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2009.10.20

そして4匹目の狐は、高座上にいたのか

10月19日(月) 「柳亭市馬・立川談春 二人会」 19:00~ 於・練馬文化センター小ホール

 市楽・桑名船、談春・お札はがし--仲入り--鶴瓶・オールウェズ お母ちゃんの笑顔、市馬・らくだ

 そもそもこの日は「立川談志独演会 ゲスト柳亭市馬」の会だった。それが家元の「年内休養」により、二人会しかもスペシャルゲストに鶴瓶さん、という「あらまっ」な会となった。私は「談志を聞きたい」という知人と一緒に行くことにしていて、変更となっても、払い戻しせず、そのまま。先週金曜の落語集と同じく、後ろの方から暢気に聞く。こういう場所の方が好きだなぁ。

 前にも書いたように、金土日と連続で「狐」が登場する舞台だったので、さて月曜はどうなのか!?

 ネタを見ると「残念でした。動物はらくだじゃん」なんだけど、実は市楽くんの「桑名船」の中で、講釈師が語るめちゃくちゃな講談に、初音の鼓だの葛の葉だののクダリがピョコっと出て来るのでした。こんなところでクスリとするのは、さすがにあまりいなかったでしょう。どこに笑いのツボがあるかわかんないね。

 金曜に続き、市楽くんの成長を感じた。市馬師匠の弟子らしさも。

 問題は談春さん、かなあ。チケットが取りにくい噺家ベスト3には入るであろう人気者。でも、「お札はがし」は私にはあまり・・・。こういう時、ほんとに好みとか相性とかとしか言えないな、と思う。この日、私と全く逆の感想を持った人も多い(その方が客層からは多い?)と思うし。

 鶴瓶さんがマクラで「楽屋に談春の弟子が3人いて、何を聞いて弟子入りを決めたのかと聞いたら『包丁』『九州吹き流し』『髪結新三』。市馬の弟子が1人いてこっちは『牛ほめ』」と言ったので、大受け(自分の弟子のことが続く)。ホントの話かどうかはともかく、けっこうこれは本質をついてるんじゃないかしら。そういうことなのよ、きっと。

 「らくだ」。以前は屑屋の久さんの酔いっぷりとか豹変ぶりなんかがおかしかったんだけど、今回はそんな久さんの抱える鬱屈が浮かび上がってたように思う。しかし、らくだは落合の焼き場へ行くところからサゲまでが、あまり面白くないのが困ったもんだねー。

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