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2010.02.04

本は買ってないけど、出版記念落語会へ

2月3日(水) 「吉川潮『戦後落語史』(新潮新書)刊行記念落語会」 19:00~ 於・紀伊國屋サザンシアター

対談/吉川潮 立川志らく (司会)春風亭勢朝 落語/志らく・文七元結

 友人ルートでお誘いがあったので、立川流のファンを誘って行ってきた。意外にも満員ではなかったね。12月の山口晃氏の時の方が、サインをしてもらうための本を買う人の列なんかが長かった。

 生憎、この新書は手に取ってもいない・・・。ちょうど忙しくしていた時期だからか(と言い訳)。今や落語本バブルだしねー。

 対談は、四天王:柳朝、談志、円楽、志ん朝のことを中心に。だから(?)柳朝の弟子だった勢朝さんが司会だったのか。ま、司会とか対談相手がいなくても、吉川潮さんがいろいろ喋ったとは思うけど。

 円楽さんといえば人情噺、というイメージだけれど、昔は短めの滑稽噺ですごく笑わせた人だったのだそう。また、そういう噺の方が難しい(と、志らくさんに振られて、確かに、と。人情噺は普通にすれば泣いてくれるんだって)。だけど、円楽さんは落語協会を離脱して後、寄席でなく地方での興行がメインになると、トリには短い噺はかけられずどうしても大ネタの人情噺が求められ、そういうふうになっていったという。

 伝統芸能の世界と、(そういう分裂の元となった)近代的合理性への対応・・・基本的に相容れないものがあるよなぁと、つい相撲界の「選挙」なんてのを思い浮かべたりした。

 落語は、「四天王の全員がやっているネタ」とのことで、殆どマクラもなく「文七元結」。おやまあ、なんとなく志らくさんのイメージではない噺のように思ってた。志らく流のスピード感とか、ギャグはいつもの通り。からっとした文七も、なかなか面白いのでした。

 

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