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2010.03.09

久しぶりの歌舞伎を堪能

3月8日(月) 「御名残三月大歌舞伎 第2部」 14:30~

「菅原伝授手習鑑 筆法伝授」仁左衛門(菅丞相)、魁春(園生の前)、芝雀(戸浪)、歌昇(梅王丸)、東蔵(左中弁希世)、梅玉(武部源蔵)ほか 「弁天娘女男白浪」菊五郎(弁天小僧)、吉右衛門(南郷力丸)、左團次(忠信利平)、菊之助(倅宗之助)、團蔵(鳶頭)、東蔵(浜松屋幸兵衛)、梅玉(赤星十三郎)、幸四郎(日本駄右衛門)ほか

 はぁぁ、とにもかくにも久しぶりの歌舞伎なのです。いま、よくよく考えれば(というか手帳を見たら)、2月9日に3階席から昼夜見ることにしてチケットを確保してました。ところが10日〆の仕事で動きが取れず、知人に譲って自宅であせって仕事をしていたら「母急病 至急帰れ」との連絡が。ひぃぃ、と言いつつ、それでも新幹線の中で仕事してた私(途中で寝なかったのは初めてかも)。ま、後から考えれば、連絡にすぐに対応できたし、歌舞伎座じゃなく家にいてよかったんだと思うことに。

 それから1ヶ月。なんとか落ち着いて歌舞伎を見ることができるようになりました。ホッ。お芝居を見ることのできるシアワセよ・・・というところ。 第2部は、菅原伝授手習鑑の中では上演されることの少ない「筆法伝授」と、豪華顔ぶれの「弁天小僧」という組み合わせ。なかなかいいバランスなんじゃないかしら。

 この日、一番私の記憶に残ったのは、玉島逸当に男と見破られた後の弁天小僧である。台詞のない、視線とちょっとした動きの中に、その時の弁天小僧の心理が凝縮されていて、なんというか、ほんとに時間が止まり全ての音が消えたみたいに感じられた。それまでは、「お嬢様」と言われてもねぇ・・・みたいな部分もあったんだけど、ここからは一気に菊五郎ワールドに突入してしまった私でした。

 稲瀬川勢揃いは、ほんとに豪華絢爛、お腹いっぱい(笑)。吉右衛門・南郷は、浜松屋ではちょっと立派すぎる感じに見えたけど(私の先入観?)、その立派さは稲瀬川では輝いてたわー。でも、いつもこの場にくると、「捕り方はなんで後ろでじっと待ってんだ、とっとと捕まえればいいじゃないか」という落語のくすぐりを思い出して笑ってしまうのでした。

 「筆法伝授」を見ると、なるほど「寺子屋」がよくわかるわね。2部は東蔵さんが大活躍なのでした。15分の休憩ののち今度は浜松屋の主人で出てきたときには、あっら~、な感じだった。仁左衛門さんはあまり台詞がなくて、だからこそ存在感で圧倒してるというか・・・。そして、こういう役のときの魁春さんがすごく好きだなぁと思う私。正直、戸浪がちょっとイメージじゃなかった部分もあるけど、でも面白かったなぁ。菅秀才役の子も、顔が綺麗で客席の空気をぎゅっとつかんでました。

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コメント

なんとか落ち着いて歌舞伎を見られるように・・ということは、お母さまのお加減が良くなられたということかしら。
東京と岡山を行ったり来たり・・心身共にお疲れなのではと心配です。
どうぞご自愛くださいね。
久し振りに歌舞伎を堪能されて、何よりの息抜きになったことと思います。
私の第二部観劇は少し先なのですが、きびだんごさんと同じく菊五郎ワールドに突入!できますように!(^^)!

投稿: 尚花 | 2010.03.10 10:37

尚花さま
どうもありがとうございます。母は年齢が年齢ですので徐々にしか回復はしませんが、それでも医師も驚く生命力 私も実家では規則正しい早寝早起き生活でむしろ健康かも・・・ふだんののんべんだらりを、ちょっとだけ反省してます。
いよいよ現・歌舞伎座も今月来月を残すのみ。そのお祭りに加われて嬉しいです。昨夜、明日の第1部、3階1列が戻ってたのをポチっとできたので、また行ってきまーす。

投稿: きびだんご | 2010.03.10 18:39

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