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2009.09.26

映画の試写会(監督、市長付き)

9月26日(土) 「ヴィヨンの妻」三鷹試写会 19:00~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

根岸吉太郎監督・舞台挨拶、「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」上映

 10月10日からの上映に先立ち、太宰ゆかりの地での特別試写会。一応、地元在住者90名、財団友の会会員90名という枠があった(往復ハガキで応募)。どっちでもいいや、と思っているのには当たる、というお約束にて、めでたく行ってきましたよー。

 昼間、仕事だったので、間に合わなくて三鷹駅からタクシー、なんてことになったら、試写会に当たった意味がない、と危惧していたら、早じまいできてラッキー! 中央線も休日ダイヤで速いし・・・結局、のんびり芸術文化センターまで歩いたのでした。

Villon で、入口で当選ハガキと引き換えに立派なパンフレットをもらい、そして「監督の舞台挨拶がございます」とのことで。舞台上にはモントリオール映画祭「監督賞」のトロフィーが飾られていた。

 舞台挨拶では、監督が、昼間、太宰のお墓のある禅林寺に行って太宰と話した、などなどと。司会者の質問に答え、そして三鷹市長からの花束贈呈。市長は女性なんだけど、明るめのワンピースだったのが、「市長」っぽくなくて、土曜日だから?なんて思ったりも。

 映画については、松たか子と浅野忠信が出演する、ということくらいしか知らなかった。開演を待つ間にパンフレットを読んで、あら、堤真一や妻夫木聡、ヒロスエが出てるのか、と。

 私は浅野忠信をほとんど見ていないのだけれど、髭面のイメージがあった。この映画ではむしろツルンと綺麗な顔で、破滅的な作家・大谷役=太宰のイメージが、ああ確かに、という感じ。生きるのも死ぬのも怖い、という大谷(太宰)の雰囲気がよかった。けど、それを見ていたら、太宰は好きじゃない・・・と、ずっと思い続けていた自分を認識しちゃった。

 その妻・佐知が松たか子。少し、わからない役、かな。わからなさゆえに、見終わってからあれこれ考えてしまうのだと思う。

 確か時代は昭和21年。今日、私が仕事で読んでいたのが、ドナルド・キーン氏の新著で、真珠湾の前後から昭和21年くらいまでの作家の日記を題材にしたもの。昼間どっぷりその時代の空気に浸っていたので、あらあら、と不思議な符合に驚いた。といっても映画では、そういう「時代の苦悩」のようなものはなくて、進駐軍兵士と女性に、ちょっと時代を感じるくらいかな。

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コメント

一昨日、見てきました。
意外と面白かったです。妻夫木クンに堤真一さんが出ているのは私も知りませんでした。私は松たか子さんにかなり思い入れをして見ました
大谷みたいな男は、フィクションの世界では面白いけれど、現実にはいてほしくない

時代の苦悩というよりは、時代の活気を私は感じました。ああいう時代にとにもかくにも生きていかなくてはならなかった人たちの呼吸を感じたというのかな…。

投稿: SwingingFujisan | 2009.11.04 12:27

SwingingFujisanさま
わーい、コメントありがとうございます。
ほんとに実際に大谷みたいな男がいたら・・・
私は正直言うと、松たか子がちょっと苦手なのです。
あ、苦手というほど強くはないか。
太宰だって決して好きじゃない。だけど、妙に気になる存在、なのかもしれません。
寺島しのぶも太宰ものの映画に出演してるんですよね。
「時代の苦悩」については、全くもって直前まで見ていたドナルド・キーンの新著の影響です

投稿: きびだんご | 2009.11.04 17:18

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