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2010.01.24

アンソロジーの楽しみ

 

 先週、電車の中であっという間に読んだ本。著者の北村氏は、もう長らく新刊の出ていない円紫さんシリーズなどで、妙に「知識欲」というか読書欲がかきたてられる作家なんだけど、それゆえに、好みが分かれそうな感じではある。

 これは朝日カルチャーセンターでの全3回の講座をまとめたもので、様々に興味が広がり面白く読めた。カルチャーセンターであるから、受講生の「マイ・アンソロジー」も入れてあり、何を収録するか、どんな順番で、と見ていくと、選者「その人」が浮かんできそう。

 といっても、自分ではとてもアンソロジーなんて考えもつかないな。読書量は限りなく落ちてるし。・・・でも、少しだけでもそんなことを考えてみるのも、新たな広がりという気はしてきた。自分は子どもの頃、どんな本を読んでいたのか、というところからスタートしてみるのも新鮮かも(第1回「アンソロジーは選者そのもの」にそんな質問がされている)。

 新書の担当者(男性)が、歌舞伎、特に海老蔵ファンとのことで、その人のアンソロジー:いつか来る13代目團十郎襲名披露興行が昼の部、夜の部、と作ってあるのがまた楽しい。なるほど、こんな「マイ・アンソロジー」もあるのね。

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