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2009.09.08

名作と新作と:文楽9月公演 その1

9月6日(日) 第2部 15:00~ 於・国立劇場小劇場

伊賀越道中双六 沼津の段」綱大夫・清二郎、清馗/住大夫・錦糸、龍爾(胡弓)//簑助(十兵衛)、勘十郎(平作)、紋寿(お米)ほか 「艶容女舞衣 酒屋の段」英大夫・団七/嶋大夫・清友//文雀(お園)、玉女(宗岸)、玉輝(舅半兵衛)ほか (13列右ブロック)

 あぜくら会発売の初日に買ったのだけれど、先にweb松竹で「蛮幽鬼」を、と思ったものだから10時を少し過ぎてからアクセス。そうしたら13列でどっひゃー・・・。日曜だし、やはり人気なのねぇ。その後、この2部だけ全部×マークだったことは以前報告したっけ。9月に入ってから見てみたら、その×マークがけっこう取れていて、国立劇場チケットの復活タイミングって!? と首をひねっている。研究(笑)の余地ありだなー。

 友人たちを誘っての観劇だから、やはりこの第2部を逃す手はありますまい。テンペストはあまりにチャレンジャーだもの。そして結果的には特に浄瑠璃を堪能いたしました!

 最近はわりとセンターか左ブロックから見ていたようで、右ブロックの後方から見るのは久しぶりの気がした。ここだと床の大夫さんを横から見る感じで、それはそれでとても面白かった。というのも、沼津と酒屋、それぞれの切の住大夫さん、嶋大夫さんの語るスタイルが全く違うのが、よっくわかったから。特に「酒屋」では人形の動きが少ないものだから、それもあって、ついつい語りながら身体を動かし顔をぬぐいする嶋大夫さんに目がいってしまった。対して住大夫さんは、ほんとどーっしり。

 そしてなぜか住大夫さんだと になってしまうことが多い私なのに、すっかり聞きほれたのでありました。人間国宝の芸を聞くとかってことじゃなく、ゆったりした気持ちでその世界に浸っていたような気がする。

 「酒屋」はやはり文雀さんの遣うお園。一人での見せ場「今頃は半七さん~」は今も姿が思い浮かぶ。・・・しかしなぁ、現代だと「そんなところで一日だって我慢することないわよ、お園ちゃん」みたいな話でして。

 2つの演目、どちらも面白くみたのだけれど、時にふっと意識がなくなったりしそうで、それを頑張っていたら、終わったとたんにちょいと頭痛がしてしまったという・・・。でも、リピートしてもいいくらい、さすが売れ行きだけのことはある、と思いもしたのだった。

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