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2010.05.12

めざすは助六の水入り

5月9日(日) 「五月花形歌舞伎 夜の部」 16:30~ 於・新橋演舞場

熊谷陣屋」染五郎(熊谷直実)、海老蔵(源義経)、七之助(相模)、松也(藤の方)、亀三郎(堤軍次)歌六(弥陀六)ほか 「うかれ坊主」松緑 「助六由縁江戸桜」海老蔵(助六)、福助(揚巻)、染五郎(白酒売)、松緑(くわんぺら門兵衛)、亀三郎(福山かつぎ)、歌六(意休)、秀太郎(曽我満江)ほか

 たまーに、日曜日に歌舞伎(文楽なども)を見に行くときは、友人たちとの観劇後の酒宴つき企画。諸般の事情により、かなり間があいて、久しぶりに4人集合とあいなった。見に行く劇場を選ぶのは私のことが多いけど、有名な(見ておくといいかなという)作品で、かつ、綺麗な人が出演する、というのが絶対条件かなぁ。という意味では、今月の演舞場などはピッタリではありますまいか。
 しかも、メンバーの一人が福助さんのご贔屓さんと懇意ならしく、そちらルートでチケットも頼めるから世話いらず。私のアタマの中では、助六助六で・・・後の演目はあんまり意識してなかったのだワ。

 「熊谷陣屋」を見ながら、やっぱり先月の吉右衛門・直実を思い浮かべてた。ふとしたところに、幸四郎、吉右衛門の雰囲気が感じられるのよね~。これからだんだん、そんな役どころが多くなっていくのかしらん。七之助にも、勘三郎の面影が。まさに、そういう御曹司たちが、あえて4月の歌舞伎座に続けてここでかけてる「熊谷」(と、昼の部の「寺子屋」)なのでしょう。私のななめ前の人が、かなり泣いてたな

 「うかれ坊主」では、清元延寿太夫さんの日焼け顔が見えず・・・。そういうこともあるんだねぇ。

 さて「助六」。左團次さんの口上で始まる。って、実はもはやあんまりよく覚えてないのです。並び傾城に、あっ芝のぶちゃん そして海老蔵・助六の美しさを堪能する。でも、時々せりふのスピードが緩急つきすぎでは、なんて思ってみたり。ちょいと神経質っぽい助六さんに見えちゃう。
 通人は猿弥さん。肉食男子と草食男子で笑わせる。やっぱり猿弥、市蔵あたりは、こちらもゆったり楽しめる。そういえば股くぐりの時に頭に載せる家紋入りの布(袱紗?)が、染五郎さんの時になかなか取り出せないハプニングがあった。「確かにここに入れたんでございますよ」なんて探りながらのアドリブが。

 福助の揚巻は、水入りの場での啖呵がすっごくよかったなぁ。それまでは、どうしても姉さん女房的な雰囲気を、勝手に感じてたんだけれども。ちょうど見に行く前日、8日の東京新聞夕刊に、大きくインタビュー記事が出ていたのでした。・・・でも、いずれまた、海老蔵-菊之助コンビでの助六を見たいよ。

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コメント

あらまあ、すれ違い!
9日は昼の部を観てきました。
夜の部は23日に行く予定です。
並び傾城に芝のぶさんなんですね、楽しみ楽しみ!
なかなかじっくり拝見する機会がないんですもの。
助六、海老菊で観たいですよね~
あの二人が並ぶだけで眼福!
それだけでシアワセになっちゃう(笑)

投稿: 尚花 | 2010.05.13 10:14

尚花さま
あらまっ、同じ日の昼と夜でしたか。音羽屋が東京にいないので、気分的にはボンヤリ予定に入れてた、という感じなんですよ。
昼の部の松也くんはどうだったでしょう。藤の方に園生の前なんて、ちょっと可哀想な配役・・・。
それはともかく。23日、お楽しみに でも、ほんと海老菊の助六を見たいです。実現したら通っちゃうわよ

投稿: きびだんご | 2010.05.13 23:06

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