゃんはいちばんピュアな「白」じゃないかな、と。それはこの先もずっと変わらないのかもしれませんね。

投稿: きびだんご | 2009.09.13 09:49

猫並さま
夜の部の方が、さらに雰囲気があったかな、とも思いつつ。
まあ、チビッコな私は、前の人の頭に邪魔されたりしないだけ、サイド席でも1列目でよかったと思うことにします(左右は一人客ばかりでしたが、真横の人が幕間にけっこうお喋りなのに、私には話しかけてこないところが、「寄せ付けないオーラ」でも出てたかと、おかしかったです。いや、幸いだったんですが)。
演舞場もたぶん、「惜しいっ」というすれ違いでしょうかねぇ。妙な楽しみになってしまったかも。ちなみに来月の歌舞伎座は、今のところ土日コースです。

投稿: きびだんご | 2009.09.13 09:57

やっぱり、これ、いらっしゃってましたね。
菊ちゃんの白は、まったく同感。そういえば、寺島しのぶさんも、意外と白のイメージがあるなあ。

亀井・田中ファミリーの鼻の形とか凝視したって、吹き出してしまいました。でも、凝視したくなる気持ち、わかるわかる。

投稿: SwingingFujisan | 2009.09.17 22:44

なんと、15:00の回にいらしてましたか!
わたしも行ってました~。

反対側の後ろの方におりました。
もう、舞台を見るにはちょっとね、という席だったので、ひたすら耳で!と思ったのですが、本道の音響に三味線・長唄はきびしいです。
お謡はよかったですけどねぇ。

菊ちゃんの出は、バッチリ見えたので、それが救いでしたw。

佐太郎先生の太鼓は、ほんと、すばらしかったです。あのブレなさは、なんなんだろう? やはり、修行の賜物としか言いようがないのでしょう。

投稿: おまさ | 2009.09.18 16:40

SwingingFujisanさま
会社を休んで見に行ったしわ寄せが今週来ていて、あせって仕事してました。お返事が遅くなってごめんなさい。
菊ちゃん、8月9月は舞台はお休みですから、貴重な機会でした。それを逃さず見に行けて、ラッキー。
でも、三響會の公演なのに、肝心のお囃子のことをほとんど書いてないなんて、鼻の形でもあるまい・・・と、反省しきりでもあるのです。ま、何かを書けるほど「お囃子」はわかってはない、ってことで。

投稿: きびだんご | 2009.09.19 00:57

おまささま
なんとまあ、同じく15:00の回でしたか。
なぜか、おまささんとはバッタリが多いですよね。今回は同じ場にいながら、でしたけれど。
左サイドでしたら、ほんと菊ちゃんの出はバッチリ!!! あ~、あっちの人が羨ましい、と思って見てました。
わからないなりに、長唄・三味線が・・・と思ったのは、やはり音響もあったのでしょうか。私の席からは特に佐太郎さんの手元がバッチリ見えて、なんだか吸い寄せられるようにそちらばかり見てしまいました。

投稿: きびだんご | 2009.09.19 01:02

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