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2009.10.24

グズグズなのに感動する落語会

10月23日(金) 「市馬・喬太郎 ふたりのビックショー」 18:45~ 於・練馬文化センター小ホール

開口一番(市也・出来心)、寒空はだか(漫談)、喬太郎・中華屋開店--仲入り--「市馬ご愛顧30年 口上」、寿三十年舞姿・九段の母(さん弥)、市馬・淀五郎

 先週金曜からの怒濤の落語週間も、これで一段落。大阪からのSさんとロビーで喋っていたら、京都からいらした人に会うわ、先週の金曜に人形町でたまたま隣だった人にも会うわ。そんな練馬、なのでした。

 二人会と言いながら、今年は「ご愛顧30年」と銘打った会が続く市馬師匠だから、比重は均等ではないのかな・・・と、喬太郎さんがみずからトリを引き立てたのかと思える、グダグダの果てしないマクラと新作・中華屋開店。私はこういう高座だけ抜き出せば、決して好きではないのだけれど、この会として考えれば、喬太郎らしさもまた感じさせるものだった。「もっと楽にいこうよ」と言ってあげたいくらい。

 口上ははだかちゃんが司会で、でも最後は3人で漫談みたいな感じもあり。・・・みんな歌えるんだから、ボーイズに挑戦してみては(笑)。

 困ったのはさん弥くんの踊り。こういうのを入れちゃうのが、ミックス寄席、M’sの加藤さんなんだけどね。でもまじで苦痛であった。

 というようなグダグダを、きゅっと引き締めた「淀五郎」。仮名手本忠臣蔵の判官に抜擢された沢村淀五郎(門閥外。急ぎ名題に昇進)と、座頭・團蔵、そして中村仲蔵。芸とは、了見とは、・・・節目にふさわしい噺だったと思う。なんか、噺の内容とは別のところで感動しちゃったりして。もちろん、師匠の歌舞伎ネタは面白いんだけども。そして、ああもう1週間ちょっとで、歌舞伎座にかかるのよ~、忠臣蔵、と思いつつ。

 市馬、喬太郎、この2人だからこその「化学反応」を、また楽しみにしたいと思う。

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