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2010.03.11

「座・高円寺」に初めて行った

3月10日(水) 「富士見町アパートメント Aプログラム」 14:00~ 於・座・高円寺1

 演出/鈴木裕美 「魔女の夜」作/蓬莱竜太 出演/山口紗弥加、明星真由美 「海へ」作/赤堀雅秋 出演/井之上隆志、入江雅人、清水宏、遠藤留奈、久保酎吉

 全く同じ舞台装置(富士見町アパートメントの一室)を使って、4人の作家が競作、ということになるのかな。それぞれの話に関連はない。どれも1時間程度。直前に見に行くことにしたので、時間が合ったAプロの方を。Bプロの作者は、鄭義信とマキノノゾミだから、もうちょっと軽い雰囲気なのかもしれない(全くの想像)。

 何はともあれ、初めての劇場である。まだ開場から1年くらいかな。こけら落としの「化粧」(渡辺美佐子)は、ちょっと見たかった。あ、館長が斎藤憐、芸術監督は佐藤信。3つのホールにカフェやギャラリーもあって、なかなか気持ちいい空間でした。なんかねぇ、「地域に開かれた劇場」という感じよ。ガード沿いの道路からすっと入りやすい。さすが高円寺。

 さて、お芝居。「魔女の夜」は人気女優(山口)と、そのマネージャー(明星)の二人芝居。私のちょっと苦手な類の、女同士の葛藤といいますか・・・(と、簡単にまとめるような話じゃないけどね)。すんごい孤独感しか残らないかも。ミステリー仕立てなんだけど、女優とマネージャーという設定がどうもねぇ。でも、こんな「普通」の「孤独な」女を演じる明星真由美を初めて見た。やっぱり実力派!

 「海へ」はほぼ男の会話の世界。15分の休憩の間に、全く何もなくて殺風景だった部屋から一転、ゴミが散乱し、洗濯物も室内にいっぱいぶら下がっているようなぐちゃぐちゃな部屋に。どうやら部屋の主は自殺し、その片付けのために一卵性双生児の弟と、同級生の男2人が喪服のまま訪れている・・・んだけれども、どうもそんなに悲しんでいるふうじゃないし、エロ方向へいっちゃうし。ま、実は人間ってそんなものなのかもなー。

 どちらもシンプルな舞台だから、役者の力がよくわかって、そういう点では見応えがあった。ま、たまにはこんな「?」が飛ぶようなのを見ないと、ツマラン・・・と思うことにしよう(笑)。

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